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2019.04.15-05.07 ぬま大学第5期受講生募集

ぬま大学第5期生募集チラシ

「やりたい」をかたちにする半年間の実践塾“ぬま大学”の第5期受講生を募集いたします!

ぬま大学とは?
あなたの「やりたい」をかたちにする半年間の実践塾です。仲間と一緒に、6回の講義を通して、自分が気仙沼で実行するプラン(=マイプラン)をつくりあげていきます。
期間中は、地域で活動している先輩や同世代とつながり、小さなチャレンジをくり返しながら、「私は気仙沼でこうやって生きていきたい」という”自分のありたい姿”と、それを実現するためのマイプラン作成に取り組んでいきます。
【自分を知る・地域とつながる】ことを大切にし、あなたと気仙沼、互いにわくわくがうまれるマイプランの作成を目指します。

《ポイント》

  • たくさんの出会いとつながり
    市内外の地域で活動する先輩や、同じ悩み・想いをもつ仲間と出会うことができます。目標に向かって一緒にがんばった仲間は、”一生モノ”です。
  • 心強いサポート体制
    受講生一人一人にコーディネーターという応援者がつき、マイプラン作成の過程を手厚くサポート。卒業後ももちろん、活動をサポートします!
  • 「好き」からはじめるマイプランづくり
    新しいことでなくても、すでにやっていることでも大丈夫。好きなこと・楽しいことを突きつめる、もしくはそれを探すところからはじめませんか?

 
「ぬま大学って何するの?」
「ぬま大学ってどんな人が参加してるの?」
“ぬま大学”を詳しく知りたい方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。
過去ぬま大学受講生の紹介、過去の活動レポートを公開中です!
→“ぬま大学”公式サイトはこちら

※ぬま大学説明会を4月24日(水)に開催いたします。
詳しくは、こちらをご覧ください。

【ぬま大学でやること】

  • 対話の時間
    一緒に受講する仲間やコーディネーターと話したり、相手の話を聞くことを通して、自分の想いを探っていきます。
  • 先輩の話を聞く
    地域で活動している先輩やぬま大学卒業生からお話を聞いたり、相談したり、アドバイスをもらいます。
  • フィールドワーク
    地域をフィールドにして遊ぶ、地域の人とお話をするなど、地域の魅力や課題を探しに出かけていきます。

【募集要項】

  • 募集期間:2019年4月15日(月)~5月7日(火)
  • 応募フォーム:下記【関連ファイル】から取得してください
  • 応募条件:「ぬま大学」の全6回のカリキュラム(チラシ参照)に参加できる方
  • 対象:10~30代
  • 受講料:無料
  • 募集人員:10名
  • 選考方法:応募書類による選考を行い、受講生を決定します

【申込方法】

  • 提出物:エントリーシートを下記申込先に郵送・持参・メールにて提出
  • 申込期限:5月7日(火)必着
    申込書類は選考にのみ使用いたします。
    申込書類は返却いたしませんのであらかじめご了承ください。
  • 郵送先・持参:〒988-8051 宮城県気仙沼市八日町一丁目1番1号
           気仙沼市地域づくり推進課 担い手育成支援事業担当
    メールアドレス:info@numa-ninaite.com

【関連ファイル】

ぬま塾 vol.27

ぬま塾 vol.27

2019年3月27日(水)に、第27回ぬま塾を開催しました。
第27回のゲストは、株式会社みらい造船の代表取締役社長 木戸浦健歓さんです。

「海から見たら、気仙沼は大都会」
第25回のゲスト、勝倉さんがおっしゃっていました。
きっとそれは、造船会社である”株式会社みらい造船”さんの存在も大きいのではないでしょうか?

港町、気仙沼の漁船を支える、造船会社さん。
この日は、その代表取締役社長である、木戸浦健歓さんにお話を伺いました。

ぬま塾 vol.27

参加者は23名。この日は、株式会社みらい造船さんの若手社員さんが、社長のお話を聞きに、たくさん参加してくださいました。

講話

ぬま塾 vol.27

ここでは講話のポイントをいくつかご紹介します。

  • アメリカ・メイン州の学校に通い、ヨットデザインを学んだ。卒業直前にファイナルプロジェクト(卒業研究のようなもの)としてヨットの設計に取り組んだ。1週間の睡眠時間が20時間という過酷な状況の中で、ある日偶然テレビをつけたらやっていたのが「アメリカズカップ」だった。その時に、すごくかじりついてテレビを見ていたのを覚えている。心身の疲れがピークの状態で、「すごくかっこいい。この仕事をやりたい」と思った。うまく表現できないが、初恋のようなもので、条件抜きでビビッときた。それが、25歳で初めて将来やりたいことが見つかった瞬間だった。
  • アメリカのヨット制作会社で働き、日本へ帰国。船に関わる仕事をしようと、大手・中小の造船会社に片っ端からエントリーをしたものの、造船不況の時代だったため、どこにも雇ってもらえなかった。就職先が見つからず、母親が勧めてきた会社にエントリーをし、脈略も何もない東京の画廊で働くことになった。船もアメリカズカップも全く関係なく無気力で、ただ働きたいという思いだけで勤めることになった。
  • 画廊では、役員秘書として社長の鞄持ちをしていた。週に数回、社長を東京駅まで送る仕事があったが、その道中でヨットをモチーフにしてつくられた建物、東京国際フォーラムの横を通り過ぎていた。毎回この建物を見る度に、「僕がやりたかったのは、この仕事ではなかったのでないか」という思いが少しずつ大きくなっていった。画廊に勤めて1年半が経ち、意を決してもう一度船の世界に戻ろうと思った。
  • もともと知り合いだった兵庫県姫路にあるヨットデザイン会社の方(松本さん)に連絡をした。「松本さんのところで働きたい」と伝えたところ、「ひとりでやっている会社だから給料は出せない」と言われて、一度考え直した。一方で画廊の社長に「会社をやめたい」という話をしたところ、「英語を活かして、ベルギーでダイヤモンドの買い付けの仕事をしないか」と誘われた。おもしろそうだなと思ったものの、自分は船の仕事がしたいんだと思い直し、再び松本さんに連絡をした。すると、静岡県御殿場市にある、これから船の製造を開始しようとしていた会社を紹介された。そこでの仕事がまさに、アメリカズカップに参加する日本チーム(ニッポンチャレンジ)の船をつくるという仕事だった。
  • その会社に入社して、ニッポンチャレンジの船の製造・構造設計に携わった。静岡県御殿場市では製造・構造設計を行い、神奈川県横浜市磯子で船の製造を、オーストラリア・ナウラへ出向しマストの製造の現地マネージャーを勤め、最後にはアメリカズカップ開催地のニュージーランド・オークランドでメンテナンスクルーのお手伝いをした。
  • 2002年、ニッポンチャレンジがアメリカズカップの出場を辞退することになった。それをきっかけに「自分はこのままこの会社で船造りを追求するのか?」と、自分に問いかけるようになった。アメリカズカップの船を造るという仕事は、知識も技術も最先端で、デザイン、製造設計など各業界のトップの人たちが関わっている。その世界に自分は全く太刀打ちできなかった。「自分がここで太刀打ちできるようになるのは何十年後なんだろう?自分は何ができるんだろう?」ということを考えた。そして、今まで誰もやっていないであろう、“ニッポンチャレンジを立ち上げる”ということに自分の力を注ぎたいと思った。そのために必要となる基礎的な部分を身に付けたいと思うようになった。
  • 2002年に退社。そのタイミングで知り合いに声をかけられ、アメリカ・ニューヨークで新しい会社を立ち上げるお手伝いをすることになった。今後ニッポンチャレンジを1から立ち上げる為に必要となる、プロジェクトを0→1で立ち上げる経験ができるチャンスだと思い、2つ返事で引き受けた。
  • 何もないところから、会社、プロジェクトを立ち上げ、ある程度のところまで拡大させるという一巡の流れを学ぶことができた為、日本に戻って自分が本当にやりたい「アメリカズカップ、ヨットレース」に関わる仕事をしようと思った。その現場として、実家である「木戸浦造船」で船の製造に関わろうと思いつき、高校を卒業してから初めて気仙沼に戻ってきた。
  • 今の夢は、アメリカズカップ、SAILGP、Volvo Ocean Race、この3大レースを気仙沼でやること。理由は私が好きだから、やりたいから。さらに言うと、たくさんの人が楽しい気分になるスポーツだと思うので、開催することで人を幸せにできると思う。また、世界のトップレベルの人と接する機会は貴重である。自分の夢を気仙沼でやる理由は、気仙沼でできれば日本国中で夢を実現できる可能性があるということだから。原動力は、お金ではなく、自分の心の中にあるものである。
グループトーク

ぬま塾 vol.27

先輩のお話を聞いた後は、同じテーブルに座っている参加者同士で、お話を聞いた感想を共有しました。
実際にみらい造船さんで働かれている社員さんから、リアルな造船現場のお話を聞くことができて楽しかった!という声も。

参加者のこえ

最後に、参加者のみなさんの「感想」をご紹介します。

《感想》

  • 夢の持ち方、夢を語る姿勢が印象的でした。
  • 社長がとても魅力的な人でした。社長の哲学が本当に刺激になりました。
  • 夢、エネルギー、情熱。木戸浦社長のお話からあふれだしていて、聞いている方がわくわくしてきました。

 
ぬま塾 vol.27

「理由は、私が好きだから、やりたいから。」
今思い描いていらっしゃる”夢”を目指す理由が、すごくシンプルで、心にグサッと刺さりました。
何かをやる理由は、まず単純に「自分がやりたいか、どうか」でいいんだなと、思いました。

社長のお話には、「夢の探し方」のヒントがたくさんちらばっていました。
参加されたみなさんにとっても、ヒントになっていたら嬉しいな、と思う、ぬま塾でした。

次回もお楽しみに〜!!

2019.04.24 ぬま大学第5期説明会

「やりたい」をかたちにする半年間の実践塾「ぬま大学」。今年も第5期を開校します!!
「ぬま大学」では、「気仙沼で何かやってみたい」そんな想いをもつ若者が、約半年間、6回の講義を通して、自分が気仙沼で実行するプラン(=マイプラン)をつくりあげていくプログラムです。
 
そして、第5期生募集開始にあわせて「ぬま大学説明会」を開催します!
「ぬま大学って何するの?」
「ぬま大学ってどんな人が参加してるの?」
「マイプラン?…まだないけど、どうやってつくるの?」
そんな疑問にお答えしま〜す!!!
 
「ぬま大学って、意識たかい系だよね…やりたいこととかないしな…」と思われた、あなた。
意外とそんなことないんですよ~。
自分の好きなこと・興味のあることを振り返り、仲間と一緒に考え、悩み、語り合う場です。
自分の想いを整理してみる・話してみる、なんでも話せる仲間に出会える、あなたの気仙沼生活がもっと楽しくなるかも!?
ちょっと変わりたい。そんな動機からでも大丈夫!
ぜひぜひ、お友達も誘って、説明会に遊びにきてみてください〜!!

*ぬま大学とは?*
ぬま大学は、あなたの「やりたい」をかたちにする半年間の実践塾です。仲間と一緒に、6回の講義を通して、自分が気仙沼で実行するプラン(=マイプラン)をつくりあげていきます。
期間中は、地域で活動している先輩や同世代とつながり、小さなチャレンジをくり返しながら、「私は気仙沼でこうやって生きていきたい」という”自分のありたい姿”と、それを実現するためのマイプラン作成に取り組んでいきます。
【自分を知る・地域とつながる】ことを大切にし、あなたと気仙沼、互いにわくわくがうまれるマイプランの作成を目指します。
 
HPにて、これまでの活動レポートを大公開中!
http://numa-ninaite.com/numauniversity/


『ぬま大学第5期説明会』

<概要>

  • 日にち:2019年4月24日(水)
  • 時間:19:00〜21:00
  • 場所:K-port(気仙沼市港町1-3)
  • 対象:20~30代
  • 参加費:無料
  • 定員:30名
  • 主催:気仙沼市
  • 企画・運営:一般社団法人まるオフィス

<内容>

  • ぬま大学の説明:ぬま大学ってなに?
  • 事例紹介:第4期生とコーディネーターとのパネルディスカッション
    昨年のぬま大学で、半年間かけてマイプランを作ってきた第4期生と、そのチャレンジをとなりで支えたコーディネーターからお話をうかがいます〜!
    <ゲスト>
    織笠 有加里さん(ぬま大学4期生)
    斉藤 祐輔さん(ぬま大学コーディネーター)
  • ワークショップ「マイプランを作ってみよう!」
  • ぬま大学のご紹介・エントリー方法などについて

★終了後には、お時間ある人たちで一緒にご飯を食べにいきましょう〜!

<お申込みについて>

  • 参加申込方法:
    方法1⇒Facebookイベントページにて【参加】をクリックする
    方法2⇒気仙沼市震災復興・企画部 地域づくり推進課へ直接連絡する
    方法3⇒下記、問い合わせフォームより参加申込を行う
  • Facebookイベントページ:4/24 Wed. ぬま大学第5期説明会

ぬまトーーク vol.13

ぬまトーーク vol.13

こんにちは、事務局スタッフの矢野です。
2018年3月7日(木)に開催しました、ぬまトーークvol.13の様子をお届けします!

今回のテーマは「若者×市役所で地域課題解決!?〜ステキな課長たち集めました〜」。
事務局スタッフ待望の、市役所とのコラボレーション企画です!!

市民一人一人の豊かな生活を実現するために、毎日さまざまな課題に取り組まれている市役所のみなさん。
市内の課題と、その現場をたくさん知られている市役所の方と地域で活動している若い人たちがつながる、そのきっかけの場になったら、と思い、事務局スタッフの「やりたい!」を実現させていただきました!笑

ぬまトーークvol.13でやったこと

テーマ「若者×市役所で地域課題解決!?〜ステキな課長たち集めました〜」
19:00 開会
19:15 ゲストトーーク
20:10 ゲストへの質問タイム
20:30 ワークショップ
20:50 クロージング
21:05 終了

参加者は、ゲストを合わせて49名。ぬま塾、ぬまトーーク史上、過去最多の人数です!
「市役所の課長さんのお話が聞きたい」「市役所がどんなことをしているのか知りたい」と、関心をもっている人たちがたくさんいらっしゃることに、事務局スタッフもうれしい&おどろきでした。

ゲストトーーク

ぬまトーーク vol.13

今回のゲストは、事務局スタッフが「お話を聞きたい!」と思った、3人のすてきな課長さん達です。
議会中のとっても忙しいなか、お時間をつくってお越しいただきました!(感謝です…)

  • 観光課長 榊原潤氏
  • 社会福祉課長 遠藤光春氏
  • 震災復興・企画課長 小野寺憲一氏

それぞれの課長さんから、どんな想いで、どんなお仕事をされているのか、ふだんなかなか聞くことができないお話を伺いました。

ぬまトーーク vol.13

観光課長 榊原潤氏
「気仙沼市を世界中の人に知ってもらって、気仙沼に来てもらい、お金を落としてもらって、また来てもらうところまでが“観光”だと思っている。それを実現する為にはどうしたらいいのか、を日々考えているのが、観光課である。」

ぬまトーーク vol.13

社会福祉課長 遠藤光春氏
「社会とのつながりが無くなり、生きづらさを抱えている人たちに、どう地域の居場所をつくってあげられるか、を日々考えている。目指しているのは、地域共生社会。個々人が主体的に地域の中で動くことで、地域が活性化して、住みやすいまちになっていくと考えている。」

ぬまトーーク vol.13

震災復興・企画課長 小野寺憲一氏
「気仙沼で何かが起こせそうな“わくわく感”、わたしもそこに参加したい“キラキラ感”というような、まちの空気感をつくりたいという思いで取り組んでいる。」

ゲストへの質問タイム

ぬまトーーク vol.13

1人10分のゲストトーークでは、全然時間が足りない!
ということで、参加者のみなさんが「もっと話を聞きたい」と思った課長さんのところに集まって、気軽に質問をしながらお話を伺える時間になりました。

ワークショップ

ぬまトーーク vol.13

課長さんのお話をたっぷり聞いた後は、参加者のみなさんに「自分だったら何ができるか」を考えてもらうことに。
付箋に「自分にできること」を書き出していき、3〜4人のグループにわかれてお互いに共有をしました。

参加者のこえ
  • 行政がやっていることをしっかり把握する必要があると思った。課題も自分たちで解決していくことが最終的な目標だと思った。
  • 観光も、人材育成も、社会福祉も、まちを想い、一人一人の“ゆたかさ”をそれぞれの立場で考えていく。分野をこえた人たちと会話ができて良かったです。
  • まちづくりについていろいろな人たちと考えていきたいし、自分も携わりたいと思った。

 
ぬまトーーク vol.13

「もっとたくさん話を聞きたかった!また開催してほしい!」
「市役所のちがう課のお話も聞きたい!」
という、第2回開催のリクエストをたくさんいただきました!

市役所の方も、若い人たちも、「気仙沼をもっといいまちにしたい」という想いは一緒。
こういう機会を通して、お互いがもっともっとつながり、対話をしながら、一緒にこのまち、気仙沼をつくっていけたらすてきだな…
と思った1日でした。
開催できてよかった。事務局スタッフも大満足です。笑

2019.3.27 ぬま塾vol.27 木戸浦健歓氏<株式会社みらい造船 代表取締役社長>

暖かくなったな〜と思ったら、また朝晩めっきり冷えたりと、
季節の移り変わりを感じますね。そして、ついに花粉の季節も到来。。!
マスクが手放せない人も多いかと思います。素敵な春を迎えたいですね!

さて、今年度最後をしめくくるのは、【ぬま塾vol.27】!
今回のゲストは、気仙沼の基幹産業を支える造船業を営む社長さん。震災後、日本でも稀にみる造船業者の合併を行い、これからの気仙沼を盛り上げる企業さんです!

毎回大盛況のぬま塾、ぜひぜひ早めにお申込みください! 

【注意】会場について
今回の会場も、前回と同じく
海の市2階の「□ship」ですよ〜!
お間違えのないように、ご注意ください!!


『ぬま塾vol.27』開催概要

  • ゲスト先輩:木戸浦 健歓さん(株式会社みらい造船 代表取締役社長)
  • 先輩プロフィール:現在49歳。アメリカにあるThe Landing Schoolにてヨットの製造・デザインを学び、そのままアメリカのGold Coast Yacht, incに入社、ヨットの設計に携わる。その後帰国し、静岡にあるヨット製造会社に入社し、国際ヨットレース「アメリカズカップ」用のヨット製造に関わる。2008年にUターンし、家業である木戸浦造船に就職し、その後現職にいたる。
  • 日にち:2019年3月27日(水)
  • 時間:19:00~21:00
  • 場所:□ship(魚市場前7−13 気仙沼海の市2階)
    ※移転前の場所です。
  • コンテンツ:先輩によるお話+参加者同士の感想共有
  • 対象:10~30代(という気持ちの方)
    ※高校生も大歓迎です!
  • 参加費:無料
  • 定員:30名(先着順。定員になり次第締め切りとなりますのであらかじめご了承ください。)
  • 主催:気仙沼市
  • 企画・運営:一般社団法人まるオフィス
  • Facebookイベントページ:ぬま塾 vol.27【ゲスト:株式会社みらい造船 代表取締役社長 木戸浦健歓氏】
  • 参加申込方法:
    方法1⇒Facebookイベントページにて【参加】をクリックする
    方法2⇒気仙沼市震災復興・企画部 地域づくり推進課へ直接連絡する
    方法3⇒下記、問い合わせフォームより参加申込を行う

ぬま塾ビヨンド (vol.26)

ぬま塾 vol.26

こんにちは、地域支援員の小野寺です。

2019年2月14日(木)に開催しました、ぬま塾ビヨンド(ぬま塾第26回)の様子をお伝えします。
今回のゲストは、株式会社インディゴ気仙沼 代表取締役 藤村 さやかさんです。

生まれはアメリカ。震災を機に気仙沼を訪れ、だんなさまと出会われて結婚・出産を機に、気仙沼へ移住。仲間のママさんといっしょに染色工房を立ち上げ、100%天然インディゴによる染色受託や、オリジナル商品の製造販売をされています。さらに「パステル」の栽培に世界で2例目に着手し、ファッション業界から注目を浴びています。

ぬま塾 vol.26

この日の参加者は25名。なんと、半数以上がぬま塾はじめて参加の方でした!
会場では「ストール」など株式会社インディゴ気仙沼で取り扱っている商品を販売してくださいました。
また、この日はバレンタインだったこともあり、インディゴ気仙沼のみなさんから参加者の方に藍を使用したお菓子の「ビスコッティ」と「フィナンシェ」をいただきました。

講話

ぬま塾 vol.26ここでは講話のポイントをいくつかご紹介します。

  • 父がトヨタの子会社のエンジニアをしていた関係で、日本がバブルの時に父が海外駐在員としてミシガン州デトロイトというところにいた。その時に生まれた子どもだった。私が、小学校5年生の3学期に日本の小学校に転校。私たちはアメリカから帰ってきて、「日本の狭い家に住めないよね」ということで父が大きい家を建ててしまったので、父は家のローンに追われていた。
  • 私が大学2年のときに、母ががんを患った。1度、私が高校生の時に同じがんを患っており、寄与歴がすでにあった為、保険金が少ない額だった。
  • 母の医療費を「誰が払うんだろう」となったときに、私は早稲田大学に入学して2年目、弟は上智大学に入学して1年目だった。「男の子である弟が上智大学を卒業した方がいいと思うし、私はなんとかなるだろう」ということで大学を中退したものの、実際に大学を中退すると、「わたしの人生真っ暗なんじゃないか」というくらい落ち込んでしまった。
  • 自分の生活費と母に送る医療費を稼がないといけなかったこともあり、就職雑誌の「an」という雑誌を読んでいたらNECという電気通信会社の子会社の求人をみつけた。実際に海外に行き、携帯電話のバグをどんどん発生させてレポートを作るという仕事が高い給料で募集されていた。入社して配属された先がフランスのブイグテレコムという携帯キャリアだった。そこのフロアに常駐してバグだしをしながら、現地の開発者と一緒に打ち合わせをして、修理してもらうということをやっていた。
  • 食の町パリということもあり、食に目覚めた。パンとバターだけでも美味しくて、給料でいろんなところを食べ回った結果、腸を悪くしてしまった。ブイグテレコムかかりつけの中国人のお医者さんに診察をしてもらったら、煙草を吸って足を組みながら「あんたさ、日本人なんだからバターたっぷりの物は食べちゃダメだよ。バルシェに行ってチコリとか野菜を買ってきて蒸すの」と言われた。そして、海外の方と日本人では消化できるものの体の構造自体違うんだなと理解した。そのまま、体を壊し帰国を決めた。
  • 帰国が決まった時に「次の就職先どうしよう」となった。その時はまだ、フランスに住んでいた為、リクナビに登録した。海外にいるのにサクサクと会社説明会や面接などが決まっていき、「インターネットってなんて素晴らしいんだろう」と思った。調べていくとソフトバンクの孫正義という人が「世界中のどんな国にもインフラを広げていき、インターネットの豊かさを享受できるようにするのが自分の使命だ」と言っている記事を読んで、「孫正義の手足になるしかない」と思い、面接した結果、ソフトバンクBBに合格した。
  • ソフトバンクBBでは、すごく数字をとってくる3人の営業マンの営業アシスタントを1人でやっていた。基本的にお客様にプレゼンをするのは営業マンだが、営業マンが「どういうパワーポイントにしようかな」と考える前の情報リサーチをして、事実をテーブルに並べて判断材料にしていただくということをしていた。また、営業マンたちはほとんど外出している為、時間がないので私がたたき台となるパワーポイント企画書を作った。そして、「こんなのじゃ全然だめだ。話にならない。」と、一つの提案書につき100回くらい修正が返ってきて100回くらい提案するということを繰り返した。この営業アシスタントをやっていた3年間で自分の強みとなる企画提案力・パワーポイント作成能力を身につけた。同時にダメ出しを個人的にとらない力も身につけた。すると、誰からなにを言われても自分の人格を否定されたと取らないようになるので、「この子はダメ出しをしたら受け入れてくれる子だな」とどんどん可愛がってくれるし、自分のメンタル的にもいちいち落ち込まないようになるので最強になる。これをわたしは20代で経験して、すごく良かったと思う。
  • 気仙沼出身の主人と結婚をし、出産のため気仙沼に移住した。東京から気仙沼に来て、驚いたのは平均所得の低さだった。これまでは祖父母と3世帯で住み、祖父母に子どもを預けて若い夫婦は働きに出るということができていたが、核家族化や震災で祖父母とバラバラに住むようになると、祖父母に子どもを預けるわけにもいかないし、預ける場所も少なく、母親が働きにでることができなくなった。当時、息子は8ヶ月だった。0歳児から預かってくれる保育所が3ヶ所あり、3ヶ所全部に申し込んだが、全て断られてしまった。自分自身も困っているし、他のママさんも困っているのなら、子どもをおんぶして空いた手で仕事ができる染色工房を子育て中の女性3人でオープンさせた。
  • 私にとって気仙沼は「人が良いから」、「食べ物が美味しいから」など一つ一つ好きになる理由を見つけていくまちだったが、息子にとっては好きになる理由なんていらなくて、最初から故郷。「気仙沼を好きになれるようにすごく頑張るけど、どうしてもダメだったら夫に言って帰らせてもらおう」と逃げる隙をいつも探していたが、息子を産んで初めて胸に抱いた瞬間に「逃げるのではなくて、このまちで改善していきたいことがあると思うんだったら、母の責任として息子のためにこのまちを作っていこう」と思うようになった。
トークセッション

ぬま塾 vol.26

講話の後は、ゲスト×司会者のトークセッションを行い、さらに詳しくお話をうかがいました。

《質問》
気仙沼に来てから嫌だな、辞めたいな、離れたいな、と思うことはありましたか?また、その対処法はどのようにしてましたか?
《ゲストの回答》
基本的に人生も仕事も辛抱しなきゃいけないことが300個くらいあって、「やっていて良かった」と思うことが1個ある。「なにか役割を求められたら、それを演じると決め、演じると決めた以上確実に責任を取り続けること」ということをいつも自分に言い聞かせている。

質疑応答&グループトーク

ぬま塾 vol.26

トークセッションと質疑応答の後は、グループワークの時間です。今回は、お隣に座っている2、3人でグループをつくり、藤村さんのお話を聞いた感想をお互いに共有しました。

参加者のこえ

参加者のみなさんの「感想」をご紹介します。
《感想》

  • 出産後も、楽しんでいる姿が印象的だった!柔軟的な働き方→誇り!
  • エピソードがすごすぎました。驚きの連続でした。
  • なぜ気仙沼へきたのかが面白かった。楽しい話だった。

 
ぬま塾 vol.26

わたしにとって‟母の責任として息子のためにこのまちを作っていこう”という言葉がとても印象的でした。
さやかさんが気仙沼に来た理由、それは「子どもを産む場所がここだったから」。しかし、産まれた子どもにとって気仙沼はふるさと。その、ふるさとで暮らしやすくする為に‟まちをつくる”というお考えがすごく素敵でした!

今回も素敵な学びがあった、ぬま塾vol.26でした。
次回はいよいよ、2018年度ラストのぬま塾です。どうぞお楽しみにー!