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ぬま大学第2期 vol.6 最終報告会

ぬま大学第2期 vol.6 最終報告会

こんにちは、地域支援員の小林です。

2016年の5月から始まったぬま大学第2期。2016年11月23日、その最後の発表の場となる、最終報告会が開催されました。今回はそちらの様子をお伝えします!

最終報告会でやったこと

13:00 オープニング
13:05 市長挨拶
13:10 プログラム紹介
13:30 ぬま大生プレゼンテーション(前半)
15:00 休憩
15:10 ぬま大生プレゼンテーション(後半)
16:45 投票タイム
16:55 特別セミナー「若者の挑戦を支える機会づくり」
17:30 表彰式
18:00 閉会

当日はぬま大生13名、審査員5名を含む132名の方々にご来場頂きました。

オープニング・市長挨拶

ぬま大学第2期 vol.6 最終報告会

オープニングは、この半年間の活動を振り返るムービーからスタート!これまでの様子を会場にいらした方にお伝えするとともに、この後のプレゼンテーションへのエールにもなりました。また今回の司会は、ぬま大学1期の修了生である、熊谷航さんと菊田真由さんに務めて頂きました。

菅原茂市長からの挨拶を頂き、会場も徐々にプレゼンムードが高まっていきます。

ぬま大生プレゼンテーション

ぬま大学第2期 vol.6 最終報告会

いよいよ本番である、プレゼンテーションに入っていきます。前半6名、後半7名の計13名のぬま大学2期生が、この半年間の想いを聴衆にぶつけていきます。

ぬま大生のプラン一覧
1 高橋 えり ・・・子供服お下がり事業 「みんなのたんす」
2 森田みなみ ・・・遊歩道が子どもの遊び場・学び場に
3 齋藤 治郎 ・・・政治はともだちプロジェクト
4 中村かれん ・・・しんどいときに頼れる場所
5 内海裕里江 ・・・東北発!日本茶フレーバーティーブランド 「OCHACCO」
6 川村 俊 ・・・高校生が将来気仙沼に帰ってくる「きっかけ」作り
7 小野寺千春 ・・・保育士の学びの場をつくる「保育カフェ」
8 河村 俊秀 ・・・移住者の小さな寄り合いの場づくり
9 牧野 由和 ・・・唐桑の若者と大学生が想いを語り合える場「まる会」
10 北村 修一 ・・・地元旅行で広げたい 地元の方とのつながりを ~駐在員が取り組む地元貢献プログラム~
11 佐藤 光彦 ・・・8のつく日は八瀬の日!
12 冨永 めい ・・・気仙沼でこども向け刺繍教室をひらきたい
13 菊地隆太郎 ・・・八瀬に自然遊びの拠点を作る

一人の発表が終了する度に、審査員の皆様からフィードバックのコメントを頂きました。5名の審査員それぞれから、厳しくも愛のある指摘や意見をたくさん頂きました。また、ゲストコメンテーターとして、気仙沼高校の生徒さん2名にもお越し頂き、ぬま大生のプランに率直な意見を頂きました。

投票タイム・審査会

ぬま大学第2期 vol.6 最終報告会

13名のプレゼンテーションが終了後、聴講者の皆さんによる投票タイムを行いました。この投票で最も得票が多い人に、「共感賞」が送られます。

また、その裏では、審査員の皆様による審査会が行われました。この審査会を通して、「最優秀賞」と「メイン講師賞」が決定されます。

特別セミナー

ぬま大学第2期 vol.6 最終報告会

最終報告会のもう一つのプログラムとして、ゲスト講師をお呼びしての特別セミナーを実施しました。今回のゲストは、仙台で若者の挑戦を長年支援している、一般社団法人ワカツクの渡辺一馬氏です。

「若者の挑戦を支える機会づくり」と題して、ぬま大生のプレゼンテーションを踏まえて、今後気仙沼の中で若い人がより挑戦を加速させていくためには、どんなことが必要かを、事例を交えてご紹介頂きました。挑戦にあふれている地域には、必ず周りの人の「共感」があり、プレゼンをしたぬま大生、そして今日会場にいらした方々がお互いに共感しあいながら、取組を続けていくことが大切だ、というお話を頂きました。

表彰式

ぬま大学第2期 vol.6 最終報告会

特別セミナー終了後は、いよいよ最後のプログラムとなる表彰式へと移ります。審査会、会場投票によって「最優秀賞」、「メイン講師賞」、「共感賞」の3つの賞が送られます。受賞者は、以下の方々でした。

参加者のこえ

ぬま大学第2期 vol.6 最終報告会

最後に、ぬま大生、審査員、運営メンバーでぱしゃり。

これにて、ぬま大学第2期は終了となりました。しかし、ぬま大生の皆さんにとっては、むしろこれからが本番。マイプランの実施に向けて、これからの挑戦がとても楽しみです!

ぬま大学第2期 プレゼンセミナー

ぬま大学プレゼンセミナー

こんにちは、地域支援員の小林です。

ぬま大学の特別企画、その第3弾が2016年10月29日(土)に実施されました。今回はその名も「プレゼンセミナー」です。いよいよ最終報告会まで1ヶ月を切ったぬま大学2期生に向けて、プレゼンテーションの基礎を学べる機会となりました。

今回は市外から講師をお迎えし、プレゼンテーションの基礎となる部分を体系立てて教えて頂きました。また、3名の受講生に、本番に望む前の模擬プレゼンテーションをしてもらいました。

プレゼンセミナーでやったこと

10:00 プレゼンセミナー「プレゼンテーションの基礎」
10:30 模擬プレゼンテーション
11:20 質疑応答
11:30 閉会

参加者はぬま大生7名、ぬま大学コーディネーター3名、一般聴講者6名の合計16名でした。

プレゼンセミナー「プレゼンテーションの基礎」

ぬま大学プレゼンセミナー

開会後、早速講師からプレゼンテーションの基礎について、講義を頂きました。今回講師を勤めて頂いたのは、東京の外資系コンサルティング会社に勤務する、柴田偉斗子氏です。

プレゼンテーションの二大要素は“資料の作り方”と“話し方”であり、今回は“話し方”にしぼって講義をして頂きました。

プレゼンテーションの基本は「正しく、わかりやすく伝える」ことで、そのために抑えるとよい3つのコツを紹介頂きました。

2017.3.15 ぬま塾vol.17 田村恭子氏<サンマリン気仙沼ホテル観洋/気仙沼プラザホテル 女将>

間もなく3月、ぽつりぽつりと温かい日が出てきましたね。
季節の変わり目、体調など崩されないようにしてください!

2017年最初のぬま塾を開催します。
毎回大盛況ですので、ぜひぜひご参加ください!(小林)


『ぬま塾 vol.17』開催概要


ぬま大学第2期 vol.5

ぬま大学第2期 vol.5

こんにちは、地域支援員の小町です。
ぬま大学第2期の第5回、本講義としてはこれが最後の回です。第5回講義は、平成28年10月1日(土)、気仙沼市の早稲谷にある、「八瀬地域郷土文化保存伝承館」で行いました。今回の会場には、八瀬地域の伝統文化である鹿踊りに使う衣装や道具が保管されており、地域の方々、子ども達が一緒になって道具を作り、踊りを練習する場として使われている場所です。

第5回でやったこと

テーマ「マイプランを磨く ~自分なりのマイプランへ~」
13:30 開会、事務局挨拶
13:40 ゲスト講話(ぬま大学1期生 菊田真由氏、小黒澤和常氏、立花淳一氏)
15:00 ワークショップ
17:15 クロージング
17:30 閉会
参加者は、ぬま大生11名、一般聴講者3名の14名でした。

ゲスト講話

ぬま大学第2期 vol.5

ゲストはぬま大学第1期生の3名の方々。昨年度ぬま大学を受講した、第2期生の先輩にあたる方々です。今回は菊田真由さん、小黒澤和常さん、立花淳一さんに、ぬま大学に入ったきっかけや、マイプランの変遷、行ってきた小さな実践について主に話して頂きました。
3名の方それぞれの話の中で、印象的だったものを簡単にまとめました。
まずは、菊田真由さん。

続いて、小黒澤和常さん。

最後に、立花淳一さん。

3人に共通しているのは、マイプランを作る中で自分の本当の想いに気付いたこと、そして、最終報告会では全力でその想いを発表したこと、ぬま大学で気づいた想いに基づいて、今も活動していることでした。マイプラン作成が大詰めになるタイミングで、2期生にとって学びのある話を聞くことができました。

ワークショップ

ぬま大学第2期 vol.5

4グループに分かれ、相互にプランをブラッシュアップしあうグループワークを行いました。今回は講話して頂いた1期生3名もグループに入りました。最終報告会に向けて“伝える”という側面に重点を置いて発表する人、ブラッシュアップを受けて不安が消えてスッキリした人、はたまたモヤモヤが深まってしまった人…。皆それぞれの学びがあったようです。また、発表が終わったあとは、「テーマセッション」と題して、グループ内で自由に気になる課題、興味があるテーマについて自由に話す時間を設けました。

参加者のこえ

ぬま大学第2期 vol.5

講義を通して、2期生だけでなく、一般聴講の方、1期生も刺激を受けたようです。
泣いても笑っても今回が最終講義。次回はいよいよ最終報告会です!どうぞご期待ください。

ぬま大学第2期 オープンアカデミー

ぬま大学第2期 オープンアカデミー

こんにちは、地域支援員の小林です。
ぬま大学の本講座の合間に行っている特別企画、その第2弾である「ぬま大オープンアカデミー」について今回はお伝えします!
ぬま大オープンアカデミーとは、マイプラン作成の参考にすべく、すでに他地域で行われている先進事例を見に行くフィールドワーク型のプログラムです。ぬま大学メイン講師の尾野寛明氏によれば、マイプランを作るにあたって、「遠くの同業種、近くの異業種」から学べることはとても多いとのこと。
今回のオープンアカデミーでは、丸一日を使って、宮城県内の5つの団体を訪問しました。

オープンアカデミーでやったこと

8:45 市役所集合・開会
~共通訪問先~
9:00 訪問その1 NPO法人ピースジャム
10:00 2グループに分かれて移動
~Aグループ~
13:30 訪問その2 NPO法人アスヘノキボウ
15:00 訪問その3 一般社団法人ISHINOMAKI2.0
~Bグループ~
13:00 訪問その2 公益社団法人MORIUMIUS
16:00 訪問その3 森のようちえん 虹の森
~訪問終了~
18:30 宿泊場所到着
19:00 報告会
20:00 懇親会

参加者はぬま大学2期生7名、1期生1名の合計8名でした。

ぬま大学第2期 オープンアカデミー

最初の訪問先は、NPO法人ピースジャムさんです。第2回講座のゲスト講師としてもお越し頂いた代表の佐藤賢さんに、公園やツリーハウス、作業場などをご案内頂いたのち、工房内でお話を伺いました。
ピースジャムさんで働いているお母さんたちの様子に加えて、工房周辺の地域事情についてご紹介頂いたり、今後どのような展開をしていきたいかなどについて、お話を伺いました。講義で事業の全体像については事前に学んでいたため、より突っ込んだ質疑応答も行われました。

ピースジャムさんを訪問した後は、2つのグループに分かれて視察を行いました。

Aルート:訪問その2 NPO法人アスヘノキボウ

ぬま大学第2期 オープンアカデミー

Aルートの最初の訪問先は、「NPO法人アスヘノキボウ」さん。震災後、女川町で地元の方々と一緒にまちのビジョンを描きながら、復興・まちづくりに携わっている団体です。スタッフの中村さんに、女川町の概要や活動内容をお話して頂きました。
震災後、女川町では30~40代がまちづくりの中心を担っています。60代の方々は、口は出すけど手は出さないというスタンス。町全体として若い人たちが地域づくりを担う仕組みが作られています。
アスヘノキボウさんでは、そのような背景も踏まえ、若い人たちが地域内外から集まり、活躍できるような様々な事業を展開していらっしゃいます。その一つとして、女川駅の横にある「女川フューチャーセンター Camass」では、定期的にフューチャーセッションが開催され、女川のまちの未来について若い人たちが語り合う場になっています。

スタッフの中村さんからお話を伺った中で、印象的だったお話をご紹介します。

活動をしていく中で、欠かせない要素をたくさん教えていただきました。

Aルート:訪問その3 一般社団法人ISHINOMAKI2.0

ぬま大学第2期 オープンアカデミー

女川町を後にし、お隣石巻市に移動し、「一般社団法人ISHINOMAKI2.0」さんを訪問。震災直後、地元の若者やボランティアで来ていた市外の若者が、「地域を自分たちの手で何とかしたい」と集まり、発足した団体です。オープンシェアオフィス「IRORI」や、高校生対象の「いしのまきがっこう」などなど、まちを面白くするための多彩な事業を展開していらっしゃいます。
オープンシェアオフィスのIRORIは、「空間をひらく」ことを意識し、最初は団体の事務所だったものを、シェアオフィスとして開放する、Free Wifiを飛ばす、カフェを増設するなど徐々に外に広げていくことで、今では地元のおじいちゃんおばあちゃんや学校帰りの小学生にも利用される場所になっているそうです。
今回はそのIRORIで、スタッフの加納さんにお話を伺いました。その中で、印象的だった話をご紹介します。

また、ぬま大生からの質問に対して、なるほど!と思ったものもご紹介します。

活動に対して、実感をもってイメージがつくような学びを得ることができました。

Bルート:訪問その2 公益社団法人MORIUMIUS

ぬま大学第2期 オープンアカデミー

続いて、もう一つのルートのご紹介です!こちらのルートで最初に伺ったのは、石巻市雄勝町で自然体験施設を運営する「公益社団法人MORIUMIUS」さんです。

震災前に廃校になった小学校をリノベーションして、自然体験や宿泊などが出来る複合施設で、遠方からも沢山の方が訪れる場所になっています。また、町内外の小中学生を対象とした地域教育事業も行っています。

MORIUMIUSさんが大切にしているのは、持続可能かつ循環型の暮らしを実現する「パーマカルチャー」という考え方。人と自然が共存し、人が住むことで自然も豊かになる、そんな暮らしを体験出来ます。敷地内には、使用した水が循環する仕組みやビオトープがあったり、かまどや薪ボイラーなどの設備があります。また、鶏や豚も飼っていて、まさに自然と共存する暮らしがありました。

今度はぜひ宿泊してみたいなと、参加者一同、強く感じた訪問でした。

Bルート:訪問その3 森のようちえん 虹の森

ぬま大学第2期 オープンアカデミー

MORIUMIUSさんの後には、仙台市や多賀城市を拠点として活動している「森のようちえん 虹の森」さんを訪問しました。

森のようちえんとは、自然体験活動を基軸にした、子育て、幼児教育の総称で、1960年代のデンマークではじまったと言われる保育形体です。色々な形がありますが、場所は基本的に森の中で、子供たちは自然の中で好き勝手に遊んで、時間を過ごします。

スタッフの清水さんに指定頂いた場所にいくと、そこは一面の原っぱと、その奥にはうっそうと茂る森林。実際に普段保育を行っている森の中をご案内頂きました。森を歩きながら、普段子供たちはどんなことをして遊んでいるかや、子どもと向き合っているなかでの気づきなどをご紹介頂きました。

そのあと場所を移して、虹の森さんの成り立ちや、現状、今後について詳しくお話を伺いました。実際に現場を見たあとだったので、より具体的にイメージを持つことができ、多くの学びがありました。

報告会

ぬま大学第2期 オープンアカデミー

すべての訪問終了後、参加者全員で集まって学びの共有会を行いました。各訪問先にいってみて、どんな学びや気付きがあったか、自分のプランに活かせることはあったかなどをまとめ、発表してもらいました。

参加者のこえ

ぬま大学第2期 オープンアカデミー

次回、最後の講義となる第5回のテーマは「マイプランを磨く~自分なりのマイプランへ~」です。

2017.02.21 ぬまトーークvol.7「自分の想いを形にする」

ぬま塾から生まれた派生企画、「ぬまトーーク」。その第7弾を開催します!

ぬまトーーク!の主役は、参加者のあなた。
各回のテーマに沿って、自らが考え出したアイディアを、仲間と一緒に練り上げていく2時間です。
毎回、それぞれのテーマにゆかりのあるゲストにお越し頂き、すでに取り組んでいる事例や参考情報などを聞くこともできます。

第7回となる今回のテーマは、「自分の想いを形にする」。
自分の想いに気づく、それを形にしてみるって、思っている以上に難しいですよね。今回はその「自分の想い」をテーマに、ワークを通じて一緒に形にする機会にしたいと思っています!

今、全国で実践されている「マイプロジェクト」という手法をベースに、自分の想いが詰まったプロジェクトを考えていきます。

★2月21日&23日両日開催!★
それぞれ別会場にて実施しますので、お越しの際はお気をつけください!どちらも同じ内容での開催になります。


『ぬまトーーク vol.7』

<概要>

<内容>

※2月23日も別会場にて実施します。 → 2月23日についてはこちら

<お申込みについて>