レポート|ぬま塾vol.34
気仙沼で過ごす日々が気づくと“わたしごと”に。ゲスト:天澤寛子さんのお話
開催概要
- 日にち :2025年7月13日(日)
- 時間 :13:30〜15:35
- 場所 :前浜マリンセンター
- ゲスト :NPO法人浜わらす
事務局長 天澤寛子さん - 参加者 :22名
- タイムライン
13:30 オープニング
13:43 自己紹介・活動紹介
14:01 ジェルキャンドル作りワークショップ
14:30 ゲストトーク
15:30 クロージング
15:35 終了
レポート
気仙沼で活動するゲストのお話が聞ける『ぬま塾』
7/13(日)第34回を大谷地区の前浜マリンセンターにて開催しました。
今回のテーマは
「このまちで過ごす日々が“わたしごと”になるまで」
NPO法人浜わらす事務局長の天澤寛子さんにお話を伺いました。
<前半>
・自己紹介、活動紹介
・ジェルキャンドル作りワークショップ
まず始めは、参加者がグループごとに自己紹介タイム!
会場がにぎやかな雰囲気に包まれました。
その後、天澤さんの自己紹介と、NPO法人浜わらすの活動について
ご紹介いただきました。
浜わらすでは子どもを対象とした
「自然体験活動」「環境保全活動」「社会協働活動」を軸に活動を進めていて、
海遊び・山遊びはもちろん、田植え体験をしたり、
ビーチクリーンを定期開催しています。
今回は活動の一つとして行っているジェルキャンドル作りを体験しました。
海ごみであるシーグラスを使ってキャンドルの瓶の中に
「オリジナルの海」を作ってみよう!と体験が始まりました。
カラフルな砂を混ぜて使ったり、綺麗に並べたりして
各々個性豊かなキャンドルを作りました。
<後半>
・ゲストトーク
天澤さんは人生を振り返り、その紆余曲折あった人生の波を
どのように乗り切り、乗りこなしてきたのか語ってくださいました。
気仙沼から都会に憧れ仙台へ。
住んでみて感じた違和感からUターンを決意し家族で気仙沼へ。
震災を経て、出会った市外の人たちの影響で
「私はまだ誰かのために何もしていない」と始めた浜わらすの活動。
このようなたくさんの出来事の中で、
天澤さんが感じたり気づいたりしてきたことを余すことなく話していただきました。
中でも浜わらすの活動を通して子どもと関わる中で
「私の普通は、普通じゃないかもしれない」と気づかされたというお話には、
大きく頷きながら聞く参加者が多く見られました。
子どもとともに活動を楽しむ中で学ばせてもらうことばかりだと笑顔で
お話いただいた天澤さんの姿が印象的でした。
また、誰かのためにと始めた浜わらすの活動の中で
「結局は自分の心地よいことをやることが誰かのためにつながる」
というメッセージは参加者の皆さんの胸に大きく刻まれたと思います。
人生の中で起きるたくさんの波。
自分の気持ちを俯瞰して向き合い「自分の心地よさ」を大切にしながら
力強く生き抜く天澤さんの言葉にたくさん励まされ勇気づけられた時間となりました。
心に響く人生のお話をしてくださったゲストの天澤さん
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
参加者の声
- 自分と重なる部分が多かったので、とても良い気づきのギフトがたくさんありました。
- 背中を押してくれた感じがして嬉しかったです。
- 自分の今後にも活かせそうなエッセンスも沢山頂き、とても学び多い時間でした。
- 人生山あり谷あり、それをネガティブに捉えない天澤さんを尊敬します。
- 天澤さんも目の前のことでいっぱいいっぱいになって悩んだことがあると聞いて、自分だけじゃないんだと心が軽くなりました!