ぬま大学第5期 プレゼンテーションセミナー

ぬま大学第5期 プレゼンテーションセミナー

こんにちは!
事務局の平田です。

ぬま大学本講義の合間に行っている特別企画の第2弾「ぬま大学プレゼンテーションセミナー」を、2019年10月27日(日)に◻︎shipにて開催しました。
ぬま大学のプレゼンテーションセミナーでは、プレゼンテーションを構成する「資料」と「話し方」のうち【話し方】に重点を置いています。事務局から「基礎編」の講義があった後、「応用編」としてぬま大学コーディネーターの昆野哲さん、志田淳さんのプレゼンテーションを実際に見ることで学びを深めていきました。

タイムテーブル

11:00 開会
11:05 プレゼンテーションの基礎編
11:25 プレゼンテーションの応用編〜模擬プレゼンテーション〜
12:15 クロージング
12:30 終了

参加者は、ぬま大生5名、コーディネーター・事務局5名の10名。
最終報告会まで1ヶ月を切ったこの日は、自分の想いを詰め込んだマイプランをきちんと相手に伝えるためのテクニックを学びました。

プレゼンテーションの基礎編

ぬま大学第5期 プレゼンテーションセミナー

まずは事務局から、そもそもプレゼンテーションとは何か?についてお話しをしました。
ぬま大生の中には、これまでプレゼンテーションをする機会が少なく、プレゼンテーションのやり方を習ったことがないという人も少なくありません。そこを隠すことなく、むしろ意欲的にメモや質問をしながら徹底的に学ぶ姿がすてきでした。

当日お話しした基礎編のポイントはこちら。

  • プレゼンテーションにはレベルがある
    プレゼンテーションとは自分の想いや情報を相手に伝えることで、相手に変容を促すこと。知って欲しい・賛同して欲しい・一緒に何かして欲しいなどの気持ちは、まさに相手を変容させること。
    そんなプレゼンテーションには2段階のレベルがあり、レベル1は正しく、わかりやすく伝えること。レベル2は自分自身の色を出すこと。
  • 「正しく、わかりやすく伝える」の3つのコツ
    まずはレベル1をクリアするためには3つのコツがある。
    コツ1は聞き手をプレゼンに集中させること。コツ2は聞き手を迷子にさせないこと。コツ3は全体で一つのストーリーを語ること。
  • 話し手が理解しておくべき、「聞き手が持つ3つの大前提」
    3つのコツを達成するためには、話し手だけが気をつけるだけでは不十分。聞き手の状態もしっかり把握しておくことが重要。
    コツ1の「聞き手をプレゼンテーションに集中させる」ためには、聞き手は、話し手が思っているより何倍も気が散りやすいということ理解する。
    コツ2の「プレゼンテーション中に聞き手を迷子にさせない」ためには、話し手と聞き手との理解度の隔たりは圧倒的に大きいことを認識する。
    コツ3の「頭から終わりまで一つのストーリーで語る」ためには、聞き手は自分の時間を無駄にされるのが嫌いだということを念頭に置いてストーリーを組み立てる。
プレゼンテーションの応用編〜模擬プレゼンテーション①〜

ぬま大学第5期 プレゼンテーションセミナー

プレゼンテーションの基礎を踏まえて、実際にプレゼンテーションを見て学びました。模擬プレゼンテーションをしてくださったのはぬま大学コーディネーターのお2人。
1人目はぬま大学第4期生でもある昆野哲さんから、自身が最終報告会で使用したスライドを用いてプレゼンテーションをしていただきました。その後、プレゼンテーションをやる上で工夫した点やどうやってこのプレゼンテーションが出来上がったのかを伺いました。

昆野さんのプレゼンテーションのポイントはこちら。

  • 構成は大きい話のビジョンから入り、徐々に理由を添えていく形をとっている。
  • スライドを多用する一方で、一つ一つの情報量を少なくしてテンポ良く話しをする。
  • 話が変わるタイミングでスライドの色に変化を持たせて、聞き手を飽きさせないようにする。
  • あえて沈黙を設けて話に緩急をつけることで、自分の話に集中させる。
プレゼンテーションの応用編〜模擬プレゼンテーション②〜

ぬま大学第5期 プレゼンテーションセミナー

2人目は、志田淳さんから「自身のこれまでの活動」についてプレゼンテーションしていただきました。

志田さんのプレゼンテーションのポイントはこちら。

  • 時系列に従い、起承転結で話す構成をとって、聞き手にストーリーを描きやすくする。
  • スライドは見出しのみを記載し、自分の言葉で語ることで話し手の想いがダイレクトに伝わるようにしている。
  • スライドを簡潔にすることで、話し手は視線をスライドではなく聞き手に向けやすくする。
  • 自分の話に集中して欲しい時には、スライドを一旦止め、集中する時間を設けるなど話しの緩急をつける。
クロージング

ぬま大学第5期 プレゼンテーションセミナー

2人のプレゼンテーションを見て、「スライドのデザインも話し方も凄すぎる…。」と圧倒されつつも、すぐに「もっと他の人のプレゼンテーションも見たい!」「早くプレゼンテーション作っていきたい!」と動き出すぬま大生が。

最終報告会まで1ヶ月を切り、みんなアクセル全開です!!

さあ、いよいよ次回のレポートは最終報告会です!!どんなマイプランの発表が待っているのでしょうか…お楽しみに!