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ぬま大学第5期 vol.4

ぬま大学第5期 vol.4

こんにちは!
事務局の平田です。

9月8日(日)に、第4回講義が行われました。

今回は気仙沼市新魚市場にある水産振興センターにて開催しました。ぬま大学も後半戦ということで、ぬま大学OB・OG生の力を借りながらマイプランを掘り下げていきました。そして、ぬま大学OB生の金野諒さんに当時実践していたマイプランについてお話ししていただきました。

タイムテーブル

テーマ「”誰のため”を考える」
13:30 オープニング
14:10 グループワーク
16:00 休憩
16:10 ゲスト講話(講師:ぬま大学第4期生 金野諒氏)
16:40 ネクストステップを考える
16:50 ネクストステップ宣言
17:20 クロージング
17:45 閉会

参加者は、ぬま大生14名、ぬま大学OB・OG生10名、その他コーディネーター、事務局12名の総勢36名。
前回形作られたマイプランをより具体的にするために「自分のプランで誰を幸せにしたいのか」を軸に考えを深めていきました。

オープニング

ぬま大学第5期 vol.4

5期生のために集まったOB・OG生はなんと10名!1期生から4期生まで大集合。
久しぶりの再会や新たな出会いから、和気あいあいとしたあたたかな雰囲気で講義がスタートしました。

グループワーク

ぬま大学第5期 vol.4

オープニングで打ち解けた後に、マイプランをコーディネーター、OB・OG生とともにブラッシュアップしていきました。
前回同様1人30分ほど時間を設け、今考えているプランを話したあとにフィードバックを出し合います。
OB・OG生はプランを磨くアドバイスはもちろんのこと、どうやったらプランをやる人自身の個性がもっと出てくるのかを親身になって考えていたことが印象的でした。会ったばかりだからこそわかる個性を掴み、どんな人をターゲットにした方が良いかを的確にアドバイスしていました。そのアドバイスに「そう、そうなんですよ〜。」と嬉しそうに話す5期生の姿から、素敵な関係性の中でマイプランを磨いていくことの楽しさを目の当たりにしました。

ゲスト講話

ぬま大学第5期 vol.4

ゲスト講話はぬま大学第4期生の金野諒さん。

自身が働く障がい者施設の利用者さんをターゲットに「利用者さんが地域の中で自分の生きがいを見つけることができる」をビジョンに掲げて作ったマイプラン。自分の人生を変えるきっかけをくれた仲間(地域の若者)を利用者さんと施設職員につなぐ交流の場を作ることで、利用者さんの生きがいを引き出すマイプランがどのように広がっていったのかをお話ししていただきました。
また、ぬま大学が終わった後、マイプランはどうなったのかもお話ししてくださいました。

講話のポイントはこちら。

  • マイプランのターゲットとターゲットの変容
    ターゲットは障がい者施設の利用者さん。毎日、利用者さんにリハビリを行う中で、利用者さんにとっての幸せは”リハビリをして歩けるようになる”ことなのかと疑問に感じるようになった。考えた末に”利用者さんのやりたいと思ったことができる”ことが幸せなのではないかと仮説を立て、ターゲットを利用者さんに決めた。
    プランを進めていくにつれて、普段会えない人々との交流から、いつもは見せない表情を見ることができたり、何に関心があるのかが分かったりできるようになった。そして、どんどん雰囲気が柔らかくなり、「あの人に、また会いたい」といった言葉が出てくるようになった。マイプランを実行したことで緩やかな変化ではあるが、利用者さんにいい刺激をもたらしていると感じた。
  • マイプランの広がり
    自分が、地域の仲間と利用者さん、職員との最初のつなぎ役になって交流のハードルを下げたことで2つの変化が起こった。
    まず1つ目は信頼する仲間の変化。当初は施設で何かをすることに不安を抱いていた仲間が、一度施設を訪れて利用者さんの明るい表情を見たことによって、「新しい仲間を連れてまた来たい」と言ってくれるようになった。これは「自分が仲間をつなぐ役に徹しよう」と思っていたプランでは思い描いていなかったことだった。
    また2つ目は施設職員の変化。仲間が施設に来てくれたおかげで、最初は時間的な制限から乗り気でなかった職員に余白が生まれ、やれることからやってみようというスタンスが生まれた。職員自身のできることをいかした企画や、バルーンアートを習って披露するなどの予期していなかったいい流れが生まれた。
  • マイプランのその後と今後の展開
    マイプランは今もまだ続いていて、大学生や地元の太鼓団体が訪れるといった交流が続いている。最初は”今まで関わったことのある自分の仲間をつなぐ”ことを意識していたが、今では”新しく関わった人をどう利用者さんにつなぐか”を意識するようになった。またその意識の変化から、交流が”利用者さんの誰か一人に響けば良い”と思っていたが、”ある一人に響かせるためには誰との交流を作るべきか”を考えるようになっている。
ネクストステップを考える・宣言

ぬま大学第5期 vol.4

半日話し合っていく中で気づいたことを、どうやって行動に落とし込んでいくのかを考え、最初の1歩を宣言する時間です。

前回よりもネクストステップがより具体的に、そして人をどんどん巻き込むようなものへ。また”宣言・行動して振り返って、また宣言すること”を繰り返すことで、1ヶ月で自分ができることを体感して学び、自分にあったネクストステップを宣言しているように思いました。ぬま大生の成長たるや…!

参加者のこえ
  • 受講する度に考えが深まり全然プロジェクトが決まらないことが、まだまだ足りないものがあるんだなーと良い意味で嬉しいです。(ぬま大生)
  • 新しいメンバーに発表するので色々な新しい意見を聞いて、新しく気づいたことがありました。(ぬま大生)
  • いろいろな意見が聞けて、ネクストプランに必要なことがわかりました。(ぬま大生)
  • ぬま大学第5期 vol.4

    いよいよ残す講義もあと1回!
    やればやるほど、壁にぶち当たっているぬま大生を次回も全力で応援します。