ぬまトーーク vol.8

ぬまトーーク vol.8

こんにちは、地域支援員の矢野です。
2017年7月5日(水)に、ぬまトーークvol.8を開催しました。

今回のテーマは「気仙沼の農業を考える」。

こちらのテーマ、完全に私の趣味です。(笑)
日々の食卓で口にする野菜や、お肉、お米など。農作物は、私たちの生活に欠かせないものですよね。
気仙沼といえば水産業が盛んですが、今回は農作物を栽培する「農家さん」に着目してみました。
港町であるからこその「気仙沼らしい農業」とは?
今、気仙沼で活躍されている若い農家さん2人をゲストにお呼びし、楽しくトーークしていただきました。

ぬまトーークvol.8でやったこと

テーマ「気仙沼の農業を考える」
19:00 開会
19:10 アイスブレイク
19:15 ゲストトークセッション
19:30 ワークショップ
●個人ワーク:アイデアの種を探そう
●グループワーク:アイデアをかたちにしよう
●発表:グループごとにアイデアを発表
21:00 クロージング
21:05 終了

参加者は、なんと、過去2番目に多い35名。いつもは4、5グループに分かれて行うワークショップも、今回はグループが7つもできちゃいました!会場のはしからはしまで使ってテーブルと椅子をセッティング。
そして、参加者のほとんどの方が「農業に興味がある!」とのこと。
想像していた以上に「農業」への関心が高く、主催者もびっくり!とても嬉しかったです。

アイスブレイク

ぬまトーーク vol.8

まずは、グループのなかで自己紹介。
今回のテーマにちなんで、それぞれが好きな農作物をプレゼンしてもらいました!

ゲストトークセッション

ぬまトーーク vol.8

普段なかなか出会う機会の少ない農家のお2人をお呼びしました!
左:階上いちご農家 三浦拓也さん
右:松岩野菜農家 齋藤憲介さん
お2人とも30代という、農業界では数少ない若者農家さんです。

司会者からゲストへ伺ったのは、こちらの4つの質問です。

  • 農家のお仕事とは?(普段どんなことをしているの?)
  • 農業の魅力と課題
  • 今、挑戦していること
  • 「気仙沼らしい農業」とは?

ぬまトーーク vol.8

「体力の限界が来たときが仕事の終わり」と答えるお2人。
齋藤さんは、きゅうりの箱詰めをしていて、きゅうりを手に握って10分寝落ちしたら「やめ時」だそうです。忙しい時期は、一睡もできない日が3ヶ月続くこともあるそう。

三浦さんは、新しい品種のいちご栽培に挑戦されているとのこと。例えば、「桃薫(トウクン)」という、ピンク色の、香りも味も桃にちかい品種は、本当に桃のようにみずみずしくて甘い、美味しいいちごです。みなさん、ぜひ一度食べてみてくださいね!

「水産業に便乗していく農業」が「気仙沼らしい農業」だと思う。
水産加工の工場で1番使われている野菜、生姜の栽培に挑戦されている齋藤さん。「生姜もしかり、水産業にのっかるような農業を仕掛けていければ良いと思う」と答えてくださいました。

ワークショップ 個人ワーク

ぬまトーーク vol.8

農家のお2人からお話を聞いた後は、参加者のみなさんが主役になります!
お題に沿って、自身のアイデアをたくさん出していきます。
今回のお題は「気仙沼の農作物をより多くの人に食べてもらうには?」
どういう機会があったらいいか、アイデアを付箋に書き出してもらいました。

ワークショップ グループワーク

ぬまトーーク vol.8

個人ワークで考えたアイデアをグループの中で共有。
みんなで出したアイデアを組み合わせたり、深掘りして、グループでひとつのアイデアにまとめていきました。
こんな面白いアイデアが生まれましたよ!

ぬまトーーク vol.8

ぬまトーーク vol.8

最後に、グループごとにアイデアを発表。

ぬまトーーク vol.8

今回は、ゲストのお2人から各グループのアイデアを聞いて、一言コメントをいただきました。

参加者のこえ
  • 今まで知らなかった農家さんの苦労をしり、感謝の気持ちが強まりました。
  • カコクな中でも生産者の笑顔が輝いて見えました。
  • 「気仙沼の水産業とコラボできる農業」というのは新しいワードでした。
  • 気仙沼産の野菜を買いたくなりました。

 
ぬまトーーク vol.8

興味・関心が同じ仲間と、そのことについて語る。
「これができたらおもしろい」を語る。

たくさんの笑顔があふれる2時間でした。
次回のぬまトーークもお楽しみに!