ぬま大学第2期 vol.4

ぬま大学第2期 vol.4

こんにちは、地域支援員の矢野です。
ぬま大学第2期の第4回は、2016年9月10日(土)に、気仙沼市本吉地域にある「モ~ランド本吉」にて開催されました。52haの牧草地が広がる大自然のなかで、うさぎやポニーなどの動物とふれあうことができる、私の大好きな癒しスポットです。ぬま大学講義の日は、なぜかいつも必ず晴れます。この日もとても気持ちが良い快晴で、絶好のモ~ランド日和でした。

第4回でやったこと

テーマ「マイプランを鍛える~プラン・アクションを起こそう~」
13:30 開会、事務局挨拶
13:40 ゲスト講話(NPO法人底上げ理事 成宮崇史氏)
14:30 グループワーク
16:00 実践プラン作成ワークショップ
17:10 クロージング
17:30 閉会
参加者は、ぬま大生8名、一般聴講者7名の15名でした。

ゲスト講話

ぬま大学第2期 vol.4

第4回ゲストは、NPO法人底上げ理事 成宮崇史氏。このぬま大学第2期にて、受講生と伴走するコーディネーターでもあります。NPO法人底上げでは、気仙沼市内と、おとなり南三陸町にて、高校生の主体性や郷土愛、自己肯定感を育むことを目指し、「まちのために何かしたい」と考える高校生の活動を支援されています。
成宮氏には、ご自身の原体験から始まり、現在の活動に至るまでの経緯を、これまで積み重ねてきた「小さなアクション」をもとにお話しいただきました。
特に受講生が学びになったことは、「仲間がいることの大切さ」と「行動することの大切さ」です。
こちらに、印象に残った成宮氏の言葉をご紹介します。

  • これまで底上げの活動をしてきて、壁にぶつかったことが無い。悩んだ時はとにかく仲間と語り合っていた。仲間と語り合うことで、壁にぶち当たる前に新しいことに向かって活動をし始めていた。語り合う上で大事なことは、自分の想いを話すことである。
  • とにかく「動くこと」が大事である。動いて気づいたこと、わかったことは仲間と話し合って解決する。まずは動かないと意味が無い。動くことが、メッセージである。人は動き続け、変わっていかないとつまらない人になってしまう。
ワークショップ

ぬま大学第2期 vol.4

1グループ6~7人の3グループに分かれて、ぬま大生がマイプランについて7分間プレゼンをし、それに対してグループの人から質問や、コメント、フィードバックをもらいます。「大自然の中でワークをしたい!」と、2つのグループが外に出ていくという異例の事態。芝生の上に座りはじめるグループも。
ワークの中では、なかなか「自分のやりたいこと」が見つからず悩んでいる姿や、「自分のやりたいこと」が固まってきて、自信をもって楽しそうにプレゼンをする姿、実践をした結果、新たな課題が見つかり悩む姿など、さまざまな受講生の姿が見られました。

実践プラン作成ワークショップ

ぬま大学第2期 vol.4

受講生が、これから最終報告会までに行う「小さな実践プラン」をワークシートに沿って作成しました。ワークシートには、「実践の狙い」、「実践内容」、「実施対象」、「実施場所」、「実施スケジュール」を記入します。
ワークシートを書き終わった後は、受講生が担当コーディネーターのもとに集まって、作成した「小さな実践プラン」を共有し、フィードバックをもらいました。
そして最後に、受講生全員が「小さな実践宣言」をみんなの前で行い、実践に向けての熱い想いを語りました。

参加者のこえ
  • 実際にやろうと思っていてもできないことを、こういった場で発言することによって、実現するモチベーションが湧いてきます。(ぬま大生)
  • みなさん、想いがあって、「やりたい!」があって、でも悩みや葛藤があって、なんとかやろうとしていて、めちゃくちゃかっこいいです!(一般聴講者)

ぬま大学第2期 vol.4

次回、最後の講義となる第5回のテーマは「マイプランを磨く~自分なりのマイプランへ~」です。これまでもやもやを抱え、悩み、葛藤を続けてきたぬま大生。ひとつの区切りとなる最終報告会に向けて、今度の成長に目が離せません!