気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード 最終報告会

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード最終報告会

こんにちは、地域支援員の小町です。

2017年の10月から始まった気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード。
4ヶ月の成果発表の場となる最終報告会が、2018年1月28日(日)に海の市2階の□shipにて開催されました。
チャレンジャーたちの想いを聞き、考え、応援するプレゼンイベントである「気仙沼チャレンジャーズピッチ」とコラボし、高校生がマイプロジェクトを発表するだけでなく、応援者も募るような場になりました。
今回はその様子をお伝えします!

最終報告会でやったこと

13:30 オープニング
14:05 高校生によるマイプロジェクトプレゼンテーション(第1部)
14:55 高校生によるマイプロジェクトプレゼンテーション(第2部)
16:00 Specialワークショップ「高校生チャレンジャーをみんなで応援しよう!」
16:30 表彰式
17:00 クロージング、参加者と高校生の交流タイム
17:30 チェックアウト
18:30 終了

当日は、一般聴講者の他、発表を行った高校生、審査員を含め、104名が会場に集まりました。

オープニング

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード最終発表会
4ヶ月間の歩みをまとめたムービーから、会は開幕。
会場が一気に盛り上がり、高校生への応援にもつながりました。
また、今回の司会は、ぬま大学2期生であり、気仙沼の高校生マイプロジェクトアワードの伴走サポーターとしてお手伝いいただいた、中村かれんさんに務めて頂きました。
菅原茂市長から開会のご挨拶を頂いたあとに、認定NPO法人カタリバ ディレクターであり、本会の審査員も務める菅野祐太さんより、「全国マイプロジェクトアワード」についてや、マイプロジェクトそのものの意義について、お話頂きました。

会場の空気も暖かくなってきたところで、いよいよ高校生の発表に移ります。

高校生によるマイプロジェクトプレゼンテーション

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード最終発表会
いよいよ、高校生のマイプロジェクトの発表が始まります。
第1部3名、第2部4名の計7名の高校生が、4か月間の成果を発表しました。

一人の発表が終了する度に、4名の審査員の皆様からお2人ずつ、コメントや質問を頂きました。
審査員を務めていただいたのは、以下の皆様です。

審査員の皆様からは、高校生のマイプロジェクトを後押しするようなコメントをたくさんいただきました。

7名のプレゼンテーションが終了後は投票の時間。
参加者の皆さんから、一番応援したいと思ったマイプロジェクトに対して一票を投じていただきました。
この投票で最も得票が多い人に、「共感賞」が送られます。

Specialワークショップ

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード最終発表会
最終報告会のもう一つの大きなプログラムとして、Specialワークショップを実施しました。
「高校生チャレンジャーをみんなで応援しよう!」をテーマとし、発表した高校生と参加者の方が混ざってグループを作り、わいわい話し合う時間です。
参加者の方には事前にコメントシートを配布しており、「感想」と「協力できること」を発表者1人1人に対して書いて頂きました。
そのコメントシートを直接高校生に手渡ししつつ、付箋を使いながら、今後どうすればもっと高校生のマイプロジェクトがよくなるか、をグループで話し合ってもらいました。

また、その裏では、審査員の皆様による審査会が行われました。この審査会を通して、「市長賞」が決定されます。

表彰式

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード最終発表会

盛り上がったSpecialワークショップ。
終了後は、いよいよ最後のプログラムとなる表彰式へと移ります。
審査会によって決められた「市長賞」、会場投票をもとに決められた「共感賞」、そして、今回は審査会にて特別に授与が決定された「審査員特別賞」がそれぞれ授与されました。
受賞者は以下の方々です。

  • 市長賞 吉田成希さん
  • 共感賞 伊藤夕妃さん
  • 審査員特別賞 伊藤文華さん

賞を取った高校生も、取れなかった高校生も、本当に素晴らしいマイプロジェクトを考え、実践をしていることに変わりはありません。
この報告会が高校生たちにとって、良いスタートになってくれたらいいなと思います。

チェックアウト

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード最終発表会

最後に、いつものように円になって、チェックアウトの時間。
マイプロジェクトアワードのプログラムとしては最後となるチェックアウトは、スタートアップ合宿からの4ヵ月間を振り返りどうだったか、今どんな気持ちかを発表し合いました。
発表しながら、思わず涙ぐむ大人のスタッフがちらほら。
4ヵ月の中で、一番感極まるチェックアウトになったのではないでしょうか。

参加者のこえ
  • 自分が高校生の時には考えられないようなしっかりとした考えを持ち、それを形にしていると感じました。(参加者)
  • 気仙沼の高校生の面白さと、それを見守り期待する気仙沼の大人の方々の様子を知ることができ、学びがありました、すてきなまちですね!(参加者)
  • 全員、とてもすばらしい発表でした。とてもレベルの高い発表で、驚き、感動しました。気仙沼の高校生に無限の可能性を感じました。(参加者)

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード最終発表会

集合写真は、ご来場いただいた皆様も一緒に。
これだけ多くの人が、高校生の活躍に注目し、協力したいと感じているんですね。そういう空気感が溢れた会になりました。
これから高校生たちはマイプロジェクトの実行に向けて動いていきます。
今後も気仙沼の高校生から目が離せません!ぜひ、これからも高校生たちの応援をよろしくお願いします。