ぬまトーーク vol.10
こんにちは、地域支援員の矢野です。2017年度もあと少しですね。
年度末、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
2017年度最後となるぬまトーークは、2017年3月5日(月)にvol.10を開催しました。
今回のテーマは「気仙沼で“働く”を考えてみる~地域のおもしろい働き方にふれる~」です。
これまでの自分の働き方(キャリア)をふりかえる、そんなお時間を用意してみました。
1日のおおきな部分をしめる“お仕事”。
だからこそ、「気仙沼に住む若者が自分らしく、いきいきと働いてほしい」
そんな想いからはじまった企画です。
さらに今回は、気仙沼で自分らしく働かれている先輩お2人をゲストにお呼びしました。
ぬまトーークvol.10でやったこと
テーマ「気仙沼で“働く”を考えてみる~地域のおもしろい働き方にふれる~」
19:00 開会
19:15 ゲストトーーク
19:50 休憩
19:55 ワークショップ
●個人ワーク:これまでの働き方を振り返ってよう
●グループワーク:仲間に共有してみよう
20:45 チェックアウト(感想共有)
20:55 クロージング
21:05 終了
参加者は、ゲストを合わせて32名。今回はスタッフが広報に力を入れたこともあり、半分の16名が初参加者!!
お互い初めましての方同士で楽しいトーークが繰り広げられていました。
ゲストトーーク
ゲストは、スタッフいちおしの“働く先輩”をお呼びしました。
- 社会人20年目 株式会社菅原工業 菊池亮常務
- 社会人7年目 株式会社パートナーズ 熊谷航さん
30代のお2人。それぞれのキャリアが自分にとってどういう時間だったのか、客観的な視点もふまえながら、これまでのキャリアについてお話いただきました。
実は航さん、ぬま大学第1期生でもあります。
これからもやりたいことがいっぱいある。
家庭を大切にする気持ちを基本として持ちながら、自分自身も少しずつ成長していって、子どもが親離れする20年後までに、充実感・満足度を現在の50%から100%に近づけていきたい。
と語る、航さん。
株式会社菅原工業で働き始めた当初は、建設業に魅力を感じなかった。けれども子どもが生まれたことをきっかけに「今の仕事で一生懸命稼ごう」と決心し仕事と真摯に向き合った結果、役職があがり初めて1つの工事現場監督を任されることになった。その時に初めて「工事を完成させたときの開放感とお酒のうまさ」を知った。その快感が今でも忘れられない経験となり、それから建設業を好きになっていった。
と語る、菊池常務。
参加者のなかから「いろいろな人の働き方を知ることができてよかった」という声をたくさん聞きました。
先輩たちも今に至るまでにいろいろ悩んできたことを知り、「明日から仕事を頑張ろう」と思った方も多かったのではないでしょうか!?
ワークショップ 個人ワーク
後半のワークショップは、「これまでの働き方を振り返ってよう」
ということで、ワークシートを使って、それぞれのこれまでのキャリアを振り返ってみました。
ワークシートはこちら(※ダウンロードできます)
「やったこと(仕事の内容)」「うれしかったこと・つらかったこと」「今振り返ってみると自分にとってどういう時間だったのか(学んだこと、得たこと)」を書き出します。
社会人1、2年目の方は、大学時代のバイトや、会社内での仕事内容の変化もふくめて書いてもらいました。
そして、振り返ってみて気づいた「自分が働く上で大切にしたいこと」を書き出していきました。
スタッフも試しにやってみましたが、なかなか時間がかかります。笑
ワークショップ グループワーク
会社も、社会人経験もバラバラの3、4人がグループになり、個人ワークで書いたワークシートを共有しました。
「時間が足りなかった!もっと話したかった!」という声が多数。
自分とは違う働き方を知ったり、自分の今の悩みを共有することができたり…刺激が多い時間となったようです。
参加者のこえ
- ワークシートで振り返ってみて「自分はこう考えているんだ」と再確認できました。
- ひとりひとり働くことに対してそれぞれの物語があって本当に面白かったです!
- 気仙沼で働いている人の人生経験を知ることが出来て、みんなと同じように自分も仕事にプライドをもっていきたいと思います。
- 働くことでみんなぶつかる壁があると分かったので安心した。
今回は、私たちスタッフにとっても挑戦の会でした。
実際に開催をしてみていろいろと反省点はあったものの、気仙沼で他業種の同世代が集まって“仕事”や“働き方”について話す機会のニーズがあるということを感じることができました。
「続編希望!」という声があったので、前向きに検討していきたいと思っています!
毎回大盛況のぬまトーーク、来年度もこうご期待です!!