気仙沼の高校生MY PROJECT AWARD 2018
こんにちは、地域支援員の小野寺です。
2018年の7月から始まった「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード」のプログラム。
その5ヶ月間の成果発表の場となる「気仙沼の高校生MY PROJECT AWARD 2018」が、2018年12月16日(日)に気仙沼市役所で開催されました。「新しいことにチャレンジしてみたい!」「気仙沼のために何かやってみたい!」そんな想いをもった気仙沼の高校生24名が、自らが行う”気仙沼を元気にするチャレンジ”を発表しました。今回はその様子をお伝えします!
気仙沼の高校生MY PROJECT AWARD 2018でやったこと
13:30 オープニング、開会挨拶
14:15 高校生によるマイプロジェクトプレゼンテーション(1st)
15:15 休憩/審査会
15:35 2ndプレゼンテーション進出者発表
16:45 高校生によるマイプロジェクトプレゼンテーション(2nd)
17:05 交流会/審査会
17:20 特別講評
17:30 表彰式/審査員からの講評
18:05 アワード終了、集合写真撮影、会場片付け
18:30 チックアウト
当日は、150名を超える人が会場に集まり、高校生の熱いプレゼンテーションを聞いてくださいました。
オープニング
スタートアップ合宿から参加した高校生の5ヶ月間の歩みをまとめたムービーから、スタート。
会場が一気に盛り上がり、高校生への応援にもつながりました。
菅原茂市長から開会のご挨拶、来賓 小野寺 五典衆議院議員からご祝辞を頂いたあとに、気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード実行委員会の認定NPO法人底上げ 成宮 崇史氏、一般社団法人まるオフィス 加藤 拓馬より、「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード」について、開催の概要や目的、実施する意義について説明させていただきました。
その後、司会から当日の流れについて説明いただいたところで、高校生のプレゼンテーションに移ります。
高校生によるマイプロジェクトプレゼンテーション(1st)
いよいよ、高校生のマイプロジェクトの発表が始まります。
高校生が4、5チームずつ4会場に分かれてマイプロジェクトを発表しました。
各会場では、審査員3名が審査基準に従って2ndプレゼンテーションに進む1チームの選考を行いました。発表は1チーム7分で行い、発表の後に審査員2名から質問やコメントをいただきました。
1stプレゼンテーションの審査員を務めていただいたのは、以下の皆様です。
- 気仙沼市長/審査員長 菅原 茂氏
- 気仙沼市教育委員会 教育長 齋藤 益男氏
- 気仙沼商工会議所 会頭 菅原 昭彦氏
- 一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム /奥出雲町教育魅力化コーディネーター 本宮 理恵氏
- 気仙沼商工会議所青年部/齋藤設計事務所 代表 齋藤 徹氏
- 一般社団法人気仙沼青年会議所 理事長/株式会社丸和 専務取締役 尾形 長治氏
- 一般社団法人気仙沼地域戦略 理事 斉藤 道有氏
- 一般社団法人コ・エル 理事 吉田 美夏氏
- 認定NPO法人カタリバ 渡邊 洸氏、長谷川 勇紀氏、鈴木 胡美氏、吉田 愛美氏
高校生によるマイプロジェクトプレゼンテーション(2nd)
1stプレゼンテーションから進出した高校生4チームがメイン会場で再びマイプロジェクトの発表しました。
2ndプレゼンテーション進出者はこちらの4チームの高校生です。
- Aグループ 伊藤 文華さん「小学生×未来プロジェクト」
- Bグループ 佐藤 菜摘さん「KATARU プロジェクト」
- Cグループ 清水 真菜さん「ふるきよきまち気仙沼」
- Dグループ 齋藤 梓さん「笑顔っ子フェスティバル in 気仙沼」
2ndプレゼンテーションの審査員はこちらの皆様です。各発表が終わるごとに2名の方から質問やコメントをいただきました。
- 気仙沼市長/審査員長 菅原 茂氏
- 気仙沼市教育委員会 教育長 齋藤 益男氏
- 気仙沼商工会議所 会頭 菅原 昭彦氏
- 一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム 共同代表/島根県教育魅力化特命官 岩本 悠氏
- 一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム 奥出雲町教育魅力化コーディネーター 本宮 理恵氏
交流会/審査会
プレゼンテーション終了後、聴講者の皆様による投票タイムを行いました。この投票はプレゼンテーションを聞いた中で”もっとも共感”した高校生1チームに票をいれてもらいます。多くの票を獲得したチームには「共感賞」が送られます。
そして、もう一つのプログラムとして交流会が行われました。交流会では、聴講者が高校生の発表を聞いての感想や質問を記入したメッセージカードを発表者に渡して、交流をしました。この交流が高校生にとっての応援にもなります。
また、その裏では、審査員の皆様による審査会が行われました。この審査会を通して、「市長賞」が決まります。
表彰式
いよいよ最後のプログラムとなる表彰式へと移ります。
審査会によって決められた「市長賞」、会場投票をもとに決められた「共感賞」の2つの賞が贈られました。受賞者は以下の方々でした。
- 市長賞 清水真菜さん「ふるきよきまち気仙沼」
- 共感賞 佐藤菜摘さん「KATARU プロジェクト」
チェックアウト
7月からの全プログラムに参加した高校生と、アワードから参加した高校生に分かれて、それぞれ振り返りを行いました。7月からの全プログラムに参加した高校生は、半年間を振り返って「今感じていること(feel)」「よかったこと(keep)」「改善したいこと(problem)」「これからやりたいこと(try)」を白紙に書き出し、1人ずつ発表しました。
参加者のこえ
- 高校生の、このまちをなんとかしたいという思いが伝わるプレゼンの数々でした(聴講者)
- ひとつのまちでこれだけのものができるということに勇気付けられましたし、刺激を受けました。(聴講者)
- 高校生が自分らしさを発揮してイキイキとする姿に感動しました。今後も応援していきたいです。(聴講者)
高校生とその挑戦を応援する参加者との熱が交わった、すごく素敵な時間になりました。
素敵なマイプロジェクトをつくり、実践してきた高校生たちの挑戦はまだまだ続きます。まちで見かけたら応援してあげてくださいね。来年度もおたのしみにー!