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ぬま大学第6期 最終報告会

ぬま大学第6期vol.4

2020年11月29日(日)に実施しました、ぬま大学第6期最終報告会の様子をお伝えします!

「気仙沼を、元気にしたい!もっと熱くしたい!」そんな想いをもった若者14人が、2020年の6月~11月の約半年間、自らの想いにそったマイプランを考え、磨き、形にするために奮闘してきた、その成果を最終報告会にて発表しました。

また、今年の最終報告会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場は招待者のみの入場とし、一般聴講者の皆様にはオンライン配信にてご視聴いただく形となりました。

こちらのレポートでは、その会場の様子をお届けいたします!!

タイムライン

13:30 オープニング
13:50 ぬま大生によるプレゼンテーション(4名)
14:35 休憩
14:45 ぬま大生によるプレゼンテーション(5名)
15:45 休憩
15:50 ぬま大生によるプレゼンテーション(5名)
16:50 休憩/ぬま大生との交流/ぬま大TV「6期のウラガワ」上映
17:30 表彰式
18:00 終了

会場は今年もPIER7。
収容可能人数の半分での開催ということもあり、会場にはぬま大学第6期生14名、審査員5名、招待者15名、運営スタッフ21名のみで行われました。
また、オンライン配信の同時進行ということで、配信スタッフさんがいらっしゃったり、たくさんのカメラが設置された会場は、今までとはまた一味違った緊張感に包まれておりました。

オープニング

オープニングは会場が暗転し、オープニングムービーが流れます!
今年はぬま大学第5期生の加藤広大さんにオープニングムービーを制作していただきました。 「挑戦者は止められない」というテーマで、第1期から第5期までのぬま大学の歴史をお伝えしながら、新型コロナウイルスに屈さず自分と向き合った受講生、運営者も含めた全員を「挑戦者」と表現したムービーが、第6期の様子を熱量高く届けていきました。

ぬま大学第6期vol.4

オープニングにぬま大生たちがグッと背中をおされた後は、司会のぬま大学第5期生の佐藤慶治さん・鈴木麻莉夏さんによる開会のご挨拶。司会のお二人の明るい笑顔で、ふっと会場の雰囲気が和らぎ、スタートです!

ぬま大生によるプレゼンテーション

ぬま大学第6期vol.4

いよいよ、半年間かけて作り上げてきたマイプランのプレゼンテーションです!

今年は14人のプレゼンテーションを全員余すことなくお届けできました。
というのも、昨年は午前と午後の2部構成としていたので、実はこの人数の発表を一度にお届けするのは初めてでした。ですので、そわそわドキドキ、14名ものぬま大生がプレゼンテーションに向けて心の準備をしていました。

なんだか、お祭り前のような熱気と緊張感がありましたが、トップバッターの大石さんが持ち前の天真爛漫さでスタートを切ってくれました。

<発表したぬま大生のマイプラン一覧>
1 大石 茜・・・「自分のため」は「人のため」
2 岩本 華奈・・・オトノバ
3 尾形 萌華・・・シングル・しんどいママとその子ども達へ送る秘密じゃない「秘密基地」
4 加藤 広菜・・・生きて描く場所
5 川嶋 奎・・・気仙沼なう
6 小野寺 桃子・・・気仙沼を前向きにとらえられるようになるには?
7 木下 徹哉・・・自分を大切にするための表現
8 宮本 夏希・・・一人一人がその人らしく生きられる未来
9 渡辺 修司・・・ブレイクダンスを通してチャレンジを楽しめるまちへ!~気仙沼の子供たちに新しい世界を~
10 君塚 聖偉・・・価値観を壊す「旅」
11 佐藤 祐美・・・ママうきうき化計画
12 佐藤 美咲・・・平和のすすめ
13 半沢 大亮・・・座布団父さん交流記~子育てをより楽しむために~
14 伊藤 茜・・・やさしさあふれる笑顔のまち気仙沼をめざして

▼発表の様子は、こちらからご覧いただけます!

そんなぬま大生のマイプランを審査していただく審査員の皆様は、今年も豪華でした!
気仙沼市で第1線を走る企業の皆様はもちろん、同じ東北で先進的な事業を展開する起業家の皆様にもお越しいただきました。審査員の皆様には、プレゼンテーションごとに、マイプランへの感想やアドバイスをいただきました。

ぬま大学第6期vol.4

<審査員>
菅原 茂氏 (気仙沼市長)
足利 宗洋氏(株式会社足利本店 代表取締役)
斉藤 和枝氏(株式会社斉吉商店 専務取締役)
辻 正太氏(株式会社BOLBOP 代表取締役)
渡邊 享子氏(合同会社巻組 代表)

ぬま大生との交流

ぬま大学第6期vol.4

14名のプレゼンテーションは長いようで、あっという間に終わり、招待者の方とぬま大生たちの交流タイムに進みました。招待者にはメッセージカードをお渡しし、ぬま大生一人ひとりのプレゼンテーションにメッセージを書いていただいていました。そのメッセージカードをこの交流タイムで渡しながら、直接感想を届けていただくお時間でした。

ぬま大生はプレゼンテーションが終わってホッとした、リラックスした表情で会場の皆様から感想をいただいていました。

その交流がひと段落したところで、オンライン配信と同じく、会場でも特別番組”ぬま大TV「6期のウラガワ」”をお届けしました。

この特別番組は、ぬま大学第1期からコーディネーターとしてぬま大学を一緒につくってきた成宮崇史さん、加藤航也さん、そして第4期よりコーディネーターとしてぬま大学に参画した志田淳さんの3名と事務局で、ぬま大学第6期のウラガワをお話ししております!!(※コーディネーター=ぬま大生の応援者)

新型コロナの影響でオンラインになった講義のウラガワや、ぬま大学第6期で印象的だったこと、ぬま大学ってぶっちゃけどんなところ?といった話をぎゅっと詰め込んでおり、会場の皆さんにも楽しんでいただけました。
ぬま大生も、「え、そんなことがあったの?」と、いつもは影から応援しているコーディネーターのこぼれ話に驚いている様子でした。

表彰式

ぬま大学第6期vol.4

交流会のあとは、いよいよ最後のプログラムとなる表彰式へと移ります。
審査会を通して決定した、まちづくりに最も貢献すると思われるプランに対して「最優秀賞」、ぬま大学の半年間で最も成長したと思われる方に対して「健闘賞」、オンライン視聴者の皆様から最も共感を得られたプランに対して「オンライン共感賞」の3つの賞が送られました。

気になる受賞者は…!以下の3名でした。

受賞したマイプランについてはこちらで詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

最優秀賞の発表後には、菅原市長の粋な計らいにより、渡辺さんのマイプランであるブレイクダンスを披露していただきました!
会場では拍手が湧き起こり、歓声が飛びました!

参加者のこえ

ぬま大学第6期vol.4

最後は、会場にお越しいただいた皆様とぬま大学ポーズで記念撮影!
これにて、ぬま大学第6期は修了となりました。

「やりたいから。好きだから。」という思いをきっかけに、新型コロナウイルス禍で行われた半年間。
ぬま大生たち同士、直接会って講義をすることができない状況でスタートし、さらには最終報告会も、一部の方のみしか直接熱量をお届けすることが叶わないなど、たくさんの”予想外”の中でも、懸命にマイプランをつくりあげ、この日、地域の皆様の前で発表することができました。
そしてオンライン配信でも、例年と変わらず、たくさんの方からあたたかいコメントが寄せられ、ぬま大生の熱量を受け取り、想いを届け合うことができました。

この最終報告会がスタートとなり、ここから「気仙沼で何かおもしろいこと」が始まっていきます!今後とも、14名の応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

ではまた、ぬま大学第7期でお会いしましょう!

気仙沼の高校生MY PROJECT AWARD 2020

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

「気仙沼のために何かやってみたい!」そんな想いをもった高校生が地域で実践してきたマイプロジェクトを発表する「気仙沼の高校生MY PROJECT AWARD 2020」が、2020年12月20日(日)にPIER7で開催されました。

4年目を迎えた今年、ついに市内にある全ての高校4校からエントリーいただきました!そして、集まった人数も、史上最多に並ぶ17組22名でした!

今年は、当日を迎える前の12月2日(水)に、高校生、市内4校の高校の先生、ゲスト審査員、高校生の伴走者(サポーター)、事務局という総勢35名が集まり、キックオフを行いました。マイプロジェクトで大事にしている「学びの姿勢」=「主体性・協働性・探究性」について対話する時間を過ごし、関係者間でマイプロジェクトにかける想いを共有し合うことができました。

そこから、高校生たちは短い期間でアクションや発表準備に取り組み、迎えた12月20日(日)。

今年のマイプロジェクトアワードは、午前と午後の2部開催となりました。
午前の部で17組全員がマイプロジェクトの発表を行い、午後の部では、午前の部を経て代表に選ばれた10組が発表を行い、その様子をオンライン配信でお届けしました。

アワード当日の様子(2部とも)は、今からでもアーカイブでご覧になれます!以下よりお申し込みください。
▼アーカイブ視聴のお申し込みはこちら
https://forms.gle/n8fEgMAWCsmpTomj8

ここからは、その1日の様子をレポートでお届けします!

タイムライン

9:30      午前の部 オープニング
9:35      高校生によるマイプロジェクト発表
11:25    交流会
12:00    午前の部 閉会
ーお昼休憩ー
13:30     午後の部 オープニング
13:50 高校生によるマイプロジェクト発表-90秒ピッチ-(7組)
14:10 高校生によるマイプロジェクト発表-プレゼンテーション前半-(5組)
14:55 休憩
15:15 高校生によるマイプロジェクト発表-プレゼンテーション後半-(5組)
16:15 休憩
16:25 スペシャル企画「マイプロジェクトってなんだろう?」
17:15 表彰式
18:00 閉会

会場は今年もPIER7。
新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、収容可能人数の半分での開催となりました。
午前の部は、高校生20名と、招待者22名、運営スタッフで行いました。
午後の部は、高校生22名と審査員3名、招待者18名と運営スタッフで行いました。また、一般の方に向けてオンライン配信を行いました。

午前の部は、招待者の皆様のあたたかな目線で会場は和やかでありつつも、高校生は貪欲にマイプロジェクトをよりよくするアドバイスに耳を傾ける様子が見られました。
午後の部は、審査員の皆様もいらっしゃり、緊張感に包まれながらも高校生たちのマイプロジェクトの発表が行われました。

午前の部 オープニング

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

午前の部はAグループとBグループの2会場に分かれて行いました。午前の部の招待者は、各高校生のマイプロジェクトのテーマや分野において地域で活動されている方をお呼びしました。そして、高校生によるプレゼンテーションを聞いての感想やアドバイスをいただきました。

高校生によるマイプロジェクト発表 Aグループ

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

Aグループの司会は気仙沼の高校生マイプロアワード実行委員会の加藤拓馬さんがつとめ、会場は□shipで行いました。

1 チームももあや・・・パリんぬま
2 チーム彼岸花・・・虐め・虐待について
3 千葉紅羽・・・気仙沼と韓国を繋ぐほやの魅力
4 熊谷光晟・・・オンラインで若者の地域愛を育ててUターンを増やすためには
5 菅野みらい・・・外国人と私たちの違いから見る気仙沼の魅力
6 熊谷樹・・・同世代に伝える東日本大震災の記憶
7 中野愛菜・・・幼児の防災意識を高めるには
8 熊谷ちひろ・・・気仙沼と韓国の繋がりを深めたい!
9 伊藤ひなた・・・子どもの自尊心をupしたい!

高校生によるマイプロジェクト発表 Bグループ

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

Bグループの司会は気仙沼の高校生マイプロアワード実行委員会の成宮崇史さんがつとめ、会場は3階研修室で行いました。

1 岸佑衣子・・・在宅で看取りやすい社会を創るには
2 チームあみみほ・・・SAIL〜気仙沼再発見の旅への招待状〜
3 吉野桃愛・・・気仙沼の子供たちのグローバル化
4 川村佳乃・・・時代とともに変化する教育現場で柔軟に対応するためには
5 神谷ここの・・・民話×輪〜民話ではまる!気仙沼〜
6 只野愛実・・・海に彩りを〜脱・磯焼けへ〜
7 三浦向陽・・・ユニバーサルデザインの人づくり
8 齋藤将太・・・ステルスメイクから学ぶ「自分らしさ」

交流会

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

どちらの会場も、最後の発表者が発表を終えた後に、交流会に移りました。
招待者の皆様には高校生のマイプロジェクトに対する感想やアドバイスを書くことができるメッセージカードをお渡ししており、そのメッセージカードを手渡ししていただきました。メッセージカードを渡した時に招待者の皆様から高校生に熱いメッセージを届けていただき、高校生が目をキラキラさせながら耳を傾けていました。

午後の部 オープニング

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

午前の部の発表を経て、いよいよ午後の部へと進みます!
会場は軽運動場に変わり、また午前の部とは違った雰囲気に。
今年の司会は、昨年に引き続き成宮さんと、高校生の時に気仙沼でマイプロジェクトに取り組んでいた三浦亜美さんのお2人です。息のあった司会で会場から笑顔がこぼれます。

まず最初に、主催者である菅原茂市長から開会のご挨拶をいただきました。そして、実行委員から「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード」開催への想いをお話しした後、審査員の皆様のご紹介や、評価基準などをご説明しました。

高校生によるマイプロジェクト発表 -90秒ピッチ-

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

オープニングが終わりいよいよ午後の部の発表に進みます。
午後の部の発表は、90秒ピッチとプレゼンテーションの2つの形式で行いました!そして、このプレゼンテーションに進む10名は、午前の部の発表後に各グループの高校生とスタッフの投票により決定しました。

まずは90秒ピッチ!
とても短い時間ではありますが、自分のマイプロジェクトの想いをぎゅっと詰め込んで伝えてくれました。実は高校生は、午前の部と午後の部の間のお昼休憩に、7分間のプレゼンテーションをキュッと90秒にまとめてくれていて、初挑戦の90秒ピッチまで素晴らしくやってのけてしまう高校生に驚きが隠せませんでした。想いが十分に伝わる素敵なピッチでした。

1 千葉紅羽・・・気仙沼と韓国を繋ぐほやの魅力
2 菅野みらい・・・外国人と私たちの違いから見る気仙沼の魅力
3 熊谷ちひろ・・・気仙沼と韓国の繋がりを深めたい!
4 只野愛実・・・海に彩りを 〜脱・磯焼けへ〜
5 三浦向陽・・・ユニバーサルデザインの人づくり
6 チーム ももあや・・・パリんぬま
7 川村佳乃・・・時代とともに変化する教育現場で柔軟に対応するためには

高校生によるマイプロジェクト発表 -プレゼンテーション-

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

90秒ピッチで会場の熱気が最高潮に高まり、お次はプレゼンテーションがスタート!
今年は11月を皮切りに、短い時間でマイプロジェクトに取り組んできた高校生たち。その集大成を、7分間に詰め込んでプレゼンテーションを行ってくれました。

そのプレゼンテーションの後には、豪華な審査員の皆様から、マイプロジェクトに対しての質問やアドバイスをいただきました。

1 チーム彼岸花・・・虐め・虐待について
2 熊谷光晟・・・オンラインで若者の地域愛を育ててUターンを増やすためには
3 熊谷樹・・・同世代に伝える東日本大震災の記憶
4 中野愛菜・・・幼児の防災意識を高めるには
5 伊藤ひなた・・・子どもの自尊心をupしたい!
6 岸佑衣子・・・在宅で看取りやすい社会を創るには
7 チームあみみほ・・・SAIL〜気仙沼再発見の旅への招待状〜
8 吉野桃愛・・・気仙沼の子供たちのグローバル化
9 神谷ここの・・・民話×輪〜民話ではまる!気仙沼〜
10 齋藤将太・・・ステルスメイクから学ぶ「自分らしさ」

<審査員>
菅原 茂氏(気仙沼市長)
小山 淳氏(気仙沼市教育委員会 教育長)
浦崎 太郎氏(大正大学 地域創生学部 教授)

スペシャル企画「マイプロジェクトってなんだろう?」

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

プレゼンテーションが終わり、審査員の皆様たちが受賞者を決める審査会を行うなか、会場ではトークセッションを行いました。
高校生の活動を支援している成宮さんによる進行の元、震災直後に高校生時代にマイプロジェクトに取り組んでいた三浦さん(社会人)、気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード第1期、第2期生の伊藤さん(大学生)、そして中学生で探究活動に取り組んでいる宮井さん(中学生)という、マイプロジェクト経験者の3名から、マイプロジェクトに取り組む中での気づきや、自身の変化などをお話しいただきました。

また、そのトークセッションの様子がまとまった記事もございます。詳しくご覧になりたい方は是非とも合わせてご覧ください。
▼記事はこちら
http://maru-zemi.com/2021/03/column_36/

表彰式

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

いよいよ、最後のプログラムとなる表彰式へと移ります。
審査会によって決定された「市長賞」、オンライン聴講者による投票をもとに決定された「オンライン共感賞」の2つの賞に加えて、「審査員特別賞」が審査会の中で設けられ、この3つの賞が贈られました。受賞者は以下の方々です。

【市長賞 岸 佑衣子さん】
気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

プロジェクト「在宅で看取りやすい社会を創るには」
将来は訪問看護師になるという夢をもつ岸さん。家で大好きなおばあちゃんを看取った経験や、在宅医療を始めたひいおじいちゃんを見て、在宅医療での「介護」の重要性を強く感じたそうです。
そこから、市内で在宅での看取りや介護に関わる仕事をされている方にインタビューを行いました。このインタビューから、在宅での看取りは介護と医療の連携が必要であることがわかり、その中でも介護、特に”運動”という部分は、高校生の自分達でもできることなのではと考えました。さらに、同世代の高校生にも「在宅介護」に興味を持って欲しいという気持ちが芽生えました。
これからは、高校生でも誰でも簡単にできる介護予防体操を作って広める等の広報活動をしていきたいと考えています。

受賞のポイント
・プレゼンテーション、テーマ共に審査員一同共感が高かった。
・自宅で看取るという重いテーマを、軽やかにご自身の体験を踏まえ発信していること。
・都会では出てこないテーマであり、これは気仙沼の豊かさでもあると気づかせてくれるマイプロジェクトであったこと。

受賞者のコメント
自分が呼ばれると思わず、びっくりしました。プレゼンテーションに体操を入れることや、高校生にとっては大きい「介護」という課題だったのに、共感してもらえて嬉しかったです。このようなテーマに協力していただけた大人の皆さんに感謝を述べたいです。ありがとうございました。

【オンライン共感賞 伊藤 ひなたさん】
気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

プロジェクト「子どもの自尊心をupしたい!」
少人数だった中学校が統合により大人数に変わり、周りと自分を比べてるようになってしまったと話す伊藤さん。この経験から自分で自分のことを誇らしく思う心=自尊心が低くなってしまったと振り返り、このような思いを子どもたちにさせたくないという想いから活動がスタートしました。
このプロジェクトで大切にしているのは「褒める」こと。褒める際には、目を見て、スキンシップをして、結果よりも過程をしっかりと褒めることが大切なのではないかと自分で仮説を立て、イベントを主催して実際に検証を行いました。伊藤さんの得意な料理を活かして、親子のお料理教室を開き、参加した親御さんに「褒める」を実践していただいて、子どもの自尊心の変化を調査したところ、見事自尊心がアップしたそうです。
これからもより多くの人に「子どもを褒める」活動を広げるために、次は「#めんこめんこキャンペーン」という活動を行なっていきたいと考えています。

受賞のポイント
・身近ところから始めていたところ
・自分のアクションを広げて、深めていたところ
・表現力も豊かなプレゼンテーション

受賞者のコメント
自分が自尊心が低かったのに、こうやってみなさんの前でプレゼンテーションができて、さらにこのような賞までいただけて、本当に嬉しいです。ありがとうございました。

【審査員特別賞 熊谷 樹さん】
気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

プロジェクト「同世代に伝える東日本大震災の記憶」
「震災の記憶が残っている最後の世代」として、被災した自身の経験を知恵として伝えていくことを通して、防災への意識を高め、広げていくことを目指したプロジェクト。
小学2年生の時に家が全壊するといった被災を経験した熊谷さん。その時、知識がなくパニックになり、危険な選択をしそうになっていたことを振り返ったことや、熊谷さんの祖父が過去の震災経験を知識として蓄えていたことから、震災を伝えていくことの大切さに気づいたそうです。そして現在は、向洋高校語り部クラブに所属し、震災を伝えていく活動に取り組んでいます。語り部の活動を通して、震災を経験していない同世代や自分より若い世代に伝えていくことの難しさを痛感しました。そこから、”過去の事実”を伝えていくのではなく、これから先に遭遇するかもしれない災害への”知識”として伝えていけるように、今も語り部を実践しています。

受賞のポイント
・気仙沼において震災は大きなこと。それをもしかしたら大人が押し付けてしまうことがあるかもしれない状況のなか、防災というテーマを自分の中に照らし合わせて、自らでスタートしている点。それが、震災復興の大切な象徴と言えるのではないかと思われた。

受賞者のコメント
まずはこのような賞をいただけ大変嬉しく思っているのと、驚いています。自分たちが伝えていくことで、全国での防災への理解や輪が広がっていくことを、みなさんも心にとめていただけたらと思います。また、自分自身もそこを目指していきます。ありがとうございました。

参加者のこえ

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020

新型コロナウイルス禍の一年。
高校生の”やりたい”という気持ちがいつもより制限されやすい一年ではありましたが、その状況をしなやかに乗り越え、一人ひとりが自分らしいマイプロジェクトを作って取り組んできました。その姿は会場でご参加されていた皆様、オンラインで視聴していただいた皆様にもきっと届いたことと思います。また、その姿が多世代にも繋がっていく未来が見えるような1日でもありました。
これからも地域でアクションを重ねていく高校生たちの応援を、どうぞよろしくお願いいたします!

ぬま大学ラボ第2期 レポート

ぬま大学第2期

昨年度から新しく始まったプログラム、「ぬま大学ラボ」。
昨年度は「気仙沼をつなげる30人」をテーマに、これまで復興に向けてそれぞれチャレンジしてきた企業、NPO、行政から、年齢も立場もバラバラな28人が集まって、お互いの思いを共有したり、対話を重ねながら、”まちの未来”をつくるプロジェクトを生み出していきました。

そして今年度は、気仙沼に暮らす様々な立場の人が集まり、これからの”まちの未来”に大切なテーマを一緒に学び・深めていく、テーマ型勉強会のプログラムとして帰ってきました!

今回は、まちづくり実践塾「ぬま大学」を卒業したOB・OG生3名がテーマオーナーとなり、そのOB・OG生の思いやマイプランとつながる、こちらの3つのテーマが立ち上がりました。

9月からの3ヶ月間、各テーマに興味・関心のある若者やすでに地域で活動している若者が、民間と行政のそれぞれから集まり、全3回のワークショップを通して、テーマ毎に学びを深めていきました。民間と行政がつながり、一緒に学ぶことを通して、民間メンバーのまちづくり活動がより広がり、加速していくことを目指しています。

第1回と第3回のファシリテーションは、昨年に引き続き、Slow Inovation株式会社 相内洋輔氏に行っていただきました。

第1回ワークショップ 「オリエンテーション」

ぬま大学第2期

タイムライン

13:30 オープニング
13:50 自己紹介/全体チェックイン
14:25 アイスブレイク
14:50 ワーク① 相互理解
15:25 休憩
15:35 ワーク② お互いの違いから学び合う
16:20 ワーク③ テーマの深堀り
17:25 チェックアウト
17:35 終了

レポート

2020年9月13日(日)に、PIER7にて第1回ワークショップを行いました。
最初はぐるっと円になって全員で顔を見ながらの自己紹介。
どんな想いで、ラボに参加したのかを話していき、参加者同士、参加の背景を知っていきます。

そのあとはテーマ毎、テーブルに分かれてアイスブレイクです。
ファシリテーターの相内さんが考案した「ぴんくのだんごむし」という制限付きの連想ゲームを行いました。ゲームで場がほぐれたところで、いよいよグループワークに入っていきます!

グループワークの1つ目は、全体で行なった自己紹介よりも深く、テーマについて自分の思いを話していきました。それぞれの思い、背景がわかることで、チームとしても一体感も徐々に高まっていきました。

全体で行なった自己紹介よりも深く、テーマについて自分の思いを話していき、どんな人たちかわかってきたところで、「フィーリングギャラリー」というお互いの違いを見比べるワークに入っていきました。気仙沼、協働、学び、生涯スポーツ、ゼロ・ウェイスト、自己実現という言葉を聞いて直感的に思いつくイメージを書き出して、模造紙に張り出していきました。同じ言葉でも連想されるイメージはバラバラです。この違いを知るワークから、同じテーマで話しているとはいえ、一人ひとりが異なる視点で異なる想いを抱いていることを、素直に「多様性」として受け止めることの大切さを体感しました。

そして最後に、チーム間での多様性を理解してきたところで、それぞれのテーマについて学びたいこと・掘り下げたいことを共有していきました。その上で次回の市役所勉強会において具体的に聞きたいことを整理していきました。
最後はまた全員で円を作って、今日の学びをシェアして、会は終了しました。

第2回チャレンジ月間 「学びを深める」

ぬま大学第2期

第1回ワークショップを経て、テーマに関連する市の担当課の方からお話を伺い、まち全体で起こっていることを知りながら、自分たちのテーマがどのようにまちとつながるのかを考えていく勉強会が、2020年9月28日(月)からスタートしました!

そんな勉強会では、まず担当課の方から気仙沼でどんなことが起きているのかを話してもらった後、参加者から質問をもらって深めていきました。そしてこの勉強会を経て、テーマ毎に実際に小さなアクションを重ねていきました。

ぬま大学第2期

お話を伺ったのは、生涯学習課・健康増進課の皆さん。
生涯学習課さんからは、市内の生涯スポーツ環境や設備における、全体的な状況や今後の見通しについてお話をいただきました。健康増進課さんからは気仙沼市民の健康状態や運動習慣、健康とスポーツの関係性について、データを用いながらわかりやすく解説していただきました。
参加者からも活発な質問、意見が出て、スポーツを行う団体同士の連携や支援機会の必要性、若い頃のスポーツ習慣が将来的な健康に大きく影響することなど、課題意識を共有することができました。ラボのテーマである「スポーツの機会が溢れるまちづくり」は、それぞれの切り口においても重要であることがよく理解できた時間になりました。

ぬま大学第2期

お話を伺ったのは、生活環境課・循環型社会推進課の皆さん。
生活環境課さんからは、市民の暮らしの整備から地球規模の対策まで幅広い事業に取り組まれている中で、昨年度から始まった「海洋プラスティックごみの取り組み」についてお話しいただきました。循環型社会推進課さんからは、気仙沼市のごみの現状やごみ処理の方法について、データを元に丁寧に解説していただきました。また、ごみ減量化に向けての取り組みや考えをお話しいただきました。
参加者は質疑応答を通して知識を深めていきながら、課の皆さんと「どうしたらごみを減らすことができるのか」について意見交換する時間となりました。
この時間を通して参加者全員が思ったのは、私たちが普段捨てているごみを処分してくださっていることへの「感謝」でした。そして、市民の方への啓蒙活動をはじめ、自分たちができることを考えていきたい!という思いを共有しました。

ぬま大学第2期

お話を伺ったのは、社会福祉課の皆さん。
平成27年度に策定された『第2次気仙沼市障害者福祉計画』を中心に、障がいのあるなしや障がいの種別、程度に関わらず、地域住民がふれあいながら、お互い安心して毎日の生活を送り生きていくことができる為の基本施策、考え方をお話いただきました。
また、障がいを持つ方が気仙沼で生活をする上で、まだまだ「不便」を感じることが多く、この「不便」を発信することが必要という話や、住民の中にある障がい者に対する理解不足をなくし、住民と障がい者が課題を共有することも重要だという話がありました。
その話を聞き質疑をしていく中で、今後は障がいがある人と実際に触れ合うことを目的に、スポーツを一緒にやってみることや、参加者が働いている社会福祉法人へお邪魔してお話を伺うなどのアクションが見えてきました。

第3回ワークショップ 「アクション宣言」

ぬま大学第2期

タイムライン

13:30 オープニング
13:45 ワーク① 活動の振り返り
14:50 休憩
15:00 ワーク② 全体セッション
16:50 市長からの講評
16:55 休憩
17:10 ワーク③ ネクストステップの検討
17:50 クロージング
18:00 終了

レポート

2020年11月8日(日)に、PIER7にて第3回ワークショップを行いました。
ぬま大学ラボ第2期の締めくくりとして、テーマ毎に3ヶ月の学びを振り返りながら、今後の活動を進める上でのヒントとなるような問いを考えて、会場にいる参加者から意見をもらい、最後にネクストステップを宣言していく時間となりました。

まずは参加者個々人で、これまでの活動の中で「新しく知った情報や知識」と「その中で感情が動いた情報や状況」について振り返っていきました。その後、テーマ毎に分かれて振り返りを共有していきます。
振り返りでは、活動していく中で自分にどんな変化があったかについても話しているのが印象的でした。
また、この振り返りの中で、”自分たちが疑問に感じていて多様な人に意見を聞きたいこと”や、”今後の活動を進めるためのアイディア募集”など、会場の参加者と深めたい「問い」を立てていきました。

振り返りが終わったら、ここからは、テーマ毎に活動の振り返りの共有と「問い」について深めていくワークショップを行う、「全体セッション」に進んでいきます。
この全体セッションには市長と各テーマに関連する市役所担当課の方にもご参加いただき、テーマをシャッフルしたメンバーで5つのグループに分かれて行いました。各テーマのワークショップ終了後には、グループでどのようなことが話し合われたのか感想を共有してもらい、その後テーマオーナーにも感想を発表していただきました。

全体セッション終了後、最後のワークショップに進みます。
テーマ毎に分かれて、ネクストステップは何か、今後の活動について考えていきました。より具体的なアクションを考えていく上での参考として、市役所担当課の今のニーズやリソース(参加者と連携できそうな機会)を事務局より共有しました。最後にテーマ毎にアクション宣言を行い、会は終了しました。

ぬま大学第2期

第2期のぬま大学ラボはテーマ型となり、テーマに興味のある・活動している若者21名が集まりました。テーマに関わる市役所担当課の皆様から「市の現状」についてお話を聞き、学べる機会をつくることで、参加者の視野が広がることはもちろん、各々の活動の磨き上げの時間にもなりました。また、第3回ワークショップの中で決めたネクストステップは、市役所担当課から出たリソースと絡めて考えることもできました。
“まちの未来”につながる大切な3つのテーマを、これからまちの中で盛り上げていく・活動していく「スタート」を切れる、そんな時間になったのではないかと思います。

次のぬま大学ラボは、どんなテーマで、どんな方たちが集まるのか楽しみです!
皆さんも次年度のぬま大学ラボをお楽しみに!

2021.2.25 ぬまトーークvol.18「気仙沼の「スポーツ」の未来を考えよう!」

ぬまトーークvol.18

気仙沼についてみんなで語ろう!「ぬまトーーク」。
テーマについて仲間と一緒にわいわい語り合う2時間です。

今回のテーマは、「気仙沼の「スポーツ」の未来を考えよう!」。

スポーツが大好きな、みなさ〜〜ん!!

気仙沼市内でスポーツをしている時、こんなことを思ったことありませんか?

例えば、
・自分の生活リズムに合ったスポーツサークルが見つけられない…..
・新しいスポーツを始めたいけど、入っていいのかな?と思っちゃう…..
・スポーツサークルにもっと新しい仲間を増やしたいのに…..
などなど。

そんな時に考える、こうなったらもっと楽しくなるんじゃないかな、あんなことができたら良いな〜という思い。そんな思いを持つみなさん、“気仙沼のスポーツの未来” について考えませんか?

「不定期で集まれるスポーツサークルがあったら良さそう!!」
「市内のスポーツサークルの情報がいっぺんにわかるといいよね!!」
「スポーツをする人の横のつながりをつくりたい!!」

そんなみなさんの思いを今回のぬまトーークで一緒に語っていきます。

今回は、6ヶ月間のまちづくり実践塾「ぬま大学」の第5期生であり、気仙沼市や南三陸町で生涯スポーツサークルあくてぃぶ!の運営や地域テーマ型コミュニティを支える一般社団法人little FLAGを立ち上げ活動している佐藤慶治さんにプロデュースをしていただきます。
またゲストには、「リズムを変える。すべてが変わる。」をコンセプトにスポーツリズムトレーニングを実施している一般社団法人気仙沼スポーツLABOの袖野洸良さんをお迎えします。

実際に市内のスポーツを盛り上げているお2人のお話を伺いながら、“気仙沼のスポーツの未来” を語っていきましょう!

ご参加お待ちしております〜!!

guest—
一般社団法人 気仙沼スポーツLABO 袖野洸良さん
スポーツリズムトレーニング協会認定インストラクター
メンタル心理カウンセラー
日本バスケットボール協会 B級コーチ /宮城県バスケットボール協会 理事
/気仙沼ミニバスケットボール少年団 監督 /気仙沼バスケットボールスクール コーチ

producer—
6ヶ月間のまちづくり実践塾「ぬま大学」
第5期卒業生 佐藤慶治さん


『ぬまトーーク vol.18』

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ぬまトーーク vol.17

ぬまトーークvol.17

こんにちは、事務局の平田です。
2021年1月25日(月)に開催しました、ぬまトーークvol.17の様子をお届けします。

今回のぬまトーークも、6ヶ月間のまちづくり実践塾「ぬま大学」を卒業したぬま大生と一緒に企画をしております!
今回はぬま大学第5期卒業生の渡邊貴弘さん(たっぴーさん)プロデュースで「自分のカラダによりそう〜歯と髪から「カラダ」を考える〜」というテーマで開催しました。

たっぴーさんは気仙沼市内で歯科技工士として働かれており、ぬま大学では「最後まで食べたいものが食べられるように」というマイプランに取り組まれておりました。そのために、何か症状が出てからではなく、若いうちから日々カラダによりそう習慣をつくれないかという想いがきっかけで、今回のぬまトーークを企画しました。

ぬまトーークvol.17でやったこと

テーマ「自分のカラダによりそう〜歯と髪から「カラダ」を考える〜」
19:00 開会
19:05 オープニング
19:20 ゲストトーーク
20:00 ワークショップ
20:55 クロージング
21:05 終了

オープニング

ぬまトーークvol.17

「私は普段は、市内の歯医者さんで歯科技工士として歯をつくる仕事をしています。なかなか日の目を浴びない職業と思っております。ですが、今回こうやって皆さんとお話しができる機会をいただきました。今日は皆さんとお話しができるのを大変嬉しく思います。」
とたっぴーさんの想いをお話しいただき、ぬまトーークはスタートしました。

ゲストトーーク

ぬまトーークvol.17

今回のぬまトーークでは、たっぴーさんのようにカラダの一部分から人のカラダ全体によりそうケアをされている方をゲストにお呼びしました。
そのゲストは、美容師の畠山真樹さんです。真樹さんは2019年の12月、階上地域に”人・海・自然にやさしいサロン”をコンセプトとした美容室 umi no niwaをオープンされています。

そんな真樹さんとたっぴーさんのトークセッションをお届けしました。

トークセッションでは、お二人がカラダ全体に目を向けるようになったきっかけとそれからの変化をお話しいただきました。

お話を聞いていくと、なんとお二人とも似たような経験がきっかけとなっていたんです。というのも、最初は歯や髪への「技術」を磨くことで、患者様やお客様により良いものを届けられると、切磋琢磨されていたお二人。
しかし、ある時、ある患者様・お客様との出会いがきっかけで、

に気づいたそうです。今まで磨いてきた技術の精度がいくら高くても、あくまでそれは”カラダの一部分”しか見つめられていなくて、そもそもの基盤となる”カラダ全体”を意識することが必要なんだ、というとても大事なことに気づかされたとおっしゃっていました。
そこからお二人は、技術や理論以外の視点として”患者様・お客様のカラダ全体”にも目を向けた上で、どのようなアプローチができるかを大切にしているそうです。

そんな、ちょっと衝撃的なお二人のエピソードの後には、「参加者の皆さんが日々カラダのためにできること」をお話しいただきました。

をアドバイスいただきました。

そして最後に、「カラダに寄り添うとは?」という問いに対して、「自分を知ること。そして知った上で、知識を得て、自らが選択していくこと。」と一言でまとめていただき、トークセッションは終了しました。

ワークショップ

ぬまトーークvol.17

参加者の皆さんの意識がカラダに向いたところで、ワークショップ「自分のカラダに目を向けてみる」へと進みます。

まずは個人ワークとして、4つの問いについて紙に書き出していきました。

カラダの違和感と習慣から自分のカラダに目を向けたところで、今度はグループに分かれて共有していきます。3人のグループの中で、自分たちの持つ知識や経験を共有することで、さらにカラダに意識を向けていきます。

最後に「自分のカラダのために明日から暮らしのなかで変えたいこと・やりたいこと」を考え、1人ずつ共有していきました。

クロージング

ぬまトーークvol.17

明日からのアクションが見えてきたところで、司会から「気仙沼市民の健康状況や気仙沼市の健康への取り組み」をお伝えし、気仙沼市の現状について知っていただく時間もご用意しました。

そして最後に、ゲストの真樹さんとこのぬまトーークをプロデュースしてくれたたっぴーさんから一言ずつ感想をいただきました。
「ワークショップの中で、参加者の皆さまが日頃から心身の健康を意識して、行動していらっしゃるんだなと思いました。私もこれからもしっかりとカラダに目を向けていこうと思いました。」と、真樹さん。
「色々な考えや、カラダにいいことを一つひとつやっていくことで、ちょっとずつ変わっていくと思います。身近なところから意識してやっていきましょう。まずは、歯を磨いてくださいね〜!」と、たっぴーさん。
そんなお二人の言葉をいただいて、会は終了しました。

参加者のこえ

日々忙しさの中で、ついつい後回しになってしまうカラダ。
そこに向き合うお二人の姿から、日々を振り返利、自分のカラダに寄り添ってみるきっかけとなった今回のぬまトーーク。優しい眼差しをもつ二人が醸し出す雰囲気のおかげで、参加者の皆さんが自然とカラダに意識が向いていく贅沢な時間でした。

ぬまトーークはプロデュースしているぬま大生によって、雰囲気もガラッと変わり、参加者の皆さんにお届けできる学びも毎回違っていて、事務局も毎回ワクワクしています!

次回のぬまトーークもお楽しみにお待ちくださいね◎

2021.1.25 ぬまトーークvol.17「自分のカラダによりそう〜歯と髪から「カラダ」を考える〜」

ぬまトーークvol.17


【大事なお知らせ】
市内の新型コロナウイルス感染拡大の状況により、当初は「オフライン」での開催を予定していましたが、「オンライン」での開催に変更致します。


気仙沼についてみんなで語ろう!「ぬまトーーク」。
各回のテーマについて仲間と一緒にわいわい語り合う2時間です。

今回のテーマは、「自分のカラダによりそう〜歯と髪から「カラダ」を考える〜」。

みなさんは、ふだん自分のカラダの声を聞いていますか?

ちょっとしたことかもしれませんが、いつもより髪に元気がないなと感じたり、無意識のうちに歯を食いしばっていたり。
そんなちょっとした違和感が、自分のカラダを考える一つのヒントになるかも知れません。

今回は「歯」と「髪」というカラダのイチ部分から、カラダ全体を考えていきたいと思います。

6ヶ月間のまちづくり実践塾「ぬま大学」の第5期生で、市内の歯医者さんで歯をつくる仕事をしている歯科技工士・渡邊貴弘さんプロデュースのもと、環境にやさしいオーガニックアイテムを取り入れ、髪そして頭皮にやさしいヘアサロンを経営しているumi no niwa 店主 畠山真樹さんをゲストに迎え、「歯」と「髪」からカラダによりそうお仕事をされているお二人の想いをお聞きしたいと思います。

ふだん、何気なく共にしているカラダ。
この日は、ゲストのお話を聞き、みんなで一緒に語りながら、そんなカラダにちょこっとだけ目を向けてみませんか?

guest—
umi no niwa 店主 畠山真樹さん
秋田県秋田市出身。
仙台のオーガニックサロンで勤務し店長経験を経て、結婚を機に退社。
その後、気仙沼を拠点にフリー美容師として活動、2019年に umi no niwa 美容室を開業。

producer—
6ヶ月間のまちづくり実践塾「ぬま大学」
第5期卒業生 渡邊貴弘さん


『ぬまトーーク vol.17』

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