レポート|気仙沼の高校生MY PROJECT AWARD 2025

18組19名の熱いマイプロジェクトを地域で発表!

気仙沼の高校生が、「気仙沼のために何かやってみたい!」そんな想いから、自分の“好きなこと・気になること・解決したいこと“をテーマにこれまで実践してきた、またはこれからチャレンジしたいと思っているマイプロジェクトを発表する「気仙沼の高校生MY PROJECT AWARD 2025」が11/30(日)に開催しました。

震災後、高校生の「地域のためになりたい」という想いと、市全体で人材育成の重要性が認識されスタートし、今年で9年目を迎えました。

当日は会場にて、市内外から約80名以上の方に聴講いただきました。

タイムライン

13:30 オープニング
13:35 市長挨拶
13:40 「マイプロジェクト」について説明
13:47 スペシャルサポーター紹介
14:00 高校生によるマイプロジェクト発表(4プロジェクト)
14:46 休憩
14:50 高校生によるマイプロジェクト発表(5プロジェクト)
15:57 休憩・交流タイム
16:20 高校生へ推薦者プレゼン発表
16:35 推薦者プレゼン(4プロジェクト)
17:25 クロージング
17:40 閉会・記念撮影
18:00 高校生振り返り
18:35 終了

今年度は例年の人数を上回る高校生のエントリーがあったため、2会場で実施しました。
それぞれの会場を行き来して発表を楽しんでくださる聴講者の方も多数いらっしゃいました。

会の後半にはスペシャルサポーターが推薦した高校生による全体プレゼンテーションも行い、改めて探求のあり方や、姿勢などを学び合う時間を設けることができました。

閉会後、高校生と市外から来たスペシャルサポーターのお二人とでアワードやそれまでのマイプロジェクトについて振り返りを行いました。
自分の発表についての感想や、アワードを経てこれからどのようにマイプロジェクトに向き合っていきたいかなど一人ひとりが言葉にする時間となりました。

発表した高校生のマイプロジェクト

A会場

01.三浦彩佳
「全国からたくさんの”愛着”を気仙沼に!!」
02.熊谷つぐみ
「地域猫活動を気仙沼で広めるには」
03.畠山一紗
「地元の人と技能実習生を繋ぐには?
 〜母国の味、おしえてください〜」
04.畠山汐音
「避難所生活に活かせる“遊びの力”を育もう!」
05.佐藤莉幸
「あなたの好きが地域を元気に!」
06.小林諒生
「シン・鹿踊りのはじまり:3.0」
07.熊谷虹衣菜
「気仙沼に「ふるさとワーホリ」から移住を
 考えてもらうために気仙沼市民にできることは何か」
08.脇田碧唯
「あなたの探究に投資させてください!」
09.小野寺ひなた
「技能実習生に気仙沼の食材を使った
 カレーをつくろう!」

B会場
01.小野寺健佑
「深く謎解く気仙沼!」
02.齋藤のどか
「科学✕かわいい で興味を持ってもらおう!」
03.小野寺要
「高齢者に向けた最強の非常用持ち出し袋を作ろう」
04.平塚創士
「コミュニケーション能力の向上や自己解決能力の
 向上で不登校の人が少しでも少なくなるのか」
05.遠藤渚/石渡咲姫
「『ホヤぼーや、全国デビュー』プロデューサーは
 高校生。バズらせちゃうぞ!!」
06.髙橋陽太
「アンガーマネジメントのアンガーマネジメント」
07.畠山瑛多
「子どもの好き嫌い&フードロスを減らそう」
08.石井希
「気仙沼から女性経営者を増やしたい」
09.岸明衣子
「つながる防災 未来へ世界へ気仙沼へ
  〜震災伝承ガイドを活用して〜」

当日は体調不良のため欠席となりましたが、佐々木咲良さんは「戦争による影響とは?〜10代は戦争に興味がない!?~」というマイプロジェクトを進めています。

スペシャルサポーター
●市内
・気仙沼市長 菅原 茂氏
・気仙沼市教育委員会 教育長 小山 淳氏
●市外
・積水ハウス株式会社 箕輪 憲良氏
・株式会社北三陸ファクトリー
 代表取締役 COO 眞下美紀子氏

聴講者の声

  • 様々な課題に対し、共創して一生懸命取り組んでいる高校生の姿が見ることができ、とても刺激を受けることができた。
  • はじめて参加したがとても楽しく、キラキラした高校生の発表を聞けて有意義な時間を過ごせた。
  • どの高校生も自分の好きと社会へのインパクトが明確になっているのと、課題への理解が深くていい探究が進んでいるなと思った。

高校生の皆さん、お疲れ様でした。
地域の皆さん、聴講いただいた皆さん、ありがとうございました。

彼らのマイプロジェクトは、これからも続きます。
今後も高校生たちの活動を見かけた際には、ぜひ私たちと一緒に見守っていただけると幸いです◎

「私も、地域の人の前で発表したい!」そんな高校生はぜひ来年のエントリーをお待ちしています!

また「こんな探究をやってみたい!」という人は、ぜひ本事業の協力団体による探究学習塾「ナミカゼ」でお待ちしています!!