ぬまトーーク vol.14

ぬまトーークvol.14

こんにちは、事務局スタッフの齋藤です。
2020年1月15日(水)に開催しました、ぬまトーークvol.14の様子をお届けします!

ぬまトーーク、ちょっぴり進化しました。
なんと、6ヶ月のまちづくり実践塾「ぬま大学」を卒業したぬま大生と一緒に企画をしています。

今回ご一緒したぬま大生は、ぬま大学第3期生の髙橋祐子さんです。
保育士として働きながら、プライベートでは幼少期の子ども達が楽しくバスケットボールを体験できる「あそぼう!ちびっ子!ちびバス広場!」を実施している裕子さん。

そんな裕子さんと一緒に考えたテーマは「子どもにとって遊びとは?」です。
子どもたちにとって”遊び”は、どんなもので、どんな意味があるのでしょうか?
大人になって忘れかけている”子どもの遊び”を思い出しながら、私たち大人の”子どもとの関わり方”を見直す機会になったらいいなという思いから企画しました。

ぬまトーークvol.14でやったこと

テーマ「子どもにとって遊びとは?を考える」
19:00 開会
19:05 オープニング
19:10 ゲストトーーク/ワークショップ
20:45 クロージング
21:00 終了

参加者は21名。子どもに関するお仕事をされている方から、子育て中のママ、パパまで、多くの方にご参加いただきました。また、ぬまトーーク史上初めてとなる高校生の参加もみられました。

オープニング

ぬまトーーク vol.14

「子どもにとって良かれと思ってしていることが、本当に子どもにとって気持ちの良いことなのか?そんなことをみなさんがちょっとだけ考える機会になったら嬉しいです。」
そんな裕子さんの問いかけから、今回のぬまトーークはスタートしました。

ゲストトーーク/ワークショップ

ぬまトーーク vol.14

ゲストは、一般社団法人プレーワーカーズの神林俊一さん。愛称:かんペーさん。
子どもの遊び場づくりの専門家であるかんぺーさんより、「子どもの遊び」を考える楽しいワークショップを行なっていただきました。かんぺーさんのワークショップは、おもしろいの中にハッとする気づきが散りばめられていて、参加者のみなさんは思い思いにメモを取っていました。

ここからは少しだけ、どんなワークショップを行ったのかご紹介します!

「子どもにとっての遊び」を食べものに例えると何だろうか?

ぬまトーークvol.14

「子どもにとっての遊び」を食べものに例えてみるワークショップ。「ワクワクするから、お肉!」という声や「生きていく上で必要なビタミンを摂れるから野菜!」等、参加者のみなさんから色々な声があがりました。
「子どもの遊びって、どこか汚くて、うるさくて、臭くて、ごちゃ混ぜになっているものですよね」と、カンペーさんはおっしゃっていました。

参加者のみなさんが全員経験をしてきた「子どもの遊び」。経験、立場、考え方によって色々な遊びがあるんだなと思いました。ちなみに私は「道路に張った氷」でした。氷を見ると無性に割りたくなっちゃうんですよね。笑

私が遊んだ場所の地図を描いてみよう

ぬまトーークvol.14

子どもの頃に遊んだ場所の地図をクレヨンで描いてみるワークショップ。グループに分かれてお互いに共有する時間では、地図を見せながら「広い団地を使って鬼ごっこをしました!」や「児童館の砂山でスキー板を履いて滑りました!」等、自分が子どもの頃、どこでどんな遊びをしていたのかを話しました。

かんぺーさんからは、「自分の子どもの頃と今周りにいる子ども達を比べてみて、今の子どもたちはどんな地図を描くか想像してみてください。今の子どもたちは遊べているのでしょうか?」という問いかけと同時に、「大人になって子どもの頃を振り返ってみると、資源や場所がなくても、”遊んだ思い出”というものは立派に残っていますよね」とお話しされていました。

クロージング

ぬまトーークvol.14

ワークショップを経て、参加者同士で「感想(1番印象的だったこと)」と「明日からやりたいこと」を共有しました。

参加者のこえ
  • 遊びとは?を改めて考えなおせるワークショップが楽しかったです。
  • 今回のぬまトーークを通して、私にとって遊びは”創造性を高めるものなんだな…”ということに気づきました。
  • 保育士として働いていますが、子ども達の遊びはなくてはならないものだと改めて感じました。

ぬまトーーク vol.14

「子どもにとって遊びとは?」を考える今回。子どもの頃の自分に再会する、笑いが絶えないステキな2時間でした。
今回ご紹介したものの他にもたくさんのワークショップがあり、「子どもにとって遊びとは?」というキーワードをいろいろな角度から考えることができました。そして、明日からの”子どもとの関わり方”も見直すことができる、そんなきっかけにもなりました。

次回のぬまトーークもお楽しみに!