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レポート|ぬま大学第7期説明会

ぬま大学第7期 説明会

先輩の話を聞いてみよう!
誰かに話してみることで新たな発見が生まれる瞬間に出会ってみよう!

タイムライン

19:00 開会
19:10 ぬま大学とは?の紹介
19:20 ぬま大学OBOGとCDのパネルトーク
20:05 ぬま大学体験ワークショップ
20:50 エントリーについてのご案内
21:00 終了

レポート

2021年4月20日(月)に開催しました、ぬま大学説明会の様子をお届けします。

お申込者はなんと19名!
気仙沼の出身者さんから、Iターンしてまだ間もない方、そして、Uターンで気仙沼に戻られた方など様々な方達にお集まりいただき、会をスタートしました。

説明会でお伝えしたかったことはズバリ2つ。
・ぬま大学は何を大切にしていて、どんな時間を過ごせる場所か
・ぬま大学はどんな雰囲気か

1つ目は、事務局の矢野より概要の説明を行いつつ、強力な助っ人ゲストとしてぬま大学第6期生 半沢大亮さんと大石茜ちゃん、その2人を1番近くで応援してきたコーディネーター 成宮崇史さんから体験談を聞かせていただきました。3人の和気藹々とした姿やマイプランができるまでのお話を通して、少しずつぬま大学の雰囲気が伝わっていたように思いました。

そして2つ目は、ぬま大学でもっとも大事にしている「対話」の時間を体験していただくことでお伝えしました!
参加者の皆様には、まず対話の際のポイントをお伝えしました。
そのポイントを踏まえて、以下の3つの問いについて、3人一組になり対話していきました。
①気仙沼に生まれて、暮らして、働いて、訪れて、好きだなぁ、よかったなぁと思う時は、どんな時ですか?
②今までの人生を振り返り、誇りに思うような、最も嬉しかったこと、力を発揮したことはなんですか?
③今、あなたが力を入れていること、エネルギーを注いでいることはなんですか?

対話の時間が終わり、全員で顔を合わせると、なんだか笑顔があふれていました。
その笑顔からは、この時間を通して、“自分に問い、それに対する自分の答えを誰かに話してみることで新たな発見が生まれる瞬間“に出会えているのでは、と感じとることができました。
それが対話の魅力であり、「ぬま大学」という場所だなと思っています。

そんな盛りだくさんで、あっという間の2時間でした!

会の終了後、すぐにぬま大学第7期へご応募いただいた方も。
熱い気持ちが伝わる第7期の募集
事務局一同、この半年間をどんな方達と過ごせるのか、一層楽しみとなりました!

参加者の声

●ワクワクしている人の話を聞けて楽しかったです。自分もまたやってみたいなあと思いました。人と話して元気になれました。

●受講生の生の声を聴くことができたので、具体的なイメージができたので良かったです。

●自分は何をやりたいかをもっと明確に持ちたいと思い、関心が高まりました。

2021.04.20 ぬま大学第7期説明会

ぬま大学第7期説明会

「やりたい」をかたちにする半年間の実践塾『ぬま大学』、今年も開校します!
そして、ぬま大学の第7期生募集開始にあわせて”説明会”を開催します!

・ぬま大学って何するの?
・ぬま大学ってどんな人が参加してるの?
・マイプラン?…まだないけど、どうやってつくるの?
そんな疑問にお答えします。

そして、持ち物は「やってみたい!」というワクワクした気持ちや、「やってみたいけどモヤモヤ…。」というちょっぴり不安な気持ちだけで大丈夫◎
なぜなら、ぬま大学のスタートはその気持ちをカタチにするところから始まるからです!

自分の好きなこと・興味のあることを振り返ったり、仲間と一緒に考えてみる。
時には、不安な気持ちを素直に仲間やコーディネーター(ぬま大生の応援者)に話してみる。
そうやって悩み、語り、カタチにしていく中で、自分らしい一歩を踏み出していけるのがぬま大学なんです。

そんなぬま大学をぎゅぎゅっと2時間で体験できるのがこの説明会。
まずは、気軽に説明会に遊びにきてくださいね。

また、こちらの説明会の他にも随時個別相談も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせくださいね。

あなたの「やってみたい!」を待っています〜!

▽これまでの講義の様子を公開中!
https://numa-ninaite.com/wp/category/numauniversity/numauniversity-report/

プログラム

●ぬま大学のご説明
●第6期生とコーディネーターとのクロストーク
昨年のぬま大学で、半年間かけてマイプランを作ってきた6期生と、そのチャレンジをとなりで支えたコーディネーターからお話をうかがいます。
●体験ワークショップ
ぬま大学でやることといえば”対話”。この対話をワークショップの中で体験していただきます。
●ぬま大学第7期エントリー方法のご案内


『ぬま大学第7期説明会』

【概要】

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【イベントの最新情報はこちらから】

【お問い合わせ】

ぬまトーークvol.18

ぬまトーークvol.18

こんにちは、事務局の齋藤です。
2021年2月25日(木)に開催しました、ぬまトーークvol.18の様子をお届けします。

今回のぬまトーークも、6ヶ月間のまちづくり実践塾「ぬま大学」を卒業したぬま大生と一緒に企画をしております!
今回はぬま大学第5期卒業生の佐藤慶治さん(けいじくん)プロデュースで「気仙沼の「スポーツ」の未来を考えよう!」というテーマで開催しました。

けいじくんは、地元・南三陸町で行っている“誰もが、いつでも、どこでも、気軽に参加できる“「生涯スポーツサークル あくてぃぶ!」の活動を気仙沼でも実施する、というマイプランをぬま大学で考え、活動しています。また、スポーツの機会がもっと身近にあるまちになればという想いから今回のぬまトーークを企画しました。その一歩として、気仙沼で普段スポーツをしている人がどんなスポーツの未来にワクワクし、どんなことに困っているのかについてトーークしていきました!

ぬまトーークvol.18でやったこと

テーマ「気仙沼の「スポーツ」の未来を考えよう!」
19:00 開会
19:05 オープニング
19:20 ゲストトーーク
20:05 ワークショップ
20:55 クロージング
21:05 終了

オープニング

ぬまトーークvol.18

「気仙沼のスポーツ活動がより盛んになるように、この場を通じて皆さんが感じている課題や、もうちょっとこうなったら良いよねということ、今後こうしていけば良いんじゃない?という意見を聞けたら嬉しいです。」
とけいじくんの想いをお話しいただき、ぬまトーークはスタートしました。

ゲストトーーク

ぬまトーークvol.18

今回のぬまトーークでは、けいじくんと同じように気仙沼市のスポーツを盛り上げる活動をされている方をゲストにお呼びし、活動を始められた想いや、今後の目標についてお話いただきました。

●ゲストトーーク① 袖野洸良さん 

一人目のゲストトーークは一般社団法人気仙沼スポーツLABO 代表理事の袖野洸良さんです。袖野さんはスポーツリズムトレーニングという「リズム感」を高めることで運動能力を向上させるトレーニングを、小学生から高齢者までの幅広い年代を対象に行われています。

そんな袖野さんはバスケが大好きで、元々は学校の先生としてバスケの指導を行なっていました。
それが震災をきっかけに、バスケを自分が楽しむためだけではなく、“バスケを通してまちを元気にできないか”と考えるようになり、子どもから大人までバスケを「する・見る・学ぶ」環境をづくりを始めました。

しかし、活動の中でうまく体が使えず、スポーツが苦手と感じる子どもたちが多いことに気づきます。そこで、スポーツへの苦手意識がついてしまう前に、まずは自分の体を自在に操る練習ができるリズムトレーニングの指導を始められました。リズムトレーニングは、体を動かすことが楽しい!と感じてもらえることはもちろん、スポーツを行う体の基礎づくりができるため、バスケの指導にもいい影響が期待されるそうです。

また、市内に住む様々な年代の方の運動の機会づくりにも一役買い、今では高齢者の方向けのリズムトレーニングの指導まで行うようになったそうです。
今後は、”子どもたちの運動能力の向上”と”多くの人が健康で楽しい生活を送ること”を目標に掲げて、様々な人々の運動習慣の確立を目指していきたいと語っていました。

ぬまトーークvol.18

●ゲストトーーク② 佐藤慶治さん

けいじくんは、生涯学習という視点からスポーツの機会をつくっています。
スポーツがもたらす幸福感を大切にしているため、スポーツが「できる・できない」ではなく”スポーツを通した交流”を重要視し、その機会を生涯スポーツサークルあくてぃぶ!ではつくっています。
こういったスポーツを通したコミュニティが、居場所となり、より豊かな生活を送って欲しいとも話していました。

しかし、このような機会を自分一人だけでつくっていくには限界があると気づき、今後は市内の団体が連携をしていくことで、スポーツの情報がより身近に入り、気軽に参加できるまちを目指していきたいと語っていました。また、次のアクションとしては、お互いがどんな活動をしているかを知れるの場を設けてみたいと話してくれました。

お二人に共通していたことは、スポーツを得意・苦手で判断してしまうのではなく、その先にあるスポーツの楽しさを感じて欲しいという想いでした。そのために、幅広い世代の方達に向けたプログラムを作り続ける袖野さんと、生涯スポーツという切り口でスポーツの裾野を広げ、さらには他団体との連携をすすめるけいじくん。

そんなお二人から話された「スポーツを身近なものにして、生涯、スポーツに親しんで欲しい。スポーツをもっと好きになってくれる人が増えたら嬉しい」という願いが参加者の皆さんの胸をうつゲストトーークでした。

ワークショップ

ぬまトーークvol.18

お二人の熱い想いをたっぷりと伺ったところで、ワークショップへ進みます。
5人ずつのグループに分かれ、

を思い思いにお話していただきました。その後、

という問いを考え、グループでトーークしていきました。 トーークでは、子どものスポーツ環境やスポーツツーリズムの視点、所属しているサークルからの意見など、それぞれの想いをシェアしていただきました。

クロージング

ぬまトーークvol.18

最後に、ゲストの袖野さんとこのぬまトーークをプロデュースしてくれたけいじくんから一言ずつ感想をいただきました。

「貴重なご意見をお聞きすることができありがとうございます。僕もまだ気仙沼のスポーツの課題を整理できてはいないんですけど、今日すごく良いきっかけになったので、また一歩、二歩とみなさんと一緒に踏み出していきたいと思います。」と、袖野さん。
「今日は皆さん、ありがとうございます。ご参加いただいた皆さんとこれからも議論を重ねていくことで、今日話にあがった「こうなったらいいのにな!」を実現できると思います。これからもよろしくお願いします。」と、けいじくん。

そんなお二人の言葉をいただいて、会は終了しました。

参加者のこえ

気仙沼のスポーツの未来について語る2時間。
まだまだ話し足りない!という声をいただくほど、参加者の皆さんとスポーツの可能性について話す時間はあっという間で、ワクワクしながらスポーツの未来を描ける一夜となりました。

次回のぬまトーークも楽しみにお待ちくださいね◎

2021.04.12-05.09 ぬま大学第7期受講生募集

ぬま大学第7期募集チラシ

「やりたい」をかたちにする半年間の実践塾“ぬま大学”の第7期受講生を募集いたします!

ぬま大学とは?

ぬま大学は、あなたの「やりたい」をかたちにする半年間の実践塾です。
“自分を知ること”と”地域とつながること”を大切にした全6回の講義を通して、自分が気仙沼で実行するプラン(=マイプラン)をつくりあげていきます。
地域で活動している先輩や同世代とつながり、小さなチャレンジをくり返しながら、あなたと気仙沼、互いにわくわくがうまれるプランづくりを目指しています。「私は気仙沼でこうやって生きていきたい」という自分のありたい姿と、それを実現するためのマイプランを一緒に作ってみませんか?

ぬま大学のポイント

●「好き」からはじめるマイプランづくり
マイプランづくりは、好きなこと・楽しいことを突きつめるところからスタートします。もちろん、新しいことではなくすでにやっていることでも大丈夫です。
●たくさんの出会いとつながり
市内外の地域で活動する先輩や、同じ悩み・想いをもつ仲間と出会うことができます。目標に向かうなかでの新しい出会いは、きっと”一生モノ”です。
●心強いサポート体制
受講生一人ひとりにコーディネーターという応援者がつき、講義の時間以外でも手厚くサポート。卒業後ももちろん、活動をサポートします!

ぬま大学でやること

●対話
多様な人との対話を通して自分の想いの根っこを探り、言葉にしていきます。
●小さなアクション
自分だけのゴールを決めた小さなアクションと、振り返りを重ね、深めていきます。
●先輩の話を聞く
地域で活動する先輩やぬま大学卒業生の活動を聞き、活動のヒントを得ます。

4月20日(火)に説明会をオンラインで開催します

「ぬま大学って何するの?」
「ぬま大学ってどんな人が参加してるの?」
そんなみなさんは、ぜひ説明会にお越しください!
ぬま大学の卒業生やコーディネーター(ぬま大生の応援者)たちと共にぬま大学についてご説明します。
参加を迷っている方もお気軽にお越しくださいね。
▽説明会について詳しくはこちら
https://numa-ninaite.com/wp/2021/04/01/2021-04-20_numauniversity/

“ぬま大学”を詳しく知りたい方は、これまでのぬま大学の様子をご覧ください。
ぬま大学卒業生の紹介や活動レポートを公開しております。
▽ぬま大学の活動レポートはこちら
https://numa-ninaite.com/wp/category/numauniversity/numauniversity-report/


『ぬま大学第7期受講生募集』

【募集要項】

【申込方法】

【関連ファイル】

【お問い合わせ】


ぬま大学第6期最終報告会 受賞者とマイプランのご紹介

ぬま大学第6期vol.5

こんにちは、事務局の平田です。
2020年11月29日(日)に開催した、ぬま大学第6期最終報告会。見事、賞を受賞した3人のぬま大生とマイプランをご紹介します!
3人のマイプランの内容から、最終報告会での審査員の方、受賞者本人のコメントを余すことなくお伝えしますよ!ぜひ最後までご覧くださいね。

受賞者

最優秀賞:渡辺 修司・・・ブレイクダンスを通してチャレンジを楽しめるまちへ!~気仙沼の子供たちに新しい世界を~
プランの内容を元に、まちづくりに最も貢献すると思われるプランに対して送られます。

健闘賞:尾形 萌華・・・シングル・しんどいママとその子ども達へ送る秘密じゃない「秘密基地」
ぬま大学での半年間で最も成長したぬま大生に対して送られます。

オンライン共感賞:伊藤 茜・・・やさしさあふれる笑顔のまち気仙沼をめざして
オンライン配信で最終報告会をご視聴いただいたオンライン視聴者の皆様が「最も共感した!応援したい!」となったプランへ送られます。

最優秀賞 渡辺 修司さん

ぬま大学第6期vol.5

<マイプラン「ブレイクダンスを通してチャレンジを楽しめるまちへ!~気仙沼の子供たちに新しい世界を~」について>

渡辺さんは、2020年に気仙沼に移住してきたばかりのIターン者です。そんな彼をご紹介するのに欠かせないのは「ダンス」。ブレイクダンサーでもある渡辺さんがダンスに出会ったのは、吃音により言葉での表現・コミュニケーションに行き詰まっていた時でした。身体でめいっぱい表現するダンスに居場所を感じ救われてきた、と話す渡辺さんは、自分と同じように言葉の表現に行き詰まってしまった人にダンスを届けたい!と「KESENNUMA BREAKERS」というブレイクダンスができる場をつくるなど、アクションをたくさん重ねてきました。そしてこれからは、子ども達に「自信を持てる機会づくり」を届け、その場から「一人一人のチャレンジの創出」を目指していきます。そんな熱い思いが、今では気仙沼に、学校でも、家でもない、新しいコミュニティをつくりはじめています!

<最優秀賞授与における審査委員長 菅原市長からのコメント>
ご自分の吃音でさまざま苦しい時があっても、ブレイクダンスを一生懸命覚えていくことで、そこから「できる」という自信に繋がったんだと思います。気仙沼に来てからも、子ども達に教えたり、仲間を作ったりと活動を重ねてこられており、これからの気仙沼において大切な「チャレンジ」を楽しめるまちづくりを、ご自分の得意なブレイクダンスでやっていかれることに期待しています。子ども達がダンスを通して、「やればできるんだ」「チャレンジは楽しい」と思えるようなきっかけを作っていただけたらと思います。

<受賞した渡辺さんのコメント>
今回ぬま大学に参加するのもすごく悩んでいました。と言うのも、吃音や人前で話すことを克服したいと思っていたからです。その想いを、説明会の時に事務局の矢野さんがしっかりと受け止めてくれたことで、自分のネガティブな想いではなく、自分の「今したい」と思うことを優先して、それを気仙沼で実現したいと思いました。そこから今、こうやって仲間ができてとても嬉しく思っています。ありがとうございました。

健闘賞 尾形 萌華さん

ぬま大学第6期vol.5

<マイプラン「シングル・しんどいママとその子ども達へ送る秘密じゃない「秘密基地」」について>
尾形さんは、気仙沼出身者でUターン3年目です。尾形さんは、育児をママだけのものにするのではなく、みんなで守り・育てる気仙沼になることを目指しています。というのも、1児の母であり、シングルマザーの尾形さんは、シングルマザーの大変さを身をもって痛感し、そこから気仙沼に住む、”悩み”や”つらさ”をもったシングルマザーのよりどころを作っていきたいと思うようになりました。愚痴を話せたり、仲間ができることで心に余裕ができ、いきいきできるような、ママのための逃げ場(シェルター)づくりに向けて活動を始めています。

<健闘賞授与における審査員 渡邉氏からのコメント>
プレゼンテーション後のコメントでもあったように、子育ては本当に大変だと思います。さらに一人でやられているという中、ぬま大学を機に、これだけの短い時間の中で綿密にリサーチしされて、自分の課題意識から社会の課題意識に目を向けて、それを人に広げていけるというのは本当に素晴らしいことと思います。そして、一人で子育てしないというのは、地方にとって大事なテーマだと思っています。地方都市だからこそ、みんなで子育てしようよ、と子育てに優しいまちの広がりが出てくると、みんな救われると思います。これを機にこれからも頑張ってください。

<受賞した尾形さんのコメント>
賞をいただけて、ありがたいです。美容以外自分のスキルがないと思っていたので、ママという部分や、そこにプラスしてシングルマザーということも活かして、そこから気仙沼のためや子育てのために、こういう人もいるということを知ってもらえる機会となっていたらと思います。

オンライン共感賞 伊藤 茜さん

ぬま大学第6期vol.5

<マイプラン「やさしさあふれる笑顔のまち気仙沼をめざして」について>
気仙沼出身でいつもニコニコと明るい伊藤さん。幼少期に難病にかかったことがきっかけで、人に悩みや困りごとを話すのを躊躇してしまう時期がありましたが、素直に自分の気持ちを打ち明けて話すことで生きやすくなったという自身の経験から「ヘルプカード」を広げる活動をはじめました。ぬま大学では、ヘルプカードを必要としている人に広める活動と、そもそもヘルプカードを知らない人へ認知度を高めるための活動を実践してきました。まずは必要な人がいざという時にちゃんと使えるようになること、そしてその時に手を差し伸べられる人が増えることで、”笑顔が溢れるまち”になることを目指しています。

<オンライン共感賞授与における審査員 足利氏からのコメント>
今回ご自身の難病ということをオープンにされることで、自分自身を克服したという点。また、伊藤さんならではの視点で、地域の課題を浮き彫りにして、「ヘルプマーク・ヘルプカード」というものを多くの人に知ってもらうことを活動にしている点が良かったです。そのほかにも2つの具体的なプランもあり、これからそのプランを、行政含めて、多くの方の協力を得ながら、マイプラン名のように「やさしさあれる笑顔のまち気仙沼」を実現していってほしいと思います。

<受賞した伊藤さんのコメント>
すごくすごく嬉しいです。これをきっかけに周知活動に力を入れていきたいと思います!ありがとうございました。


以上が受賞者とマイプランのご紹介でした。
いかがでしたか?
“やりたいから、好きだから”という自分自身の素直な気持ちをプランに落とし込んだ3人のマイプランから、これからの気仙沼の未来が見えてくるかと思います。

この3人以外のマイプランなど、最終報告会の一部始終(オンライン配信の様子)はこちらのYouTubeでご覧になれますので、ぜひご覧くださいね。

これからもぬま大生のマイプランは続いていきます。
一緒に何かしてみたい方は是非是非、一緒に取り組んでいただけますと嬉しいです!
応援のほど、よろしくお願いいたします!!

ぬま大学第6期 最終報告会

ぬま大学第6期vol.4

2020年11月29日(日)に実施しました、ぬま大学第6期最終報告会の様子をお伝えします!

「気仙沼を、元気にしたい!もっと熱くしたい!」そんな想いをもった若者14人が、2020年の6月~11月の約半年間、自らの想いにそったマイプランを考え、磨き、形にするために奮闘してきた、その成果を最終報告会にて発表しました。

また、今年の最終報告会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場は招待者のみの入場とし、一般聴講者の皆様にはオンライン配信にてご視聴いただく形となりました。

こちらのレポートでは、その会場の様子をお届けいたします!!

タイムライン

13:30 オープニング
13:50 ぬま大生によるプレゼンテーション(4名)
14:35 休憩
14:45 ぬま大生によるプレゼンテーション(5名)
15:45 休憩
15:50 ぬま大生によるプレゼンテーション(5名)
16:50 休憩/ぬま大生との交流/ぬま大TV「6期のウラガワ」上映
17:30 表彰式
18:00 終了

会場は今年もPIER7。
収容可能人数の半分での開催ということもあり、会場にはぬま大学第6期生14名、審査員5名、招待者15名、運営スタッフ21名のみで行われました。
また、オンライン配信の同時進行ということで、配信スタッフさんがいらっしゃったり、たくさんのカメラが設置された会場は、今までとはまた一味違った緊張感に包まれておりました。

オープニング

オープニングは会場が暗転し、オープニングムービーが流れます!
今年はぬま大学第5期生の加藤広大さんにオープニングムービーを制作していただきました。 「挑戦者は止められない」というテーマで、第1期から第5期までのぬま大学の歴史をお伝えしながら、新型コロナウイルスに屈さず自分と向き合った受講生、運営者も含めた全員を「挑戦者」と表現したムービーが、第6期の様子を熱量高く届けていきました。

ぬま大学第6期vol.4

オープニングにぬま大生たちがグッと背中をおされた後は、司会のぬま大学第5期生の佐藤慶治さん・鈴木麻莉夏さんによる開会のご挨拶。司会のお二人の明るい笑顔で、ふっと会場の雰囲気が和らぎ、スタートです!

ぬま大生によるプレゼンテーション

ぬま大学第6期vol.4

いよいよ、半年間かけて作り上げてきたマイプランのプレゼンテーションです!

今年は14人のプレゼンテーションを全員余すことなくお届けできました。
というのも、昨年は午前と午後の2部構成としていたので、実はこの人数の発表を一度にお届けするのは初めてでした。ですので、そわそわドキドキ、14名ものぬま大生がプレゼンテーションに向けて心の準備をしていました。

なんだか、お祭り前のような熱気と緊張感がありましたが、トップバッターの大石さんが持ち前の天真爛漫さでスタートを切ってくれました。

<発表したぬま大生のマイプラン一覧>
1 大石 茜・・・「自分のため」は「人のため」
2 岩本 華奈・・・オトノバ
3 尾形 萌華・・・シングル・しんどいママとその子ども達へ送る秘密じゃない「秘密基地」
4 加藤 広菜・・・生きて描く場所
5 川嶋 奎・・・気仙沼なう
6 小野寺 桃子・・・気仙沼を前向きにとらえられるようになるには?
7 木下 徹哉・・・自分を大切にするための表現
8 宮本 夏希・・・一人一人がその人らしく生きられる未来
9 渡辺 修司・・・ブレイクダンスを通してチャレンジを楽しめるまちへ!~気仙沼の子供たちに新しい世界を~
10 君塚 聖偉・・・価値観を壊す「旅」
11 佐藤 祐美・・・ママうきうき化計画
12 佐藤 美咲・・・平和のすすめ
13 半沢 大亮・・・座布団父さん交流記~子育てをより楽しむために~
14 伊藤 茜・・・やさしさあふれる笑顔のまち気仙沼をめざして

▼発表の様子は、こちらからご覧いただけます!

そんなぬま大生のマイプランを審査していただく審査員の皆様は、今年も豪華でした!
気仙沼市で第1線を走る企業の皆様はもちろん、同じ東北で先進的な事業を展開する起業家の皆様にもお越しいただきました。審査員の皆様には、プレゼンテーションごとに、マイプランへの感想やアドバイスをいただきました。

ぬま大学第6期vol.4

<審査員>
菅原 茂氏 (気仙沼市長)
足利 宗洋氏(株式会社足利本店 代表取締役)
斉藤 和枝氏(株式会社斉吉商店 専務取締役)
辻 正太氏(株式会社BOLBOP 代表取締役)
渡邊 享子氏(合同会社巻組 代表)

ぬま大生との交流

ぬま大学第6期vol.4

14名のプレゼンテーションは長いようで、あっという間に終わり、招待者の方とぬま大生たちの交流タイムに進みました。招待者にはメッセージカードをお渡しし、ぬま大生一人ひとりのプレゼンテーションにメッセージを書いていただいていました。そのメッセージカードをこの交流タイムで渡しながら、直接感想を届けていただくお時間でした。

ぬま大生はプレゼンテーションが終わってホッとした、リラックスした表情で会場の皆様から感想をいただいていました。

その交流がひと段落したところで、オンライン配信と同じく、会場でも特別番組”ぬま大TV「6期のウラガワ」”をお届けしました。

この特別番組は、ぬま大学第1期からコーディネーターとしてぬま大学を一緒につくってきた成宮崇史さん、加藤航也さん、そして第4期よりコーディネーターとしてぬま大学に参画した志田淳さんの3名と事務局で、ぬま大学第6期のウラガワをお話ししております!!(※コーディネーター=ぬま大生の応援者)

新型コロナの影響でオンラインになった講義のウラガワや、ぬま大学第6期で印象的だったこと、ぬま大学ってぶっちゃけどんなところ?といった話をぎゅっと詰め込んでおり、会場の皆さんにも楽しんでいただけました。
ぬま大生も、「え、そんなことがあったの?」と、いつもは影から応援しているコーディネーターのこぼれ話に驚いている様子でした。

表彰式

ぬま大学第6期vol.4

交流会のあとは、いよいよ最後のプログラムとなる表彰式へと移ります。
審査会を通して決定した、まちづくりに最も貢献すると思われるプランに対して「最優秀賞」、ぬま大学の半年間で最も成長したと思われる方に対して「健闘賞」、オンライン視聴者の皆様から最も共感を得られたプランに対して「オンライン共感賞」の3つの賞が送られました。

気になる受賞者は…!以下の3名でした。

受賞したマイプランについてはこちらで詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

最優秀賞の発表後には、菅原市長の粋な計らいにより、渡辺さんのマイプランであるブレイクダンスを披露していただきました!
会場では拍手が湧き起こり、歓声が飛びました!

参加者のこえ

ぬま大学第6期vol.4

最後は、会場にお越しいただいた皆様とぬま大学ポーズで記念撮影!
これにて、ぬま大学第6期は修了となりました。

「やりたいから。好きだから。」という思いをきっかけに、新型コロナウイルス禍で行われた半年間。
ぬま大生たち同士、直接会って講義をすることができない状況でスタートし、さらには最終報告会も、一部の方のみしか直接熱量をお届けすることが叶わないなど、たくさんの”予想外”の中でも、懸命にマイプランをつくりあげ、この日、地域の皆様の前で発表することができました。
そしてオンライン配信でも、例年と変わらず、たくさんの方からあたたかいコメントが寄せられ、ぬま大生の熱量を受け取り、想いを届け合うことができました。

この最終報告会がスタートとなり、ここから「気仙沼で何かおもしろいこと」が始まっていきます!今後とも、14名の応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

ではまた、ぬま大学第7期でお会いしましょう!