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レポート|ぬま大学第7期第1回講義

ぬま大学第7期 vol.1

第1回講義「自分と仲間を知る〜あなたはどんな時にどのように心が動きますか?〜」

タイムライン

10:00 オープニング
10:35 オリエンテーション
11:10 地域で遊ぶ
12:45 休憩
14:00 ロング自己紹介
17:15 クロージング
17:30 終了

レポート

2021年6月6日(日)に、第1回講義を本吉町の前浜マリンセンターにて、今年は、新型コロナウイルス感染拡大に最大限配慮しながら、オフラインで講義を行なっております!

第1回講義はまるっと1日、たっぷりと時間をかけて進めます。

ぬま大学第7期 vol.1

なんと、今年は菅原茂市長が激励のメッセージを届けに!

“都会には、自分よりできる人材がたくさんいて、代わりがいるかもしれない。しかし、気仙沼には「代えのきく」人材は誰一人おらず、「やりたい」と思ってやらない限りは、気仙沼では生まれないものだからこそ、ぬま大生一人ひとりの「やりたい」気持ちを大切にカタチにしていってほしい。”

そんな市長からの熱いお言葉でぬま大生たちにパワーを送っていただきました。

そして、事務局からは

“半年間、「あなたはどんな時にどのように心が動きますか?」「あなたは誰(自分じゃない他)を幸せにしたいですか?」という2つの問いを問い続けながらマイプランを作り上げていき、半年後には「自分は何者で、 気仙沼でどんな未来を つくっていきたいか?」の答えを見つけているような時間を過ごしましょう。”

とぬま大生にお伝えしました。

ぬま大学第7期 vol.1

そしてそして!
少し緊張をほぐすために、みんなで清凉院に向かい、座禅のレクリエーションです。座禅の後には賢道さんより、このようなお話しをいただきました。

“「調身 調息 調心」
姿勢を調えて、息を調えれば、心が調う。だからこそ、1日に何も考えない時間を少しの時間でもいいからとり、自分を調えること。
「修行」
まずは型を見つけ、その型に沿ってできるようになる。その後に、型を外して、自分のスタイルを作っていけるようになる。”

というお話をしていただき午前の部を終了しました。

ぬま大学第7期 vol.1

午後の部からは、「人生グラフ」という、これまでの人生のモチベーションをグラフ化したものを話すグループワークと、その人生グラフを元に自分の喜怒哀楽を分析してみるワークショップを行い、自分の心が動く瞬間を探っていきました。

そして最後に、感想共有を行いました。
いろんな人の人生を聞ける時間は贅沢だと気づけたり、自分の行動の原動力が思わぬところにあったり、喜怒哀楽の関係性に気づいたりと、いろんな発見があったようです。

こんな濃密な時間を過ごした、第1回講義。
第2回講義のレポートもお楽しみに!!

参加者の声

●みんなの人生の貴重なお話を聞くことができてほんとに楽しかったです!

●座禅で気持ちを整理することができました。みんなの人生を共有させてもらうことで、仲を深めることができました。

●話すことに苦手意識があるのですが、コーディネーター(ぬま大生の応援者)の方やグループのメンバーがいることで、とても話しやすかったです。自分を改めて振り返ることができました。

インタビュー|「やりたい」をはじめてみよう。

ぬま大学第7期インタビューvol.1

卒業生80人。
気仙沼に住む若者が「やりたい」を形にするために”ぬま大学”を選ぶ理由とは?

「何かやりたい」と思う時はどんな時ですか?

お休みの日に気持ちのいい晴れ間が見えた時や、今やっていることに少し慣れてきた時でしょうか。それとも、お仕事帰りの車の中やお風呂で、何かもやっとした感情を抱きながら思う時もあるでしょうか。

でも、いつもの暮らしで精一杯、という方が多いのかもしれません。

それでもなお、「あれができればな…」と考えてしまう方にご紹介したいのが“ぬま大学”です。

一見、“「やりたい」を形にする実践塾”なんて書いてあるものだから、なんだか敷居が高く感じるかもしれません。

しかし、やっていることはいたってシンプル。
自分の「やりたい」という気持ちに素直になるだけです。

それでも、まだまだぬま大学がピンとこない方も多いはずです。そこで、事務局 矢野明日香のぬま大学第7期開校への想いとともに“ぬま大学”を改めてご紹介できればと思います。

[ text:平田 ]

やりたいことは、ここから、きっと見つけられる。

まず、改めてご紹介すると、ぬま大学は「やりたい」を形にする実践塾です。

2013年から気仙沼について知る・語れる単発イベント“ぬま塾”や“ぬまトーーク”を行っていく中で、“知る・語る”だけではなく、“実際にまちづくりを実行してみたい”という想いをサポートする場の必要性が高まり、2015年からぬま大学第1期が始まりました。

そして、ぬま大学は一人ひとりの「やりたい」が形になっていくことで、まちに住む人自身がまちをつくっていく“市民が主役のまちづくり”を目指しています。

なので、「好き」や「ワクワク」といった一人ひとりの“心が動く瞬間”に着目し、「本当にやりたいこと」を見つけられることを何より大切にしています。

そんなぬま大学に、私は第2期から携わっています。

ぬま大生の応援をするコーディネーターをやりながら、第6期からはぬま大学の各講義の内容と気仙沼で実行するプラン(=マイプラン)を考えていくためのマイプランシートを設計するワークショップデザインを担当しています。

「本当にやりたいことが、半年間で見つかるかな」と心配される方がいらっしゃるかもしれませんが、この講義とマイプランシートで順を追って整理できるので安心してくださいね。

そして、みなさん自身のペースに寄り添いながら半年間進んでいけるように、ぬま大学にはコーディネーターという方々がいます。

コーディネーターは気仙沼でマイプランを実践している方達なので、講義で考えきれなかった部分の相談はもちろん、みなさんが悩み、つまずくポイントを同じように共感し、一緒に悩みながらも、そっと背中を押してくれる存在です。

多様なコーディネーターがいるので、それだけ気づかせてくれることがたくさんあると思います。

ぬま大学インタビューvol.1

だからこそ、ぬま大学ではその人にしか出来ない、ストーリーのあるマイプランが生まれています。

苦手だった言語表現を、ダンスという身体表現にチャレンジすることで克服してきた経験から、次はその機会を子どもたちに作ろうとしている方。

農業に魅了されて脱サラし、ゆくゆくは前職である介護の視点を取り入れた農業に取り組みたいと、まずは独立に向けて取り組んでいる方。

自分が持つ建築とコミュニティデザインのスキルを活かして、仲間とともに銭湯コニュニティを作ろうとしている方。

本当に面白い方達がぬま大学の卒業生にはたくさんいます。

やりたいことの先にある “幸せ”と、“やり甲斐”。

なぜ、こんなにも自分の「本当にやりたいこと」を見つけて、大切にしてほしいと思っているかを、私自身の経験も含めて話させてください。

私は岐阜県出身で、2016年に気仙沼に移住をしました。移住した理由は、畑がやりたかったから。
自分が食べるものを自分で作る暮らしを目指して、その最初の一歩として畑をやろうと決めていました。

「畑をやりたい」と周りの方達に話し続けていたら、家の敷地内で畑ができることになり、家の徒歩5分内にいらっしゃる農家さんとつなげていただき、野菜作りを一から教えてもらったり、手伝ってくれる仲間ができて、本当に楽しかったんです。

それに、活動の中で大好きなおばあちゃんにも出会えて、私の中で幸せにしたい人が見つかりました。このおばあちゃんのために自分にできることをしたいって。

でも、私の仕事柄もあって、自分の「やりたい」がどう地域のためになるかを考えることが多くて、私の畑の活動は地域のためになっているのだろうか?目の前のおばあちゃんを幸せにしたいという思いじゃだめなのか?と悩むようにもなりました。

そんなモヤモヤを抱えながらも、畑の活動を続けて、地域の人が週1回野菜を販売する「からくわ夕市」も手伝うようになっていた頃に、唐桑町まちづくり協議会ができたんです。そこで、「明日香ちゃんの活動は“地産地消”だよね」と言ってもらえて、 まちづくり協議会の中に地産地消チームができ、そのリーダーに選ばれました。

自分の「やりたいこと」を続けていたら、幸せにしたい人が見つかって、その先に地域との接点が生まれたんです。

“やりたい”が、 “やり甲斐”に変わった瞬間でした。

そうやって、私自身も何年もかけて気付き、一歩ずつ進んでいます。
だから、ぬま大学の半年間で絶対に形にしなきゃいけないということでもないなと思っていて。

これだ!っとなるまでには、何度も形にしてみる必要があるかもしれないですし、人それぞれに時間が必要になると思います。

でもやっぱり「やりたい」という気持ちがなければ、こんなに何年も続けられなかったし、こうやってたくさんの気づきや経験は得られなかったと思います。

だから、皆さんにも「やりたい」という気持ちから始めてみて、自分のペースで悩みながらも行動して、形にしていってほしいと思っています。

みんなの「好き」や「こだわり」を聞きたい。

ぬま大学第7期インタビューvol.1

ぬま大学では「やりたい」を形にするまでに必要な、自分と向き合える時間をたくさん用意しています。

そして何より、私はみんなの“個性”が大好きです。

その人にしかない“心が動く瞬間”。
本当に毎年、今年はどんな個性に出会えるのかとワクワクしています。

それに、素敵な想いを持っているのに、「話すのは恥ずかしい、これでいいのかな?」とうずうずしている人を見ると、純粋に、本当に応援したくなります。

だから、ぬま大学では、皆さんの「好き」や「こだわり」を聞きたいし、たくさん話して欲しいです。

うずうずしている人。
ぬま大学が気になっている人。
ちょっと話を聞いて欲しい人。
なんかちょっと、暮らしや、働き方を変えてみたい人。

まずは、「どうしたの?」って、ゆっくり話を聞かせてくれたら嬉しいです。


ぬま大学第7期受講生募集

【募集要項】

【申込方法】

【関連ファイル】

【お問い合わせ】


2021.05.06 ぬま大学第7期個別相談会

ぬま大学第7期個別相談会

「やりたい」をかたちにする半年間の実践塾『ぬま大学』、今年も開校します!
そして、ぬま大学第7期の受講を迷っている方にぴったりの“個別相談会“を開催します!

ぬま大学事務局スタッフと個別にゆるりとお話しできるお時間をご用意しました。

・ぬま大学と仕事の両立できるかな…?
・ぬま大学でやってみたいこと、これかな…?
・半年間やっていけるかな…?
そんな不安や疑問をお話ししていただきながら、一緒に考えていけるお時間になればと思います。

個別相談会に参加したからぬま大学を受講しないといけない?!ということはありませんので、お気軽にご相談くださいね◎

お申し込み、お待ちしております。

▽これまでの講義の様子を公開中!
https://numa-ninaite.com/wp/category/numauniversity/numauniversity-report/


『ぬま大学第7期個別相談会』

【概要】

【お申込みについて】

【イベントの最新情報はこちらから】

【お問い合わせ】

レポート|ぬま大学第7期説明会

ぬま大学第7期 説明会

先輩の話を聞いてみよう!
誰かに話してみることで新たな発見が生まれる瞬間に出会ってみよう!

タイムライン

19:00 開会
19:10 ぬま大学とは?の紹介
19:20 ぬま大学OBOGとCDのパネルトーク
20:05 ぬま大学体験ワークショップ
20:50 エントリーについてのご案内
21:00 終了

レポート

2021年4月20日(月)に開催しました、ぬま大学説明会の様子をお届けします。

お申込者はなんと19名!
気仙沼の出身者さんから、Iターンしてまだ間もない方、そして、Uターンで気仙沼に戻られた方など様々な方達にお集まりいただき、会をスタートしました。

説明会でお伝えしたかったことはズバリ2つ。
・ぬま大学は何を大切にしていて、どんな時間を過ごせる場所か
・ぬま大学はどんな雰囲気か

1つ目は、事務局の矢野より概要の説明を行いつつ、強力な助っ人ゲストとしてぬま大学第6期生 半沢大亮さんと大石茜ちゃん、その2人を1番近くで応援してきたコーディネーター 成宮崇史さんから体験談を聞かせていただきました。3人の和気藹々とした姿やマイプランができるまでのお話を通して、少しずつぬま大学の雰囲気が伝わっていたように思いました。

そして2つ目は、ぬま大学でもっとも大事にしている「対話」の時間を体験していただくことでお伝えしました!
参加者の皆様には、まず対話の際のポイントをお伝えしました。
そのポイントを踏まえて、以下の3つの問いについて、3人一組になり対話していきました。
①気仙沼に生まれて、暮らして、働いて、訪れて、好きだなぁ、よかったなぁと思う時は、どんな時ですか?
②今までの人生を振り返り、誇りに思うような、最も嬉しかったこと、力を発揮したことはなんですか?
③今、あなたが力を入れていること、エネルギーを注いでいることはなんですか?

対話の時間が終わり、全員で顔を合わせると、なんだか笑顔があふれていました。
その笑顔からは、この時間を通して、“自分に問い、それに対する自分の答えを誰かに話してみることで新たな発見が生まれる瞬間“に出会えているのでは、と感じとることができました。
それが対話の魅力であり、「ぬま大学」という場所だなと思っています。

そんな盛りだくさんで、あっという間の2時間でした!

会の終了後、すぐにぬま大学第7期へご応募いただいた方も。
熱い気持ちが伝わる第7期の募集
事務局一同、この半年間をどんな方達と過ごせるのか、一層楽しみとなりました!

参加者の声

●ワクワクしている人の話を聞けて楽しかったです。自分もまたやってみたいなあと思いました。人と話して元気になれました。

●受講生の生の声を聴くことができたので、具体的なイメージができたので良かったです。

●自分は何をやりたいかをもっと明確に持ちたいと思い、関心が高まりました。

2021.04.20 ぬま大学第7期説明会

ぬま大学第7期説明会

「やりたい」をかたちにする半年間の実践塾『ぬま大学』、今年も開校します!
そして、ぬま大学の第7期生募集開始にあわせて”説明会”を開催します!

・ぬま大学って何するの?
・ぬま大学ってどんな人が参加してるの?
・マイプラン?…まだないけど、どうやってつくるの?
そんな疑問にお答えします。

そして、持ち物は「やってみたい!」というワクワクした気持ちや、「やってみたいけどモヤモヤ…。」というちょっぴり不安な気持ちだけで大丈夫◎
なぜなら、ぬま大学のスタートはその気持ちをカタチにするところから始まるからです!

自分の好きなこと・興味のあることを振り返ったり、仲間と一緒に考えてみる。
時には、不安な気持ちを素直に仲間やコーディネーター(ぬま大生の応援者)に話してみる。
そうやって悩み、語り、カタチにしていく中で、自分らしい一歩を踏み出していけるのがぬま大学なんです。

そんなぬま大学をぎゅぎゅっと2時間で体験できるのがこの説明会。
まずは、気軽に説明会に遊びにきてくださいね。

また、こちらの説明会の他にも随時個別相談も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせくださいね。

あなたの「やってみたい!」を待っています〜!

▽これまでの講義の様子を公開中!
https://numa-ninaite.com/wp/category/numauniversity/numauniversity-report/

プログラム

●ぬま大学のご説明
●第6期生とコーディネーターとのクロストーク
昨年のぬま大学で、半年間かけてマイプランを作ってきた6期生と、そのチャレンジをとなりで支えたコーディネーターからお話をうかがいます。
●体験ワークショップ
ぬま大学でやることといえば”対話”。この対話をワークショップの中で体験していただきます。
●ぬま大学第7期エントリー方法のご案内


『ぬま大学第7期説明会』

【概要】

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【イベントの最新情報はこちらから】

【お問い合わせ】

ぬまトーークvol.18

ぬまトーークvol.18

こんにちは、事務局の齋藤です。
2021年2月25日(木)に開催しました、ぬまトーークvol.18の様子をお届けします。

今回のぬまトーークも、6ヶ月間のまちづくり実践塾「ぬま大学」を卒業したぬま大生と一緒に企画をしております!
今回はぬま大学第5期卒業生の佐藤慶治さん(けいじくん)プロデュースで「気仙沼の「スポーツ」の未来を考えよう!」というテーマで開催しました。

けいじくんは、地元・南三陸町で行っている“誰もが、いつでも、どこでも、気軽に参加できる“「生涯スポーツサークル あくてぃぶ!」の活動を気仙沼でも実施する、というマイプランをぬま大学で考え、活動しています。また、スポーツの機会がもっと身近にあるまちになればという想いから今回のぬまトーークを企画しました。その一歩として、気仙沼で普段スポーツをしている人がどんなスポーツの未来にワクワクし、どんなことに困っているのかについてトーークしていきました!

ぬまトーークvol.18でやったこと

テーマ「気仙沼の「スポーツ」の未来を考えよう!」
19:00 開会
19:05 オープニング
19:20 ゲストトーーク
20:05 ワークショップ
20:55 クロージング
21:05 終了

オープニング

ぬまトーークvol.18

「気仙沼のスポーツ活動がより盛んになるように、この場を通じて皆さんが感じている課題や、もうちょっとこうなったら良いよねということ、今後こうしていけば良いんじゃない?という意見を聞けたら嬉しいです。」
とけいじくんの想いをお話しいただき、ぬまトーークはスタートしました。

ゲストトーーク

ぬまトーークvol.18

今回のぬまトーークでは、けいじくんと同じように気仙沼市のスポーツを盛り上げる活動をされている方をゲストにお呼びし、活動を始められた想いや、今後の目標についてお話いただきました。

●ゲストトーーク① 袖野洸良さん 

一人目のゲストトーークは一般社団法人気仙沼スポーツLABO 代表理事の袖野洸良さんです。袖野さんはスポーツリズムトレーニングという「リズム感」を高めることで運動能力を向上させるトレーニングを、小学生から高齢者までの幅広い年代を対象に行われています。

そんな袖野さんはバスケが大好きで、元々は学校の先生としてバスケの指導を行なっていました。
それが震災をきっかけに、バスケを自分が楽しむためだけではなく、“バスケを通してまちを元気にできないか”と考えるようになり、子どもから大人までバスケを「する・見る・学ぶ」環境をづくりを始めました。

しかし、活動の中でうまく体が使えず、スポーツが苦手と感じる子どもたちが多いことに気づきます。そこで、スポーツへの苦手意識がついてしまう前に、まずは自分の体を自在に操る練習ができるリズムトレーニングの指導を始められました。リズムトレーニングは、体を動かすことが楽しい!と感じてもらえることはもちろん、スポーツを行う体の基礎づくりができるため、バスケの指導にもいい影響が期待されるそうです。

また、市内に住む様々な年代の方の運動の機会づくりにも一役買い、今では高齢者の方向けのリズムトレーニングの指導まで行うようになったそうです。
今後は、”子どもたちの運動能力の向上”と”多くの人が健康で楽しい生活を送ること”を目標に掲げて、様々な人々の運動習慣の確立を目指していきたいと語っていました。

ぬまトーークvol.18

●ゲストトーーク② 佐藤慶治さん

けいじくんは、生涯学習という視点からスポーツの機会をつくっています。
スポーツがもたらす幸福感を大切にしているため、スポーツが「できる・できない」ではなく”スポーツを通した交流”を重要視し、その機会を生涯スポーツサークルあくてぃぶ!ではつくっています。
こういったスポーツを通したコミュニティが、居場所となり、より豊かな生活を送って欲しいとも話していました。

しかし、このような機会を自分一人だけでつくっていくには限界があると気づき、今後は市内の団体が連携をしていくことで、スポーツの情報がより身近に入り、気軽に参加できるまちを目指していきたいと語っていました。また、次のアクションとしては、お互いがどんな活動をしているかを知れるの場を設けてみたいと話してくれました。

お二人に共通していたことは、スポーツを得意・苦手で判断してしまうのではなく、その先にあるスポーツの楽しさを感じて欲しいという想いでした。そのために、幅広い世代の方達に向けたプログラムを作り続ける袖野さんと、生涯スポーツという切り口でスポーツの裾野を広げ、さらには他団体との連携をすすめるけいじくん。

そんなお二人から話された「スポーツを身近なものにして、生涯、スポーツに親しんで欲しい。スポーツをもっと好きになってくれる人が増えたら嬉しい」という願いが参加者の皆さんの胸をうつゲストトーークでした。

ワークショップ

ぬまトーークvol.18

お二人の熱い想いをたっぷりと伺ったところで、ワークショップへ進みます。
5人ずつのグループに分かれ、

を思い思いにお話していただきました。その後、

という問いを考え、グループでトーークしていきました。 トーークでは、子どものスポーツ環境やスポーツツーリズムの視点、所属しているサークルからの意見など、それぞれの想いをシェアしていただきました。

クロージング

ぬまトーークvol.18

最後に、ゲストの袖野さんとこのぬまトーークをプロデュースしてくれたけいじくんから一言ずつ感想をいただきました。

「貴重なご意見をお聞きすることができありがとうございます。僕もまだ気仙沼のスポーツの課題を整理できてはいないんですけど、今日すごく良いきっかけになったので、また一歩、二歩とみなさんと一緒に踏み出していきたいと思います。」と、袖野さん。
「今日は皆さん、ありがとうございます。ご参加いただいた皆さんとこれからも議論を重ねていくことで、今日話にあがった「こうなったらいいのにな!」を実現できると思います。これからもよろしくお願いします。」と、けいじくん。

そんなお二人の言葉をいただいて、会は終了しました。

参加者のこえ

気仙沼のスポーツの未来について語る2時間。
まだまだ話し足りない!という声をいただくほど、参加者の皆さんとスポーツの可能性について話す時間はあっという間で、ワクワクしながらスポーツの未来を描ける一夜となりました。

次回のぬまトーークも楽しみにお待ちくださいね◎