ぬま大学第5期 vol.3
こんにちは!
ぬま大学第5期、受講生の柴田葵です。
7月21日(日)に、第3回講義が行われました。
早くも第5期の折り返しとなった今回は、階上にある森前林自治会館にて講義を受けました。また今回はゲストに、ぬま大学アドバイザーでもあり有限会社エコカレッジ代表取締役の尾野寛明さんをお招きしてお話ししていただきました。
前回までは『自分がどういった人間なのか』について目を向けていましたが、いよいよマイプランの作成へと進みます。
タイムテーブル
テーマ「マイプランをつくる」
13:30 オープニング
14:00 グループワーク
15:50 休憩
16:00 ゲスト講話(講師:有限会社エコカレッジ 代表取締役 尾野寛明氏)
16:45 ネクストステップを考える
17:00 ネクストステップ宣言
17:20 クロージング
17:40 閉会
参加者は、ぬま大生15名、一般聴講者3名、その他ゲスト、コーディネーター、事務局14名の総勢32名でした。
ボードゲーム
今回午前中に行われたのは、受講生の加藤広大さんによるボードゲーム会。
場所は、階上にあるゲストハウス架け橋。受講生、コーディネーターに加えて地元の方も参加し、10名が集まりました。
私が好きだったのは、『レジスタンス』というゲーム。ミッションを成功させたいレジスタンスチームと、失敗させたいスパイチームの戦いです。
人狼のように、スパイを見つけだすのがカギとなります。
スパイと疑われるかそうでないかに、その人の性格を垣間みた気がして面白かったです。
グループワーク
オープニングが終わり、早速、宿題で考えてきたマイプランを発表する時間です。
いつもとは違ったグループ編成で、1人約30分ほど時間を使って、発表、質疑応答、振り返りをしました。
たっぷり時間があったことはもちろん、普段なかなか話をしない人とも話せたことが嬉しかったです。
ゲスト講話
今回は第5期で初めて、ゲストの方が講話をしてくださいました。
尾野さんからは他地域の事例を踏まえつつ「やってみる」ことの大切さや、その際のポイントを教えていただきました。
私が特に印象に残っているのが、全くの異業種が絡み合うことによって新しいものが生まれるということ。それはなるべく遠い分野であればあるほどいいと、実際に起きた例と共にお話していただきました。
マイプランに活かせそうなことをいくつか聞けて、とても良い時間でした。
そのほかの講話のポイントはこちら。
- まちづくりはチーム戦であり、個人戦
自分自身のこともやっていくし、みんなのことも支えられる人が絶対成功する。例えばAKB。個性はバラバラでも、個々の強みを組み合わせてやっていくことでグループとしての知名度を上げている。そして、グループから離れてソロデビューしたり、プロデュースブランドを作ったりと個々の才能を生かしていく。こうやって、個人のやりたいことは今すぐに実現させなくてもいい。誰かのやりたいことに協力しながら、ゆっくりででも続けていく。ただ人のプランを協力し続けるだけだと自分のやりたいことを考えなくなってしまったり、忘れたりしてしまうから、少しづつでも続けていこう。 - 行政と民間の役割の関係性を理解すると企画が立てやすくなる
昔はなんでも行政がやってくれていて、いろんな機能を担っていた。でもこれからは行政だけでは担いきれなくなり、行政の機能は分散していった。つまり、行政から民間へトップダウンだった関係性から、今は行政と民間が網目のように繋がっていく関係性になっている。だからこそ、その分散した機能の中で自分の気になる課題を見つけ、自分ならこうやって解決していくと道筋を立てていく。結果、それがローカルアクションになっていく。 - “一歩”を踏み出すのに必要なのは覚悟じゃなくて「うっかり」
カッコつけて誰からも文句を言われないような環境を作っていくのもいいけど、いろんなことをやってみたり、ある時は決断をしないで過ごしたりするのも大事。“一歩”は意識した時よりも、うっかり、勝手に踏み出すもの。
ネクストステップを考える・宣言
マイプラン達成に向けて、具体的にどんな行動をするか。
まずは第一歩目、ネクストステップについて考えました。
個人で考えて紙に書き出したあとは、全員で円になって発表する時間に。
今期は人数が多いのもあってか、全員の話を聞く時間はこれが初めてでした。
1人1人が自分の声で宣言する姿に、私も頑張ろうと背中を押されました。
参加者のこえ
- 自分のモヤモヤを言語化できて良かったです。(ぬま大生)
- 全体でマイプランを共有できて良かったです。ちょっと焦っていたけど、尾野さんの話を聞けて落ちつきました。(ぬま大生)
- グループを変えてトークすることで、他の人からの意見がもらえてよかったです。(ぬま大生)
- うっかりの話がおもしろかったです。刺さりました。うっかりから始まることの方がうまくいくんだなと思いました。(ぬま大生)
今回学んだことは、”そんなに気負わなくてもいい”ということです。
しっかりしたマイプランを作ってちゃんと達成しなきゃと力まず、もう少し肩の力を抜いて、楽しむ事を第一にしながら頑張っていこうと思いました。