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ぬま塾 vol.23

ぬま塾 vol.23

みなさん、こんにちは。地域支援員の小野寺です。
今年の夏はすごく暑くなりそうですね・・。
こまめに水分補給をして、この暑さを乗り越えていきましょう!

さて、2018年6月6日(水)に第23回ぬま塾を開催しました。
今年度最初のゲストとして株式会社オノデラコーポレーション 常務取締役 小野寺紀子さんをお呼びしました。

株式会社オノデラコーポレーションを創立して、今年で20年。それまでは、ごく普通のサラリーマンの娘でした。
周りにたくさんの漁師さんがいた中での環境、気仙沼の港を支える‟つばき会”の活動。
紀子さんからは漁師さんへの愛情、そして気仙沼の港に対する想いがすごく感じられました。

ぬま塾 vol.23

参加者は29名。そのうち、「今回初めてぬま塾に参加した!」という方は、全体のほぼ半分を占める13名。たまたま気仙沼に訪れていて、この企画があることを知り、急遽参加してくださった方もいました。

講話

ぬま塾 vol.23
子どもの頃のお話から、東京の築地に就職したお話、そして気仙沼に戻ってきてからこれまでについて、楽しくお話をしてくださいました。ここでは講話のポイントをいくつかご紹介します。

  • 父が7人兄弟、母が4人兄弟ということもあり親戚が多い。親戚一同気仙沼市在住だった為、「夏休みは横浜のおばあちゃんの家に行くの」などと言っていた友達が羨ましかった。
  • 高校生の時に父の独立話がでた。「あれ、明日から私たちご飯食べられなくなるの?」という状況になった。せめて、弟だけには大学へ行かせてあげたいと思い自分は大学へ行くのを諦めた。当時は、短大あたりにでも行って就職して社内恋愛、結婚、そしてどこかで団地妻にでもなるのかなという将来を思い描いていた。
  • 独立して、一人で働く父のことを考えると可哀想だと思い、手伝ってあげようかなと思った。父に「これまで台湾など海外の仕事に関わってきたから、独立したらそっち方面の仕事をやる」と言われ、「じゃあ、私は台湾に行って中国語を覚えた方がいいのかな」と思って台湾へ行くことを決めた。
  • 高校の卒業式が終わった3月末に夜行バスに乗って雪の降る中、台湾に向かった。当時18歳だった。
  • 台湾の南部、高雄という港町の知り合いの家にホームステイしながら「ただ中国語を覚えればいいかな」と思いながら中国語の勉強をしていた。日本にいる時は全く本を読むことが好きではなかったが、台湾では何でもいいから日本語の本が読みたくなった。そこで『空飛ぶマグロ』という1冊の本と出会った。その本の影響を受け、「マグロの商売いいな」と思っているところに築地の会社の人と出会い、大都魚類株式会社へ就職することになった。
  • 初めての就職が大都魚類株式会社で『おおろし』というセリの仕事をしていた。今でこそ築地の市場も女性の方々が長靴を履いて朝早くから働いているが私が入社した年に都条例で女性のタクシー運転手と市場の女性が朝5時から働けるという様に変更になった。そのため、たぶん自分が築地市場で長靴女子1号か2号くらいだと思う。その当時は築地で大変珍しいマグロの部門を希望して入社したが、女性は前例がないということで、海外部という海外から空輸で持ってくるヒラメやカツオ、ロブスターなどありとあらゆる高級魚を輸入して、それを東京の築地で売っていた。また、大阪や名古屋などその土地で受け入れられる魚が違うので、その土地にあった魚を輸入し、売るという仕事をしていた。
  • 私が働き始めたあたりに父が独立し、結局一人でやっている父が可哀想だと思い始めて26歳~27歳くらいに1回気仙沼に帰ってきた。家業であるオノデラコーポレーションへ就職。父同様、エンジンの部品などの機械系の仕事をすることになった。この仕事に対する興味がなかった為、何を言われても全然理解したくないしできなかった。
  • 仕事に気分が乗らなかった時に築地時代の同期の父が大船渡のすごく大きい水産会社の社長で、気仙沼に帰ることを話した時「んで、おらいのサンマ売れ」と言われていたのでそこへ就職しサンマを輸出するようになった。その当時は開港だったので大きい運搬船が結構気仙沼に入ってきて「はい、今日サンマ100t」とか輸出するところから私の気仙沼での魚屋人生が始まった。
  • のちにアメリカにいた弟が大学を卒業して帰ってきて、現在弟はオノデラコーポレーションのコーヒー事業部を担当している。私はオーシャン事業部で輸出をメインにやっている。
  • 出会いとか知り合う範囲も狭い中で震災があって「どーすっぺ。なにかやらなきゃいけないな。」と思っていた時に気仙沼つばき会からお声がけいただいてつばき会に入った。
  • 震災後に気仙沼つばき会に入ったので「新人です」という感じだった。私は早く帰ってご飯を食べさせなきゃいけない子供がいるとか、文句ばかり言う旦那さんがいるとかもなく、自由なので「ここはまず自分ができる範囲でやらなきゃ」という感じでやっている。会社も自分の会社なので自由度がきくため、つばき会の活動は全く負担にも思っていないし、すごく楽しいなっていう感じでやっている。
  • 気仙沼つばき会は70歳~80歳くらいの方達がいて、会長は56歳くらい。10個以上離れた先輩がいて、自分の世代が数人いて、若い人たちが沢山いるから色々学ぶことが多い。他の女性の会だと遠慮とかあるが、気仙沼つばき会の場合ズバズバ言うし、決断とかも早いからそういったところはすごく経営者として学ぶところが多い。それが漁師カレンダーや色々なイベントを立ち上げていく力になる部分があるのかなと思っている。今はつばき会の若手の会『リトルカメリア』、略して『LC』という部下団体がある。LCは上に気兼ねすることなく自由に発案して実行して取り組むことをモットーにやっている為、LCはLCですごく大変だと思っている。
  • だいたい話す話は資源管理のことが多い。日本の漁業管理方法っていうのは大変無策であると感じている。愛してやまない漁師さん達がどんどん高齢化していってなかなか若い人が来ないということの問題の根源にあるのは、資源管理方法だといつも思っている。気仙沼に船がなくてはならない存在なので、そういったところで繋がってつばき会の活動など海に関する活動をしている。
トークセッション

ぬま塾 vol.23

講話の後は、ゲスト×司会者のトークセッションを行い、さらに詳しくお話をうかがいました。

《質問》
18歳で台湾に行って21歳で東京の会社へ入社した、この3年間何があったのですか?
《ゲストの回答》
東京とか行ってもカルチャーショックがあると思うけど、いきなり台湾だったのでカルチャーショックってものじゃないくらいすごかった。1ヵ月で10キロ痩せて、円形脱毛症が4つできて「私、大変なことになってしまった」っていう自分への直感というか「失敗したな」っていう気持ち。唯一、実家に電話して言った言葉が「目の前が真っ暗すぎる」。でも、今はこうやって中国語使って仕事で出来ているし、あの時台湾に行って「良かった」と思っている。

グループトーク&質疑応答

ぬま塾 vol.23

3~4人のグループになり、講話の感想を共有しました。今回も、前回行った「あめ」を使ったグループ分けが盛り上がりましたよ。

グループトークの後は、ゲストへ質疑応答の時間です。今回はその中のひとつをご紹介します。
《参加者からの質問》
漁師さんへの愛情をすごく感じたのですが、昔からの環境があったからですか?
《ゲストの回答》
漁師さんは、馬鹿な人はできない仕事。死ぬかもしれないという最大のリスクを背負っているのは漁師さんだと思う。腹決めて行っているっていう胆力。そういう部分は漁師ならではだと思うし、漁師カレンダーを始めたのも全国や世界に『かっこいい』を発信したいというのが一番。

参加者のこえ

参加者が、講義の中で「感想」と「印象に残った言葉」をご紹介します。
《感想》

  • 漁師さんへの愛、120%共感しました。漁師なくして気仙沼なし。
  • 世界でも一番くらいの漁船の街だということが初めて知った。
  • 「リスクを恐れない!」。自分もやってみようと思った。

《印象に残った言葉》

  • やりたいことあるなら、やってみたらいいっちゃー
  • 地域振興のために、企業誘致でなく起業家に尽力する方が良い

 
紀子さんの「震災で多くのものを失った…でも、こうやって移住なさった方々と出会うことができたのは今となっては震災のおかげ…」この言葉が私にとってすごく沁みました。
気仙沼市民と移住なさってくれている方々が互いに手を取り合い、気仙沼をもっと活気つけていけたらいいですね。その為に、私たち地域支援員も、引き続きがんばります!

次回のぬま塾もお楽しみに!

ぬま大学第4期 vol.1

ぬま大学第4期 vol.1

こんにちは、地域支援員の矢野です。
ぬま大学第4期がいよいよ開幕しました!
今期は11人の受講生が集合。これから半年間、それぞれの「やりたい」をマイプランにしていきます。
その第1回講義が、平成30年6月9日(土)、6月10日(日)に開催されました。ぬま大学は毎年1泊2日の合宿からスタートします。
場所は、毎年使わせていただいている「前浜マリンセンタ―」(気仙沼市本吉町)。震災後に地域の住民さんたちが地域の木を使って作り上げたこの建物は、地域の方の想いがたくさんつまっています。なんと年間200回も地域の方達に利用されているというくらい、地域のたくさんの方が愛着をもつ素敵な場所です。

第1回でやったこと

テーマ「イントロダクション~自分と地域を知ろう~」
6月9日(土)
13:00 オープニング、事務局挨拶
13:10 ぬま大学について紹介
13:40 アイスブレイク
14:10 15分間ロング自己紹介
17:15 クロージング
17:30 閉会

6月10日(日)
8:30  オープニング
8:35  チェックイン
9:00  マイプラン共有セッション
11:10 マイプラン事例リサーチセッション
13:00 マイプラン作成セッション
13:50 クロージング
14:00 閉会

1日目 オープニング

ぬま大学第4期 vol.1

「みなさん、入学おめでとうございます。」と、地域支援員 小林の明るい一言からスタート。初めて顔を合わせたぬま大学受講生。「これから半年間どんなことをやるんだろう?」という、わくわくと緊張が入り混じった表情がみられるなか、第1回講義は始まりました。
地域活性化プラン(マイプラン)をつくりあげるぬま大学では、「地域に目を向ける」ことも大事にしてほしいという事務局の想いから、オープニングには前浜地区の方からお話を聞く時間を用意しました。今回は、前浜マリンセンター建設当時の建設委員長である畠山 幸治氏より建設当時のお話を伺うことに。受講生からは「前浜地区のお話をしてもらえたのがめちゃめちゃ良かった!ワクワクした!」という嬉しい声がありましたよ。

1日目 15分間ロング自己紹介

ぬま大学第4期 vol.1

30分のアイスブレイクの後は、1日目メインコンテンツ「ロング自己紹介」の時間が始まりました。”マイプラン作りの始めの一歩は「自分を知る」「仲間を知る」ことから”ということで、受講生1人1人から15分間のロング自己紹介をしてもらいました。受講生には事前課題としてこれまでの人生を振り返りながら「人生グラフシート」を作ってきてもらい、それをもとに自分の人生にどんな出来事が起こり、その時にどんな気持ちになったのかなど、これまでの人生について話してもらいました。
これまでの人生を振り返ることで新しい自分に気づくことができると同時に、これから一緒に頑張っていく仲間について深く知ることができる、そんな濃厚な時間でした。

ここで、1日目の講義は終了です。

1日目 夜

ぬま大学第4期 vol.1

合宿といえば、炊事!BBQ!共同作業!ということで、みんなで協力してBBQの準備とカレーをつくりました。ぬま大学第4期関係者だけではなく、ぬま大学OB・OG生や、前浜地区の方々にもご参加いただき、総勢30人を越えるメンバーで楽しくご飯をいただきました。

2日目 チェックイン

ぬま大学第4期 vol.1

2日目の朝は、チェックインからスタート。みんなで1つの円になって「今の気持ち」を順番にシェアしていきます。

2日目 マイプラン共有セッション

ぬま大学第4期 vol.1

チェックアウトの後は、3つのグループに分かれてグループワーク。受講生それぞれがマイプランを7分で発表し、グループのメンバーでフィードバックをしていきます。すでに熱い想いがあってやりたいことが明確な人や、「何かやってみたくてこんな感じで考えてみました」というような人まで受講生のフェーズはさまざまですが、なにより「やりたい!」「好き」という想いを楽しそうに話す表情が印象的でした。

2日目 マイプラン事例リサーチセッション&マイプラン作成セッション

ぬま大学第4期 vol.1

マイプランを仲間に発表した後は、他地域の事例リサーチタイム。
すでに他の地域でやられている様々な活動を知ることで、自分のプランづくりの参考にするのはもちろんですが、「これおもしろそう」「これやってみたい!」と思う気持ちに気づくことを通して「自分はどういうことに関心があるのか」”自分を知る機会”にもなるのではないか、という運営側の想いがあります。

事例リサーチを終えた後は、みんなでお昼ご飯を食べて、フリータイムへ。

ぬま大学第4期 vol.1

受講生がそれぞれ「終了までの時間をどのように使いたいか」を考え、残りの時間を過ごしてもらいました。事例リサーチを続けたり、もくもくと一人で考えたり、マイプランづくりをサポートしてくれるコーディネーターの方に話を聞いてもらうなどの様子が見られました。

ここで、2日目が終了。
たくさん話してたくさん話を聞く熱い2日間となりました。終了後の受講生の疲労感がすごかったです(笑)。

参加者のこえ
  • みんなの考えを聞き、フィードバックをもらう中で、自分の中でも考えが整理されていくことが純粋に楽しいと感じました。(ぬま大生)
  • マイプランを他のメンバーに初めて話してみて新しい気づきが色々あったので思ってた以上に良い時間でした。(ぬま大生)
  • 最初は自信がなかったですが、少し自信が出てきました。(ぬま大生)

ぬま大学第4期 vol.1

ぬま大学第4期、これから12月の最終報告会に向けて走っていきます。11人がどのように成長し活動していくのか、乞うご期待です!
多くのご関心・応援のほど、どうぞよろしくお願いします!

2018.7.25 ぬま塾vol.24 千葉洋平氏<株式会社紅梅 取締役専務>

みなさん、こんにちは。まるオフィス小野寺です。
最近、気温が高い日が続いていますね~!
青空が広がっていて気持ちが良いのですが、みなさん熱中症にはお気をつけくださいね!
しっかり熱中症対策をしてこの暑さを乗り越えましょう!!

さて、またまた開催しちゃいます、【ぬま塾vol.24】!
今回は、音楽と洋服が大好きなお菓子屋さんをゲストにお呼びします!
やわらかい雰囲気で親しみやすく、一方で『家業の会社化』を目標に日々お仕事に取り組んでいらっしゃるお方です。

毎回大盛況のぬま塾、ぜひぜひお早めにお申し込みください~!


『ぬま塾 vol.24』開催概要

  • ゲスト先輩:千葉洋平さん(株式会社紅梅 取締役専務)
  • 先輩プロフィール:S.40.12.10生まれ。S.59 気仙沼高校卒。同年 秋田経済法科大学入学。H.1 玉澤総本店入社。H.5 株式会社紅梅入社 現取締役専務。
  • 日にち:2018年7月25日(水)
  • 時間:19:00~21:00
  • 場所:K-port(港町1-3)
  • コンテンツ:先輩によるお話+参加者同士の感想共有
  • 対象:10~30代(という気持ちの方)
    ※高校生も大歓迎です!
  • 参加費:500円(ワンドリンク含む)
  • 定員:30名(先着順)
  • 主催:気仙沼市
  • 企画・運営:一般社団法人まるオフィス
  • Facebookイベントページ:ぬま塾 vol.24【ゲスト:株式会社紅梅 現取締役専務 千葉洋平氏】
  • 参加申込方法:
    方法1⇒Facebookイベントページにて【参加】をクリックする
    方法2⇒気仙沼市震災復興・企画部 地域づくり推進課へ直接連絡する
    方法3⇒下記、問い合わせフォームより参加申込を行う

イベントお申し込み用フォーム

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お申込みの内容はこちらでよろしいでしょうか?
よろしければチェックを付けて送信をクリックしてください。

2018.07.05 ぬまトーークvol.11「副業ってどうなの? 〜「じぶんの“好き”でちょこっと稼ぐ」を考える〜」

気仙沼についてみんなで語ろう!「ぬまトーーク」。
今回は第11回を開催します。
 
ぬまトーーク!の主役は、参加者のあなた。
各回のテーマにそって、自分が考えたアイデアを、仲間と一緒にわいわい語り合う2時間です。
毎回それぞれのテーマで活躍しているゲストにお越しいただき、現場の声を聞くこともできます。
 
第11回となる今回のテーマは【副業ってどうなの? 〜「じぶんの“好き”でちょこっと稼ぐ」を考える〜】

本業ではないけれど、じぶんの好きなこと、趣味、得意なことでちょこっと稼ぐ“小商い”をされている方がいます。
気仙沼だから「じぶんの”好き”が誰かの役に立って、おこづかいになる」、そんなことができると思うんです。
 
あなたの“好き”なことは何ですか?
それでちょこっと稼ぐことを、みんなで妄想してみませんか?
 
新しいライフスタイルを、みなさんと一緒に考えてみたいと思ってます。


『ぬまトーーク vol.11』

<概要>

  • テーマ【副業ってどうなの? 〜「じぶんの“好き”でちょこっと稼ぐ」を考える〜】
  • 日にち:2018年7月5日(木)
  • 時間:19:00〜21:00
  • 場所:K-port(気仙沼市港町1-3)
  • コンテンツ:テーマについて知る(講話)+テーマについて考える&語る(ワークショップ)
  • 講話ゲスト:本業とは別で、じぶんの好きなこと、得意なこと、趣味でちょこっと稼いでいるお2人
  • 対象:10~30代(という気持ちの方)
  • 参加費:500円(1ドリンク代)
  • 定員:30名程度
  • 主催:気仙沼市
  • 企画・運営:一般社団法人まるオフィス

<お申込みについて>


ぬま大学第3期生×コーディネーターインタビュー

ぬま大卒業生×コーディネーターパネルトーク
ぬま大学第3期生に聞きました!「ぬま大学」について教えてください!第3弾。
皆さんによりぬま大学のことを知っていただく為、今回の卒業生インタビューはぬま大学修了生だけでなくそのぬま大生を担当したコーディネーターの方も交えてインタビューしてみました!

今回のゲストは、ぬま大学第3期修了生の髙橋裕子さんと担当コーディネーターの成宮崇史さんです。

ゲストプロフィール ※2018年4月現在

髙橋裕子さん(愛称:裕子先生)
気仙沼市(面瀬)出身。登米市に就職後、震災の1年前にUターンし、現在は市内の子ども園で働いている。
プライベートでは、大好きなバスケットボールを続けながら小学生を対象とした『ミニバス体験会』など、子どもから大人までバスケットボールを体験できる場づくりを行っている。
作成したマイプラン:「遊ぼう、ちびっこ!ちびバス広場!」

ぬま大第3期生 髙橋裕子
成宮崇史さん(愛称:なるさん)
東京都(目黒区)出身。認定NPO法人底上げの理事として高校生支援を中心に市内外で活動している。
成宮崇史

「そんなうまい話あるわけがない」と思っていました。
ーーぬま大学に参加したきっかけを教えていただけますか?
(裕子先生)小学生の子どもたちを対象に『ミニバス体験会』を開催していた時に、「‟気仙沼ミニバスケットボール少年団”という割とレベルの高い練習をする団体だけれど、そうするとバスケットボールの‟楽しさ”がなくなってしまって、なんか違うんじゃないのかな~」という違和感があったんです。また、「小学生よりももっと小さい子たちにもバスケットボールを楽しく体験させてあげれないかな。」という気持ちをもっていて。そんな時に中学校の元バスケ部の後輩がぬま大学をやっていて『すごい楽しいし、良いですよ!「やりたい」ってちょっと思ってるだけで大丈夫ですよ!みんな良い人達で、友達もできますよ。』と言われて、「そんなうまい話あるわけがない」と思っていました(笑)。最後は『タダで自分の話を話聞いてもらえるってすごいことですよー!』という一言に背中を押されて、去年この説明会に参加しました。
ーー説明会に参加して、実際に受講することを決めた理由は何ですか?
(裕子先生)その時はちょうど自分に自信を持てないでいて、ちょっと「頑張りたいな」と思っていた時期でした。「仕事ももう何年もやってきたしバスケットの方でも悩みがあったから、変わりたいな」という想いもあり、「バスケ以外の人とも繋がれたらいろんな視点で物事を見れるのかな」と思って入学しました。
ーーでは、ぬま大学で半年間考えたプランの概要と、どうしてそのプランにしたのか聞いてもいいですか?
(裕子先生)私が考えたプランは【遊ぼう、ちびっこ!ちびバス広場!】です。先ほど少しお話ししましたが小学生だと‟ミニバスケットボール(通称ミニバス)”って言うんですけど、もっと対象年齢を下げて、保育所のちびっこでもできるバスケットボールを考えました。具体的には気仙沼のイベント会場に私が小さいバスケットゴールを持っていって、そこでちびっこに遊ばせてあげる空間を作ろうというプランです。
きっかけは、気仙沼ミニバスケットボール少年団に初めて参加した子が『こんな厳しいのは無理だ』とか『バスケットボールを今までやったことがないから、その練習はできないから入りません』と言うんです。私は「単純に楽しんでほしい」という気持ちがありました。イベントに来たついでに『なにしてるんだろ~?』という感じで興味を持ち、気軽に遊んでもらえたらなと思っています。また、バスケットゴールを小さい子達でも簡単に入るような高さにしてあるので『できる』という自信をつけてあげたいなと思って始めました。
ずっとハッピーな気持ちでずっと実施してきました。
ーーぬま大学の期間中にプランを作って、実践もしていましたがやってみてどうでしたか?
(裕子先生)「最初はやらなくてもいいよ」って言われてたのに、突然『さあ、やってみよう』と言われて(笑)。そうやってポンと背中を押してもらって実行に移せたことは良かったのかなと思います。3ヶ月で7個のイベントに参加し、ちびバスを開催したんですけど「これ、いいな」「これは思ってたのと違うな」とか、反省点もいっぱい見えてきたので、「じゃあ、もっとこうしていきたい」と思うことができました。また、子供たちがすごい楽しんでくれる顔を見ると、私もすごく楽しくなっちゃって、「もっとやりたいな!」と思うことができ、ずっとハッピーな気持ちで実施してきました。
続いて、裕子先生の近くで半年間ずっと伴走してきたなるさんにもお話を伺いたいと思います。
僕は地下アイドルの時から最前列で見ている‟ファン”かな
ーーなるさんから見て裕子さんはどういう感じでしたか?
(なるさん)僕なりのコーディネーターは‟AKB”なんですよ。
ーー‟AKB”というのはどういうことですか?
(なるさん)裕子ちゃんがアイドルだとしたら、コーディネーターである僕は決して‟秋元康”ではないわけですよ。「これをこうしたほうがいい」とか「もっとこうした方が客は喜ぶよ」とかそういうことを言うつもりは全くなくて。どちらかというと僕は地下アイドルの時から最前列で見ている‟ファン”だと思っています。だから「裕子ちゃん自身の1番の応援者であり、1番いいねって思っている、身近な人」だと思っています。
ーーぬま大学の半年間における時間の使い方や、面談の時の会話はどんな感じだったんですか?
(なるさん)基本的には、半年間の間に月に1回か、1ヵ月半に1回くらいに開催される講義がある中で、僕の場合はその合間合間に1回2人で会って話をしていました。あとは、裕子ちゃんから『もうちょっと話を聞いてほしいんです』とか『いまモヤモヤしています』とか連絡がきた時に「じゃあちょっと会って話しましょう」みたいな感じで会って話をすることが多かったですね。2人で会っている時、世間話するくらいの信頼関係は大切だと思っていて「この人はちょっとやそっとじゃ、私のことを否定しないんだな」とか、「思っていること、迷っていること、全部さらけだしても良いんだな」みたいな関係を、僕は作れたらいいなと思っています。
自分が納得できるところに導いてくれる素敵な人です。
ーー一方で、裕子先生にとってコーディネーターのなるさんはどんな印象・存在でしたか?
(裕子先生)心の支えでもあり、本当に応援してくれるので例えて言うとボーリングでガーターにならないように両脇からでてくるやつです(笑)。講義が終わると「こんなこと言われたんですけどなるさんどうしましょう」って私から連絡をして『大丈夫?じゃあ、とりあえず会いましょう』ってなるんです。そして、ちゃんと私の考えに戻してくれるんですよ。『やりなさい』は1回も言われたことはなくて。『裕子ちゃんはそれでいいの?』って考え直させてくれる、自分が納得できるところに導いてくれる素敵な人です。
『他のスポーツでもやったらすごい面白そうですよね』
ーーぬま大学を修了して半年経ちましたが、今後やっていきたいことはありますか?
(裕子先生)2つあります。1つは、今度挑戦するんですけど、他のぬま大生とコラボできるとか可能性はすごくいっぱいあると思うので、どんどんやっていきたいなと思っています。もう1つは、夢のまた夢みたいな話なんですけど、「子どもたちに楽しく運動してほしい」という思いがすごくあります。私ができるのはバスケットボールですが、それ以外のスポーツでも広がってほしいと思っています。聴講者の方からぬま大学の発表の時に『他のスポーツでもやったらすごい面白そうですよね』というコメントをいただいて。このプランは‟ちびバス”がもっと広がっていって『他のスポーツでもやってみようかな』という感じになり、気仙沼でスポーツが体験できるイベントができるくらいになったらいいなって思います。いろんなスポーツやってみないと、自分にはどれがいいかとか分からないし、‟まずはやってみる”っていうイベントができたら素敵だなと夢見ています。
これほど素晴らしく感動できることはないなって思っています。
ーーぬま大学のコーディネーターのやりがいを伺ってもいいですか?
(なるさん)人の変化とか成長を目の当たりにできる、これほど素晴らしく感動できることはないなと思っています。かつ、最前列で見れるっていうのが、やっぱりコーディネーターの1番の醍醐味だと僕は思っています。また、ぬま大学がすごくいいなと思ったのは受講生と、自分が感じているモヤモヤとか課題とか一緒に共有する時間が多くて。人の芯というか軸の部分で他の人と繋がれたり、共感を得られる機会は、おそらく普段の友達関係とかを話してる関係の中ではあまり無いと思うんです。そうやって、いろんな人と深い部分で共感しあえる関係性が作れるのがぬま大学の醍醐味かなと思っています。
ーーお2人のおかげでぬま大生とコーディネーターの関係性をより一層知ることができました。自分の想いを実現させるということは、改めて凄いな、素敵だなと感じました。ありがとうございました!

2018.06.04-07.02 気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2018プログラム参加者募集

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2018

昨年度に引き続き、今年度も開催します。
気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2018!
そして、2018年6月4日(月)〜7月2日(月)の期間、この5ヶ月間のプログラムに参加する第2期生の参加者を募集します!
※今年度は、12/16(日)開催の【マイプロジェクトアワードのみ】の参加もできます!そちらの参加者は、後日募集予定です。

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2018とは?
「新しいことにチャレンジしてみたい!」
「気仙沼のために何かやってみたい!」
そんな想いを原点にジブンが出来ることを地域でやってみる、 ジブンだけのプロジェクト=マイプロジェクト。
気仙沼の高校生が実践してきたマイプロジェクトを発表し、地域の人からのアドバイスや お互いの活動から学ぶ”学びの祭典”、それが「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード」です。

マイプロジェクトがまだみつかっていなくても大丈夫。
プログラムに参加すると、地域の大人がマイプロジェクトの作成から実行までをサポートします。
地域のことを知り、自分の思いを言葉にし、アクションを起こしていく5ヶ月間です。
※スタートアップ合宿参加者には、中間報告会、マイプロジェクトアワードまでの全プログラム(5ヶ月間)にご参加いただきます。

《ポイント》

  • 同じ想いを持った同世代の仲間と出会える
  • 地域の大人が一緒に走りながらマイプロジェクトをサポート
  • すでに地域で活躍している先輩とつながる・学ぶ

【募集要項】

  • 対象:気仙沼市内の高校生
    ※個人、またはチームで応募できます。
  • 募集期間:2018年6月4日(月)~7月2日(月)
  • 参加費:3000円(スタートアップ合宿の保険料、食事代)
  • プログラム期間:7月~12月
  • 定員:約15名
  • 応募フォーム:応募用紙と参加承諾書の2種類あります。下記関連ファイルから取得してください

【申込方法】

  • 応募フォーム(応募用紙と参加承諾書)に必要事項を記入し、郵送・持参のいずれかの方法で申し込み。
    ※チームの場合も、1人1枚記入してください。
  • 申込期限:7月2日(月)必着
    応募書類は選考にのみ使用いたします。
    応募書類は返却いたしませんのであらかじめご了承ください。
  • 申込先:一般社団法人まるオフィス 担い手育成支援事業担当
    郵送先・持参:〒988-0037 気仙沼市魚市場前7-13 気仙沼海の市2階

【お問い合わせ先】
一般社団法人まるオフィス 担い手育成支援事業担当
Mail:info@numa-ninaite.com
Tel: (0226)22-6600(代) ※気仙沼市 地域づくり推進課

【主催・共催・後援・協力】
主催:気仙沼市(企画・運営:一般社団法人まるオフィス)
共催:気仙沼市教育委員会
協力:気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード実行委員会(構成団体:認定NPO法人底上げ、一般社団法人まるオフィス、一般社団法人i.club、NPO法人浜わらす)

【関連ファイル】