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ぬま歩きをはじめよう

ぬま歩き 地元学

熊本県水俣市。水俣病に対する偏見や差別により、地域が疲弊してしまったまちで、住民主体のまちづくりが始まりました。「ないものねだりをやめて、あるもの探しをしよう」。水俣では、まずはまち歩きを通して地域にあるものを見直し、地域の資源を活かした形で地域の再生を図りました。

気仙沼市では、水俣の事例を基にまち歩きを実施してきました。そして、気仙沼オリジナルのまち歩き、通称ぬま歩きのノウハウをまとめました。「もっと地域を知りたい」「地域の人とつながりたい」そんな想いを持っている方はこのノウハウを参考にしながら、ぜひ自分の地域を歩いてみてください。

まち歩きってどうやるの?

全体のながれ

1.準備する
2.歩く
3.まとめる
4.発表会をする
5.みんなで話す
6.地域の方と共有する

1.準備する

ぬま歩き 準備物

  • 日程、歩く地域、発表会場などの場所を決めます。歩く地域は小さい集落単位が目安です。
  • まち歩き実施日に地域を案内してくれる方に声をかけます。例えばおもしろい漁師さん、元気なお母さんなど、色々な人にお願いしてみましょう。
  • 地域の若者、市外の若者(大学生・移住者等)に参加を呼びかけます。特に市外の若者の視点はまち歩きに必須!
2.歩く

ぬま歩き2013 気仙沼市唐桑地域小鯖1区

  • 案内してくれる方の話が聞きやすいように、3~6人の少人数の班に分かれます。
  • 地域をくまなく歩き、参加者は小さなところにも目を向け、とにかく疑問・驚きを投げかけましょう。メモや写真は忘れずに。
3.まとめる

ぬま歩き2013 気仙沼市唐桑地域小鯖1区

  • 色々な方法で、楽しく、見やすく、まち歩きで発見したものをまとめます。
  • 例えば、
    ・発見したものの説明や感想をA4用紙にまとめる。
    ・画用紙に絵や写真を貼ってまとめる。
    ・模造紙に地域の地図を描き、発見したものを絵や文で記入する。
    などの方法があります。
4.発表会をする

ぬま歩き2014 気仙沼市唐桑地域松圃3区

  • 地域の住民さんを集め、まち歩きを通して発見した「地域にあるもの」を発表します。
5.みんなで話す

ぬま歩き2013 気仙沼市唐桑地域小鯖1区

  • 発表会のあと、まとめたものを見ながら住民さんと話し合います。
  • まち歩きで得られなかった情報や、他の住民さんからの補足、修正があれば、まとめたものに付け足します。
6.地域の方と共有する

ぬま歩き 資源ノート

  • まち歩きが終わったあとは、地域の住民さんにまとめたものを共有します。
  • 例えば、
    ・発見したものを一冊の本にまとめ、地域の住民さんに全戸配布する。
    ・集会所や公民館にまとめたものを置いてもらう。
    などの方法があります。

更に詳しく知りたい方は、ノウハウをまとめたこちらの資料をご覧ください。

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