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レポート|ぬまトーークvol.19

ぬまトーークvol.19

人を想うことから障がい福祉について考えてみる一夜

タイムライン

テーマ「“人を想う”とは?〜障がい福祉から考える〜」
19:00 開会
19:10 自己紹介
19:20 ゲストトーーク「障がい福祉の現場にいらっしゃる方のお話を聞く」
20:05 感想共有
20:15 グループトーーク「私と障がい福祉」
20:50 クロージング
21:05 終了

レポート

8/18(水)に「”人を想う”とは?〜障がい福祉から考える〜」をテーマにオンラインにて開催しました!

ゲストに「一般社団法人コ・エル」の吉田美夏さんと「社会福祉法人洗心会」の尾形健浩さんをお呼びし、”人を想うとはどういうことか”を障がい福祉の視点を交えながら考えていきました。

そして今回の企画協力者は、尾形さんと同じ「社会福祉法人洗心会」で働く、ぬま大学第4期生の金野諒さん。施設の利用者さんをターゲットに「利用者さんが地域の中で自分の生きがいを見つけること」を目指したマイプランをつくりあげ、これまで活動してきました。

福祉があまり身近でない方にも障がい福祉について知ってもらい、より関心を持っていただきたいという金野さんの想いから生まれた今回のテーマには、22名もの方が集まってくださいました。(満員御礼、ありがとうございました!)

参加者の皆さんの障がい福祉との関わりは「これまで関わる機会はあまりない」方が55%、「仕事や暮らしの中で関わったことがある」方が45%でした。
ですので、まずは事務局から「障がい福祉とは何か」を簡単にご説明した上でゲストトーークに移っていきます。

ゲストトーークでは、どんな仕事をしているかを踏まえながら自己紹介をしていただいた後、障がい福祉に関わるきっかけをお話しいただきました。

吉田さんは、小学生の時に時々一緒に授業を受けないクラスメイト(特別支援学級)の姿に「どうしてだろう?」と疑問を持つようになったことが最初のきっかけとなり、そこから「もっと知りたい!」という気持ちを原動力に福祉の世界にのめり込んでいったと言います。
また、尾形さんは知り合いからのお誘いがきっかけで従事するようになったそうです。従事する前は、障がい福祉は社会課題の一つとして見えていたものが、支援をしていく中で障がい福祉を少しずつ理解するようになり、障がいを持つ方に対する社会の目線に違和感を感じるようになるなど、ご自身の変化を感じているそうです。

そして、お仕事で人とコミュニケーションをとる時に大切にしていることもお伺いしたのですが、お二人の「その人を想うからこそ、その人のできる力を信じ、見極め、先回りしてやりすぎないこと」や「その方にあった接し方を、当事者の方の背景はもちろん、当事者の方を取り巻く周りの方達まで広げて想像し、模索する」という心がけは、参加者の皆さんの印象に強く残ったようです。

お二人のお話を聞きながら、”自分にとって人を想うとは何か”を巡らせていた参加者の皆さん。
ゲストトーークの感想共有では、「わからないことはあるけど、”人との関わり”としては同じだから、特別なものとして構えすぎずゲストのお話を聞いていました」といった声がありました。また、自身の経験を振り返りながら障がい福祉との身近な接点や、いつから身近でなくなったのかなど、思考を巡らせていました。

その共有を踏まえて「私と障がい福祉との関わり」をテーマに、参加者の皆さんでグループトーークしていきます。
これまでの人生における自分と障がい福祉との関わりを振り返りながら浮かんできた疑問を投げ合ってみたり、当事者との関わりをどうしたらいいかを考えてみたりと、様々な思いを吐露しあう時間となりました。

そして最後に、この時間を経て参加者の皆さん一人ひとりが考える「人を想うとは?」を共有し合いました。

会の締めには、ゲストのお二人から「障がいはくっきりと線引きできるものではないことを気づいていただけたり、こうやって考えていただけたおかげで障がいとの距離がぐっと近づいたのではないかと思います」「人を想うとは、無関心でいないこと。障がい者の方が関わるニュースを見るたび、この出来事は誰かが関心を持っていただくだけで防げることもあるのではと感じています。今日は20名もの関心を寄せてくださる方に出会えたことを嬉しく思います」という言葉をいただき、会は終了しました。

そして、きっと参加者の皆さんは、「人を想うとは?」という問いや障がい福祉との関わりについて、この時間だけでなくこれからも、ぐるぐると考え続けていくのではないでしょうか。

今後もぬまトーークは、様々なテーマで開催していきます。
次回のぬまトーークはどんな時間になるのか、
次回もお楽しみに◎

参加者の声

●無関心にならない、先回りの支援をしない、見極めることができるように学び続けるなどなど、自分にとっても大切な言葉をたくさん教えていただきました!また、皆さんのお話を聞いて、「『普通』ってなんだろう?」とか「『当たり前』ってなんだろう?」とか、すごく考えさせられました。

●思い込みを取り除いたコミュニケーションを通じて、相互理解を図ろうとする姿勢が大切だなと考えました。

●障がい福祉の現場で活動されている方の実体験や、これまでの経験を元にした考え方や着目点というものが大変印象的でした。また、トークの中で、障がいを持つ方との関わり方の難しさについて触れた際に、『まずは知るところから』という発言が強く印象に残りました。さまざまな障がいを持つ人がいて、性格や行動、発言等本当にいろいろな人がいる、そうしたことをまずは知るところから始めるのも一つの関わり方であると感じました。