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2024.6.22 ぬま塾vol.33「唐桑町まちづくり協議会」

ぬま塾vol.33バナー
\気仙沼を知ろう!/
~地域で豊かに暮らす~

▶ 申込みはこちらのフォームから!
▶ チラシはこちら!(PDF)

ゲストのお話が聞ける『ぬま塾』。
今回は「お話」だけでなく、実際に活動している畑にもお邪魔します。

みなさんは地域で暮らすと聞くと、
どんなイメージが思い浮かびますか?

今回のぬま塾は「地域で豊かに暮らす」がテーマです。
様々な世代の方が協働している唐桑町まちづくり協議会の
お二人に「活動の紹介や活動をしていく中で変わっていった心境」
など、お話を伺います。

活動している畑などにもお邪魔して
地域で豊かに暮らす日常を感じてみませんか?

いままでは知らなかった暮らしや活動を
知るきっかけになるかもしれません。

初めての方でも気軽に参加してください◎
みなさんの参加をお待ちしております。

ゲスト

西川緑さん
山口県下関市出身。 温かい人達や豊かな海、楽しそうに暮らす移住者の姿に惹かれ、2018年に唐桑へ移住。 唐桑町まちづくり協議会の事務局として、唐桑地域の人達の活動支援や情報発信を行っている。

三浦茂さん
気仙沼市唐桑町出身。 野菜農家で、主にきゅうりを育てている。 唐桑町まちづくり協議会の役員で、地産地消チームのメンバーとしても「畑部」の運営をするなどの活動をしている。


『ぬま塾vol.33』

【概要】

【申込みについて】

【イベントの最新情報はこちらから】

【お問合わせ】


ぬま大学って?「説明会」イベントレポート

「やりたい」を形にするぬま大学とは!

▼説明会の様子は動画でも公開中

ぬま大学第10期受講生募集の詳細・はこちら!

「説明会」開催概要

レポート

半年間のまちづくり実践塾ぬま大学第10期の説明会
ぬま大学第10期 説明会

当日は10代~50代まで幅広い方々が参加してくださいました。
出身も気仙沼出身から、Iターンしてきた方
学生さんや、市内で事業をやられている方など様々でした◎
みなさん参加してくださりありがとうございました。

<主に行ったこと>
・事務局より、ぬま大学について説明
・ぬま大学OBOGと、ぬま大生を応援するコーディネーターによる体験談トーク
・ぬま大学で大切にしている「対話」を体験するワークショップ

ぬま大学に参加中に印象深かった出来事や、受講するきっかけなどを
等身大でお話してくださいました◎

参加していた方々は、
ぬま大学経験者やコーディネーター、事務局とお話や質問をすることで
それぞれの「やりたい」を考える時間になっていたようです。

参加者の声

レポート|ぬまトーークvol.22

話している様子

つながりについてみんなでおはなし!

開催概要

レポート

気仙沼のみんなで話そう!『ぬまトーーク』。

気になるテーマについて、気軽に話せる2時間です。
ぬまトーークは、毎回さまざまなテーマで開催しており、
まちづくり実践塾「ぬま大学」を卒業した「ぬま大生」と一緒に企画をしています。

今回は「“つながっちゃってる”けど、どうする?~つながりを紐解く~」をテーマに開催し、14名の参加者が集まりました!

全体の様子

【主に行ったこと】

●前半
テーマオーナーの畠山千怜さんとゲストの岡田勝太さんから、
それぞれの「つながり」についての思いや、エピソードなどをお話いただきました。

<畠山さんのお話の内容>
・つながりについて自分が思っていること
・つながりについての原体験
・普段、つながりについて意識していること

<岡田さんのお話の内容>
・自身の“つながり”の捉え方に影響した出来事
・自身が思うつながりについての考え
・つながりを大切に生きるための個人的なtips

●後半
グループトークを3~4名に分かれて行いました。
ワークシートにそれぞれのつながりについて感じている事を書き出し、共有しました。

人それぞれの感じ方を知り、共感することもあれば自分とは違うと感じることから、
自身のつながりに対しての捉え方を改めて考える時間になりました。

感想共有では、「考えを知る事で、その人の大切にしているものが見えてきて面白かった」
「人それぞれ着目している事が違うと改めて感じて、人とつながると新しい考えに出会え、そこからつながりが広がっていくんだろうなと思った」などとお話してくださいました。

個人ワークの様子

今回、普段は当たり前で、なかなか考えることがない「つながり」についての価値観をみんなで語り合うことができました。

気仙沼の方々にとって心地よいつながりが増えていくといいですね◎

▼テーマオーナーとゲストの活動を詳しく知りたい方はこちら
-任意団体otonari 畠山千怜さん
https://www.instagram.com/otonari__kesennuma/

-Change Makers’ College 岡田勝太さん
https://www.instagram.com/cmc_hirota/

参加者の声

ぬまトーークvol.22ホワイトボード板書

レポート|ぬま大学第9期第5回講義

グループでマイプランをブラッシュアップしている様子

第5回講義「つくりたい未来を描く〜気仙沼でどんな未来をつくっていきたいですか?〜」

タイムライン

13:30 オープニング
13:40 チェックイン
13:50 ゲストのお話を聞く
15:10 休憩
15:15 マイプランブラッシュアップ
16:40 最終報告会について
17:05 チェックアウト
17:25 クロージング
17:35 終了

レポート

「気仙沼で何かやってみたい!」という
若者の思いをかたちにする半年間の実戦塾、ぬま大学。

11/19(日)開催の「ぬま大学 最終報告会」まであと少し!
最後の講義を10/1(日)本吉公民館にて行いました!

▼最終報告会の聴講申込みはこちら
https://forms.gle/dJgczVSJFsw6xHuv6

今回のテーマは、
「つくりたい未来を描く〜気仙沼でどんな未来をつくっていきたいですか?〜」
マイプランを通して、実現したいビジョンを考える時間になりました。

【主に行なったこと】

・前半

ゲストとして、気仙沼市 震災復興企画部 部長の小野寺憲一さんをお招きしました。
今回のテーマである「未来を描く」ためのヒントとして、視座をまち全体に広げるようなお話を頂きました。

ゲストが受講生へお話ししている様子

まちをつくる上でも「個人のやりたい」が大切なこと、
実際に、個人のビジョンからスタートしてまちに影響を与えた事例を紹介いただきました。
また、震災後の気仙沼市で掲げた「ひと中心のまちづくり」というビジョンは、
一朝一夕に達成されるものではなく、
十年以上の積み重ねの中で、少しずつ結果がついてきたことなどを語ってくださいました。

・後半

まずはグループに分かれて、マイプランのブラッシュアップ(磨き上げ)。

マイプランのビジョンだけでなく、
「このプランで目指すところと、自分全部のビジョンがそれぞれある…」
と整理する人や
「1年、2年、もっとその先も自分はどうなりたいのか」
と長いスパンの視点でなど、それぞれに考えを深めました。

全員で円になって最終報告会への気持ちを共有している様子

その後、来月の最終報告会に向けて
「自分は、最終報告会をどういう機会にしたいか」を考え、全体で共有しました。
ドキドキした様子もありながら、前向きな想いを聞くことができました。

さぁ、ここからマイプランをぐっと仕上げていきます。
9期生たちの想い、ぜひ「最終報告会」に聴講しに来てくださいね!

参加者の声

2023.11.19 ぬま大学第9期 最終報告会

ぬま大学第9期最終報告会の表面のチラシ

\聴講申込み受付中/
https://forms.gle/dJgczVSJFsw6xHuv6

気仙沼で実現したい、11名の多様な「マイプラン」が集合!

2023年5月〜11月の約半年間、第9期生として11人のぬま大生が、自分を知り、地域とつながりながら、自分が気仙沼で実行するプラン(=マイプラン)を考え、磨き、形にしてきました。その成果を発表します。

興味のある人は、どなたでもお越しください!それぞれのチャレンジから気仙沼の未来を描く1日!

タイムライン

今年は、二部制。
お好きなところまでの参加でOKです。
●第一部 13:30〜16:30(プレゼンテーション)
●第二部 16:30〜17:45(交流タイム、表彰式・振り返り)

<詳細>
●第一部:まずは聞いてみたい方へ
13:30 オープニング
13:45 ぬま大生によるプレゼンテーション
14:35 休憩
14:40 ぬま大生によるプレゼンテーション
15:30 休憩
15:35 ぬま大生によるプレゼンテーション
16:15 共感賞の投票(発表終了後から5分程度)

●第二部:もっと知りたい方へ
16:30 審査集計、交流タイム
17:10 表彰式・振り返り
17:45 終了

※時間は前後する場合があります。

プログラム

●第一部
・ぬま大生によるプレゼンテーション
1人7分の発表をお聞きいただけます。
・共感賞への投票
最初から最後まで聴講した皆さんは
「最も共感した・応援したい」マイプランへ投票する“共感賞” 投票に参加できます!

●第二部
・交流タイム
ドリンクのおふるまい&ぬま大生によるおやつ等の販売!一息つきながら、ぬま大生と聴講者でお話もできちゃいます。
・表彰式・振り返り会
発表者の中から3名に「市長賞」「共感賞」「健闘賞」が送られます。
審査員とぬま大生の振り返りグループワークを聴講者も見ることができます。

ゲスト審査員

-菅原 茂氏(気仙沼市長)
-尾形 長治氏(株式会丸和 代表取締役社長)
-石本 めぐみ氏(NPO法人ウィメンズアイ 代表理事)
-兼松 佳宏氏(さとのば大学 副学長/NPO法人グリーンズ 理事)


『ぬま大学第9期最終報告会 聴講者募集』
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レポート|ぬま塾vol.32

ゲストのお話しを聞いている様子

すべての生き物にとって居心地の良い場所を。ゲスト:小野寺雅之さんのお話

開催概要

レポート

気仙沼で活動するゲストのお話が聞ける『ぬま塾』。
9/16(土)、第32回を大谷地区にある漁村センターにて開催しました。

今回のゲストは、気仙沼の大谷地区で地域の豊かな自然と暮らしの再生に取り組んでいる、小野寺雅之さん。

「自然からまなぼう!」という内容で、これまで小野寺さんが気仙沼で行ってきた取り組みや、大切にしていることについて学びました。

主に前半は、地域に根ざした教育としての「大谷ハチドリ計画」について、
後半は、生態系デザイン手法の「パーマカルチャー」をキーワードにお話いただきました。

ゲストのお話しを聞いている様子

このレポートでは一部を事務局の視点から紹介します。

●お話①「大谷ハチドリ計画」とは
南アフリカの原住民に伝わる「ハチドリのひとしずくの物語(※1)」から名前を取った、
環境NGOが始めたプロジェクトがあります。

気仙沼大谷地域では2004年に小野寺さんが、幼稚園児から中学生の子どもたちが連携し、
一緒に学んでいく環境教育としてスタートさせたそうです。

今回は特に、その中の活動の一つ「ふゆみずたんぼ(※2)」という無農薬療法で、
子ども達が稲作する様子を紹介いただきました。

このふゆみずたんぼは、2011年の震災で被害を受けますが
「ふゆみずたんぼの復興は、
 子どもたちに、地域の人たちにも大きな励みになるはずだ」
と、小野寺さんが全国から仲間を集め復活させます。

当時の映像を見せていただき、自然に傷つきながらも、また自然に触れ笑顔を見せる子ども達の様子が印象的でした。

また他にも、大谷地域の特徴でもある海と山の「松枯れ」「磯焼け」に対する活動などを説明いただきました。

「“ハチドリのひとしずく” のように、出来ることは小さくても取り組むことが大切」。
そのメッセージをそれぞれに受け取る時間となりました。

●お話②「パーマカルチャー」とは
続いて、そんな活動をされてきた小野寺さんが着目している「パーマカルチャー」について、教えていただきました。

パーマカルチャーとは、permanent (永続性)、agriculture (農業)、culture(文化) の短縮形を組み合わせた言葉で、
1970年代頃の海外での提唱に端を発したそうです。
文化・人と自然が豊かになる関係を築いていくための「農的暮らしの永久デザイン」だと言います。

「農」という言葉がありますが、それだけでなく、
「自分の生き方」や全てに通じるということが、小野寺さんのお話から伺えます。

たとえば、パーマカルチャーの原則には「観察」「対話」があり、
小野寺さん自身は、自給自足のため営まれる畑では「そこで育つ作物の声を聴く」こと。
自分の身体にも「耳を傾けること」を日々行われているそうです。

パーマカルチャーの取り入れ方・考え方に正解はなく、100人いたら100通りで、
「自分なりの心地よさを感じ大切にすること」が根幹にあるとお話いただきました。

そして、小野寺さんにとってのパーマカルチャーは「すべての生き物にとって居心地の良い場所」だそうです。

小さくとも、自分のいるこの地域から始めることで自分も他者も含めた「すべての生き物にとって居心地の良い場所」に繋がっていく…
その思いを小野寺さんから受け取りました。

そんなぎゅっと凝縮されたゲストのお話から、参加者同士の感想シェアや質問タイムも挟み、あっという間の2時間。
引き続き学び、一人一人ができることを実践していきたいと思います。

参加者がゲストに質問をしている様子

※1 ハチドリのひとしずくの物語
「森火事に一滴ずつ水を運ぶハチドリに対して、森から逃げた動物たちは
 『そんなことして何になるのだ』と笑います。
 ハチドリは『私は、私にできることをしているだけ』と答えました……」(引用:辻 信一監修
※2 ふゆみずたんぼ
冬も田んぼに水を張ることで、微生物からの栄養によって土壌が豊かになる無農薬療法。

参加者の声