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2023.11.19 ぬま大学第9期 最終報告会

ぬま大学第9期最終報告会の表面のチラシ

\聴講申込み受付中/
https://forms.gle/dJgczVSJFsw6xHuv6

気仙沼で実現したい、11名の多様な「マイプラン」が集合!

2023年5月〜11月の約半年間、第9期生として11人のぬま大生が、自分を知り、地域とつながりながら、自分が気仙沼で実行するプラン(=マイプラン)を考え、磨き、形にしてきました。その成果を発表します。

興味のある人は、どなたでもお越しください!それぞれのチャレンジから気仙沼の未来を描く1日!

タイムライン

今年は、二部制。
お好きなところまでの参加でOKです。
●第一部 13:30〜16:30(プレゼンテーション)
●第二部 16:30〜17:45(交流タイム、表彰式・振り返り)

<詳細>
●第一部:まずは聞いてみたい方へ
13:30 オープニング
13:45 ぬま大生によるプレゼンテーション
14:35 休憩
14:40 ぬま大生によるプレゼンテーション
15:30 休憩
15:35 ぬま大生によるプレゼンテーション
16:15 共感賞の投票(発表終了後から5分程度)

●第二部:もっと知りたい方へ
16:30 審査集計、交流タイム
17:10 表彰式・振り返り
17:45 終了

※時間は前後する場合があります。

プログラム

●第一部
・ぬま大生によるプレゼンテーション
1人7分の発表をお聞きいただけます。
・共感賞への投票
最初から最後まで聴講した皆さんは
「最も共感した・応援したい」マイプランへ投票する“共感賞” 投票に参加できます!

●第二部
・交流タイム
ドリンクのおふるまい&ぬま大生によるおやつ等の販売!一息つきながら、ぬま大生と聴講者でお話もできちゃいます。
・表彰式・振り返り会
発表者の中から3名に「市長賞」「共感賞」「健闘賞」が送られます。
審査員とぬま大生の振り返りグループワークを聴講者も見ることができます。

ゲスト審査員

-菅原 茂氏(気仙沼市長)
-尾形 長治氏(株式会丸和 代表取締役社長)
-石本 めぐみ氏(NPO法人ウィメンズアイ 代表理事)
-兼松 佳宏氏(さとのば大学 副学長/NPO法人グリーンズ 理事)


『ぬま大学第9期最終報告会 聴講者募集』
【概要】

【申込み方法】

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【お問い合わせ】


レポート|ぬま塾vol.32

ゲストのお話しを聞いている様子

すべての生き物にとって居心地の良い場所を。ゲスト:小野寺雅之さんのお話

開催概要

レポート

気仙沼で活動するゲストのお話が聞ける『ぬま塾』。
9/16(土)、第32回を大谷地区にある漁村センターにて開催しました。

今回のゲストは、気仙沼の大谷地区で地域の豊かな自然と暮らしの再生に取り組んでいる、小野寺雅之さん。

「自然からまなぼう!」という内容で、これまで小野寺さんが気仙沼で行ってきた取り組みや、大切にしていることについて学びました。

主に前半は、地域に根ざした教育としての「大谷ハチドリ計画」について、
後半は、生態系デザイン手法の「パーマカルチャー」をキーワードにお話いただきました。

ゲストのお話しを聞いている様子

このレポートでは一部を事務局の視点から紹介します。

●お話①「大谷ハチドリ計画」とは
南アフリカの原住民に伝わる「ハチドリのひとしずくの物語(※1)」から名前を取った、
環境NGOが始めたプロジェクトがあります。

気仙沼大谷地域では2004年に小野寺さんが、幼稚園児から中学生の子どもたちが連携し、
一緒に学んでいく環境教育としてスタートさせたそうです。

今回は特に、その中の活動の一つ「ふゆみずたんぼ(※2)」という無農薬療法で、
子ども達が稲作する様子を紹介いただきました。

このふゆみずたんぼは、2011年の震災で被害を受けますが
「ふゆみずたんぼの復興は、
 子どもたちに、地域の人たちにも大きな励みになるはずだ」
と、小野寺さんが全国から仲間を集め復活させます。

当時の映像を見せていただき、自然に傷つきながらも、また自然に触れ笑顔を見せる子ども達の様子が印象的でした。

また他にも、大谷地域の特徴でもある海と山の「松枯れ」「磯焼け」に対する活動などを説明いただきました。

「“ハチドリのひとしずく” のように、出来ることは小さくても取り組むことが大切」。
そのメッセージをそれぞれに受け取る時間となりました。

●お話②「パーマカルチャー」とは
続いて、そんな活動をされてきた小野寺さんが着目している「パーマカルチャー」について、教えていただきました。

パーマカルチャーとは、permanent (永続性)、agriculture (農業)、culture(文化) の短縮形を組み合わせた言葉で、
1970年代頃の海外での提唱に端を発したそうです。
文化・人と自然が豊かになる関係を築いていくための「農的暮らしの永久デザイン」だと言います。

「農」という言葉がありますが、それだけでなく、
「自分の生き方」や全てに通じるということが、小野寺さんのお話から伺えます。

たとえば、パーマカルチャーの原則には「観察」「対話」があり、
小野寺さん自身は、自給自足のため営まれる畑では「そこで育つ作物の声を聴く」こと。
自分の身体にも「耳を傾けること」を日々行われているそうです。

パーマカルチャーの取り入れ方・考え方に正解はなく、100人いたら100通りで、
「自分なりの心地よさを感じ大切にすること」が根幹にあるとお話いただきました。

そして、小野寺さんにとってのパーマカルチャーは「すべての生き物にとって居心地の良い場所」だそうです。

小さくとも、自分のいるこの地域から始めることで自分も他者も含めた「すべての生き物にとって居心地の良い場所」に繋がっていく…
その思いを小野寺さんから受け取りました。

そんなぎゅっと凝縮されたゲストのお話から、参加者同士の感想シェアや質問タイムも挟み、あっという間の2時間。
引き続き学び、一人一人ができることを実践していきたいと思います。

参加者がゲストに質問をしている様子

※1 ハチドリのひとしずくの物語
「森火事に一滴ずつ水を運ぶハチドリに対して、森から逃げた動物たちは
 『そんなことして何になるのだ』と笑います。
 ハチドリは『私は、私にできることをしているだけ』と答えました……」(引用:辻 信一監修
※2 ふゆみずたんぼ
冬も田んぼに水を張ることで、微生物からの栄養によって土壌が豊かになる無農薬療法。

参加者の声

レポート|ぬま大学第9期第4回講義

受講生とコーディネーターが話している様子

第4回講義「“誰のために” を考える〜誰を幸せ・笑顔にしたいですか?〜」

タイムライン

13:30 オープニング
13:45 チェックイン
14:00 先輩のお話を聞く
15:20 休憩
15:30 マイプランブラッシュアップ
17:15 チェックアウト
17:25 クロージング
17:35 終了

レポート

「気仙沼で何かやってみたい!」という
若者の思いをかたちにする半年間の実戦塾、ぬま大学。

9/3(日)に新月公民館で、第4回講義を開催しました。
夏休み中の出来事や近況を話し合って、とても穏やかな雰囲気で始まりました◎

今回のテーマは、「“誰のために” を考える〜誰を幸せ・笑顔にしたいですか?〜」

マイプランを届けたい対象をより具体的に考え、自分自身の想いも深めていきました。

【主に行なったこと】

・前半

インプットとして、ゲストに外部の方々をお迎え。

今回のキーワードである、“誰のために” を軸に自身のこれまでの活動と
その活動が今はどんな形となっているのかを伺いました。

▽ゲスト
・aqua labo kesennuma 菅原理香さん
・一般社団法人気仙沼スポーツLABO 袖野洸良さん

ゲストの写真

「震災の時にお世話になった人達へお礼をしたいなと思い、気仙沼を思い出せるような
 ハンドメイドアクセサリー作り始めました。
 自分のできることや好きなことを少しずつ形にしていく中で、
 今では色んな方達の応援していただき、
 “森のてしごと市” といったイベントの運営も行なっています」

「バスケットボールで気仙沼を元気に、というスローガンのもと
 最初は子どものためにバスケットボールを楽しめる環境づくりを始めました。
 今は子どもから大人全ての人にスポーツを楽しんでもらえる環境づくりをしています」
などとお伝えくださいました。

ゲストのお話を聞いた受講生たちは
「私のマイプランでは誰を幸せにしたいかな?」
「ターゲットは、このあたりの世代かも」
など自分の想いを再認識している様でした。

・後半

数人のグループに分かれ、マイプランをさらに磨き上げていきます。

前半のゲストのお話も参考にして、自分のマイプランは誰のためにあるのか、
これから具体的にどんなアクションをしていくかなど、
コーディネーターや参加者の多様な視点をもらいながら考えました。

11/19(日)の「最終報告会」まで、残り2ヶ月。
引き続き、ぬま大生を見守っていただけたらと思います!
なお、報告会の聴講者募集は9月末から!今しばらくお待ちください~~!!

グループでマイプランをブラッシュアップしている様子

参加者の声

ぬま大学Facebookページの乗っ取りに関するお詫び

ぬま大学Facebookページの乗っ取りに関するお詫び
新規Facebookページ開設のお知らせ

平素より「ぬま大学」Facebookページをフォロー・ご利用ありがとうございます。

現在、ぬま大学のFacebookページが乗っ取りに合い、投稿・変更・修正ができない状態です。ご登録いただいた皆様には、ご迷惑をお掛けし大変申し訳ございません。

ページを取り戻すべくFacebook側(Meta社)に対して申請を行っていますが返答・対応がなく、ページを停止することもできない状況です。

皆様へ直接的な被害が及んでいるという報告はなく、また旧「ぬま大学」Facebookページに第三者からの投稿がされる等もありませんが、
今後、旧「ぬま大学」Facebookページで投稿がされる可能性や、投稿やメッセージが送付される可能性がありますので、
万が一そのようなことのないよう、当ページをフォローいただいている皆様におきましては『フォローの解除』をお願いいたします。
旧Facebookページからの投稿やメッセージは開かないよう、ご注意をお願いいたします。

引き続き当事業でも十分に注意した運用を行ってまいりますが、お気づきの点やご不明な点等ございましたらお問い合わせください。

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■旧Facebookページ
ページ名:ぬま大学
リンク:https://www.facebook.com/numa.university
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なお、今後のぬま大学及び担い手育成支援事業の情報発信は、改めてFacebookページを開設し皆様にお届けしてまいります。
以下の新しいFacebookページをフォローしていただけますと幸いです。

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■新Facebookページ
ページ名:ぬま大学
リンク:https://www.facebook.com/kesennnuma.university
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2023.9.16 ぬま塾vol.32「自給自足の暮らしを探究する 小野寺 雅之さん」

重要なお知らせ

都合により予定していた当日のコンテンツを「麦まき体験」から変更します。
申込みくださった方には、個別にご連絡をしています。恐れ入りますが何卒ご了承くださいませ。

申込みはこちら

https://forms.gle/UjreZ7KFZQ3cE9a38

ゲストのお話が聞ける『ぬま塾』。
今回は、気仙沼の大谷地域で、長年自然と寄り添う暮らしをされてきたゲストを講師にお招きします。

どなたでもお気軽に参加いただけます◎
初めての方も大歓迎です!

この時間を通して “自分自身の暮らしのヒント” が得られるかも。

▼こんな人にオススメ
#農と食
#持続可能な暮らし #ギフト経済 #パーマカルチャー
#多様な生き方
などにちょっとでも関心がある

「小さい時は地域に食べ物があふれてたのに、帰ってきたら無くなっている…」
と豊かさが失われていることに気づき、
持続可能な地域を次世代に繋ぐ活動などを始めたゲストの小野寺さん。

「自然も人も共生しあう生き方」を一緒に考えてみませんか?


『ぬま塾vol.32』

【概要】

1953年生まれ。旧本吉町出身。横浜での高校教員や予備校勤務後、気仙沼にUターン。大谷地域で持続可能な暮らしを実現するため、自身で農漁業を営み、また幼小中が連携する「ハチドリ計画」を立ち上げ、地域の豊かな自然と暮らしの再生に取り組んでいる。

【申込みについて】

【お問い合わせ】

レポート|ぬま大学第9期第3回講義

青空の下で受講生が語り合っている様子

第3回講義「次のアクションを決める〜どんな1ヶ月を過ごしたいですか?〜」

タイムライン

13:30 オープニング
13:40 OB・OG紹介
13:51 ぬま大生自己紹介とマイプラン紹介
14:08 グループワークの説明
14:19 休憩
14:30 グループワーク
16:40 振り返りワーク
17:10 チェックアウト
17:24 クロージング
17:30 終了

レポート

「気仙沼で何かやってみたい!」という
若者の思いをかたちにする半年間の実戦塾、ぬま大学。

7/16(日)鹿折にある市民福祉センター「やすらぎ」にて第3回講義を開催しました。

今回のテーマは、「次のアクションを決める〜どんな1ヶ月を過ごしたいですか?〜」。

毎年恒例、3回講義は “OB・OG祭り” としてぬま大学のOB・OGなど10名が集まってくれました!

“ぬま大学の先輩” に来てもらうことで体験談や様々な観点からのアドバイスをもらえたり、協働の種が生まれることも◎

応援してくれる人が沢山いる心強さを感じる時間になりました。
OB・OG生さん、ありがとうございました〜〜〜

【主に行なったこと】

・ぬま大生自己紹介/マイプラン紹介

受講生たちが、現時点で考えているマイプランをみんなの前でプチ発表。

まだまだ途上、モヤモヤしていたり、進捗度はさまざまです。

受講生のひとりがマイプランを紹介している様子

・グループワーク

地域にあるものや求められていること、
プランを具体化していく上でのアイデアなどを出し合いました。

話すことで少しスッキリしたり、徐々にやりたいことの輪郭が見えてきます。

・振り返りワーク

グループワークを踏まえて、それぞれのネクストステップやアクションを
担当のコーディネーターと1対1で整理しました。

グループワークで消化しきれなかったことを
ここで一緒に考えて少しクリアになる人もいたようです。

受講生たちは、試行錯誤を繰り返し、それぞれのペースでマイプランをつくりあげていきます。

11月の最終報告会まであっという間に折り返し。
引き続き皆で頑張っていきますーーー!

集合写真

参加者の声