ぬま大学第5期 オープンアカデミー

ぬま大学第5期 オープンアカデミー

こんにちは!
事務局の平田です。

ぬま大学本講義の合間に行っている特別企画の第1弾、「ぬま大学オープンアカデミー」の様子をお伝えします!
ぬま大学オープンアカデミーとは、マイプラン作成の参考にするために、すでに行われている先進事例を見に行くフィールドワーク型のプログラムのことです。
今回のオープンアカデミーは2019年10月14日(月)に行われ、今年のフィールドは気仙沼市でした。
気仙沼市にはアクションを起こし続けている先輩達がたくさんいます。けれども、近くにいるからこそ実はお話を聞けてなかった、なんてこともあります。そんな様々なアプローチでまちをよくしようとしている先輩と出会い、お話を聞くことで、活動の原動力は何かを探り、マイプランの思わぬヒントを得る機会となりました。

タイムテーブル

9:00 共通講座①
11:00 選択式講座 クラスA/クラスB(同時開催)
14:00 共通講座②
16:00 選択式講座 クラスC/クラスD(同時開催)
18:00 振り返り

参加者は、ぬま大生7名、ぬま大学OG生1名、その他コーディネーター、事務局7名の総勢15名。
気になる先輩を自分で選んで話を聞きに行きました。
実際に先輩が活動している場所やイベントに行って話を聞くことで、より先輩のアクションを体感しながら学ぶことができる機会となりました。

共通講座①

ぬま大学第5期 オープンアカデミー

共通講座①の講師は、気仙沼市震災復興・企画部長の小野寺憲一さん。
小野寺さんは気仙沼市役所における様々な事業の仕掛け人です。行政的な視点と民間的な観点の両方を併せ持つスーパー行政マン。20年以上、市職員としての立場からまちづくりを見つめてきた小野寺さんだからこそ見える「今の気仙沼が持つ課題や可能性」について教えていただきました。

選択講座 クラスA

ぬま大学第5期 オープンアカデミー

クラスAの講師は、農家の齋藤憲介さん。
齋藤さんは松岩の農家さんで、家族ぐるみで農業を営んでいらっしゃいます。
ちなみに気仙沼で売られている野菜苗のほとんどは憲介さんの出荷物なんですよ!
そして、港町・気仙沼で魚の加工によく使われる「しょうが」。しょうがは暖かい地方が名産地なのですが、数年前から、気仙沼産しょうがづくりの挑戦を続けている方です。農家として楽しいこと・大変なことや、気仙沼産しょうがを通してまちに貢献したい思いを伺いました。

選択講座 クラスB

ぬま大学第5期 オープンアカデミー

クラスBの講師は、株式会社介援隊 代表取締役の堀内真介さん。
堀内さんは震災前から現場職員として介護の現場に従事していましたが、震災後に「地域の介護」に対して様々な問題意識を持ち、一念発起で起業された方です。そしてこの8年で会社を急成長させた、気仙沼の介護分野におけるイノベーター!さらに現在は、全く新たな事業を立ち上げられました。
また、気仙沼青年会議所にも在籍し、まちづくりにおいても多方面で活躍している多彩な先輩です。経営者として、まちづくりの先輩として、まちに対する熱い思いを話してくださいました。

共通講座②

ぬま大学第5期 オープンアカデミー

共通講座②の講師は、駅前通りみちくさプロジェクト企画者の小山弘二さん。
町のスキマ空間といろんな人のスキが結びつく「みちくさプロジェクト」。気仙沼のまちなか空間を色々な特技を持った方たちに使ってもらい、来場者に町の中で「みちくさ」してもらおう!という趣旨の小さな社会実験を繰り返し実施してきました。
今年度からは駅前通りでも商和会さんと共にみちくさプロジェクトを開催しており、ちょうどこの日は「駅前みちくさポケモンジムというイベントを実施していました。そんな小山さんから「みちくさプロジェクト」のお話、またそれを実現させるための企画会議「みちくさ企みナイト」のお話を聞きました。

選択講座 クラスC

ぬま大学第5期 オープンアカデミー

クラスCの講師は、aqua labo kesennumaの菅原理香さん。
気仙沼の海をイメージしたハンドメイドアクセサリーのお店「aqua labo kesennuma」の店主である、菅原さん。震災の時にお世話になった人たちに向けて何かお礼にと、キーホルダー作りを始めたことがお店のきっかけだそうです。
菅原さんのすごいところは、「やりたいこと」をやり続けて、それがどんどん地域に広がっていっていること!アクセサリーのワークショップが観光コンテンツになったり、ハンドメイドを集めた手作りのイベントは市内外の人を集める大きなイベントになっています。自然な形で「好き」をやり続けることで、まちとどんどんつながっていった先輩のお話を伺いました。

選択講座 クラスD

クラスDの講師は、一般社団法人気仙沼観光コンベンション協会の加藤英一さん。
元ホテル望洋の社長を務め、以前は青年会議所の理事長として活躍し、今もなお観光やまちづくりに尽力されている加藤さん。
加藤さんは自分が楽しい・やりたいと思うことを突き詰め、そこにいろんな仲間を巻き込みながら形にしていくユニークなまちづくりを実践してきました。そして、コーディネーターの成宮さんが震災直後から大変お世話になっている、気仙沼の父親のような存在でもあります。
そんな加藤さんには、震災前に「自身の思い」を原動力にした面白いまちづくりについてお話ししていただきました。

振り返り

ぬま大学第5期 オープンアカデミー

フィールドワークが終わって、□shipにて振り返りを。
各講座で心に残ったことを書き出して、1人ずつ共有しました。
どの気づき・学びもマイプランにつながり、さらなるアクションの後押しになったようでした。

 
オープンアカデミーの他にも、ぬま大生のアクションに一役も二役もかう特別企画はまだまだあります!レポートをお楽しみに!