ぬま大学第6期 最終報告会

ぬま大学第6期vol.4

2020年11月29日(日)に実施しました、ぬま大学第6期最終報告会の様子をお伝えします!

「気仙沼を、元気にしたい!もっと熱くしたい!」そんな想いをもった若者14人が、2020年の6月~11月の約半年間、自らの想いにそったマイプランを考え、磨き、形にするために奮闘してきた、その成果を最終報告会にて発表しました。

また、今年の最終報告会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場は招待者のみの入場とし、一般聴講者の皆様にはオンライン配信にてご視聴いただく形となりました。

こちらのレポートでは、その会場の様子をお届けいたします!!

タイムライン

13:30 オープニング
13:50 ぬま大生によるプレゼンテーション(4名)
14:35 休憩
14:45 ぬま大生によるプレゼンテーション(5名)
15:45 休憩
15:50 ぬま大生によるプレゼンテーション(5名)
16:50 休憩/ぬま大生との交流/ぬま大TV「6期のウラガワ」上映
17:30 表彰式
18:00 終了

会場は今年もPIER7。
収容可能人数の半分での開催ということもあり、会場にはぬま大学第6期生14名、審査員5名、招待者15名、運営スタッフ21名のみで行われました。
また、オンライン配信の同時進行ということで、配信スタッフさんがいらっしゃったり、たくさんのカメラが設置された会場は、今までとはまた一味違った緊張感に包まれておりました。

オープニング

オープニングは会場が暗転し、オープニングムービーが流れます!
今年はぬま大学第5期生の加藤広大さんにオープニングムービーを制作していただきました。 「挑戦者は止められない」というテーマで、第1期から第5期までのぬま大学の歴史をお伝えしながら、新型コロナウイルスに屈さず自分と向き合った受講生、運営者も含めた全員を「挑戦者」と表現したムービーが、第6期の様子を熱量高く届けていきました。

ぬま大学第6期vol.4

オープニングにぬま大生たちがグッと背中をおされた後は、司会のぬま大学第5期生の佐藤慶治さん・鈴木麻莉夏さんによる開会のご挨拶。司会のお二人の明るい笑顔で、ふっと会場の雰囲気が和らぎ、スタートです!

ぬま大生によるプレゼンテーション

ぬま大学第6期vol.4

いよいよ、半年間かけて作り上げてきたマイプランのプレゼンテーションです!

今年は14人のプレゼンテーションを全員余すことなくお届けできました。
というのも、昨年は午前と午後の2部構成としていたので、実はこの人数の発表を一度にお届けするのは初めてでした。ですので、そわそわドキドキ、14名ものぬま大生がプレゼンテーションに向けて心の準備をしていました。

なんだか、お祭り前のような熱気と緊張感がありましたが、トップバッターの大石さんが持ち前の天真爛漫さでスタートを切ってくれました。

<発表したぬま大生のマイプラン一覧>
1 大石 茜・・・「自分のため」は「人のため」
2 岩本 華奈・・・オトノバ
3 尾形 萌華・・・シングル・しんどいママとその子ども達へ送る秘密じゃない「秘密基地」
4 加藤 広菜・・・生きて描く場所
5 川嶋 奎・・・気仙沼なう
6 小野寺 桃子・・・気仙沼を前向きにとらえられるようになるには?
7 木下 徹哉・・・自分を大切にするための表現
8 宮本 夏希・・・一人一人がその人らしく生きられる未来
9 渡辺 修司・・・ブレイクダンスを通してチャレンジを楽しめるまちへ!~気仙沼の子供たちに新しい世界を~
10 君塚 聖偉・・・価値観を壊す「旅」
11 佐藤 祐美・・・ママうきうき化計画
12 佐藤 美咲・・・平和のすすめ
13 半沢 大亮・・・座布団父さん交流記~子育てをより楽しむために~
14 伊藤 茜・・・やさしさあふれる笑顔のまち気仙沼をめざして

▼発表の様子は、こちらからご覧いただけます!

そんなぬま大生のマイプランを審査していただく審査員の皆様は、今年も豪華でした!
気仙沼市で第1線を走る企業の皆様はもちろん、同じ東北で先進的な事業を展開する起業家の皆様にもお越しいただきました。審査員の皆様には、プレゼンテーションごとに、マイプランへの感想やアドバイスをいただきました。

ぬま大学第6期vol.4

<審査員>
菅原 茂氏 (気仙沼市長)
足利 宗洋氏(株式会社足利本店 代表取締役)
斉藤 和枝氏(株式会社斉吉商店 専務取締役)
辻 正太氏(株式会社BOLBOP 代表取締役)
渡邊 享子氏(合同会社巻組 代表)

ぬま大生との交流

ぬま大学第6期vol.4

14名のプレゼンテーションは長いようで、あっという間に終わり、招待者の方とぬま大生たちの交流タイムに進みました。招待者にはメッセージカードをお渡しし、ぬま大生一人ひとりのプレゼンテーションにメッセージを書いていただいていました。そのメッセージカードをこの交流タイムで渡しながら、直接感想を届けていただくお時間でした。

ぬま大生はプレゼンテーションが終わってホッとした、リラックスした表情で会場の皆様から感想をいただいていました。

その交流がひと段落したところで、オンライン配信と同じく、会場でも特別番組”ぬま大TV「6期のウラガワ」”をお届けしました。

この特別番組は、ぬま大学第1期からコーディネーターとしてぬま大学を一緒につくってきた成宮崇史さん、加藤航也さん、そして第4期よりコーディネーターとしてぬま大学に参画した志田淳さんの3名と事務局で、ぬま大学第6期のウラガワをお話ししております!!(※コーディネーター=ぬま大生の応援者)

新型コロナの影響でオンラインになった講義のウラガワや、ぬま大学第6期で印象的だったこと、ぬま大学ってぶっちゃけどんなところ?といった話をぎゅっと詰め込んでおり、会場の皆さんにも楽しんでいただけました。
ぬま大生も、「え、そんなことがあったの?」と、いつもは影から応援しているコーディネーターのこぼれ話に驚いている様子でした。

表彰式

ぬま大学第6期vol.4

交流会のあとは、いよいよ最後のプログラムとなる表彰式へと移ります。
審査会を通して決定した、まちづくりに最も貢献すると思われるプランに対して「最優秀賞」、ぬま大学の半年間で最も成長したと思われる方に対して「健闘賞」、オンライン視聴者の皆様から最も共感を得られたプランに対して「オンライン共感賞」の3つの賞が送られました。

気になる受賞者は…!以下の3名でした。

  • 最優秀賞 渡辺 修司さん
  • 健闘賞 尾形 萌華さん
  • オンライン共感賞 伊藤 茜さん

受賞したマイプランについてはこちらで詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

最優秀賞の発表後には、菅原市長の粋な計らいにより、渡辺さんのマイプランであるブレイクダンスを披露していただきました!
会場では拍手が湧き起こり、歓声が飛びました!

参加者のこえ
  • 感動あり、笑いありの素敵な場をありがとうございました。(会場聴講)
  • それぞれがそれぞれの思いで半年過ごしてきたものを座っているだけで聴けることが贅沢でした。(会場聴講)
  • 受講生の皆さんのプレゼンにそれぞれ感動・感銘を受けました。いつも新しい発見があって勉強させられます。(オンライン聴講)
  • 気仙沼にこれだけ行動ができて、自分の思いを言葉にできる方々がいらっしゃったことに感動しました!(オンライン聴講)

ぬま大学第6期vol.4

最後は、会場にお越しいただいた皆様とぬま大学ポーズで記念撮影!
これにて、ぬま大学第6期は修了となりました。

「やりたいから。好きだから。」という思いをきっかけに、新型コロナウイルス禍で行われた半年間。
ぬま大生たち同士、直接会って講義をすることができない状況でスタートし、さらには最終報告会も、一部の方のみしか直接熱量をお届けすることが叶わないなど、たくさんの”予想外”の中でも、懸命にマイプランをつくりあげ、この日、地域の皆様の前で発表することができました。
そしてオンライン配信でも、例年と変わらず、たくさんの方からあたたかいコメントが寄せられ、ぬま大生の熱量を受け取り、想いを届け合うことができました。

この最終報告会がスタートとなり、ここから「気仙沼で何かおもしろいこと」が始まっていきます!今後とも、14名の応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

ではまた、ぬま大学第7期でお会いしましょう!