ぬま大学第4期 オープンアカデミー

ぬま大学第4期 オープンアカデミ

こんにちは、地域支援員の小野寺です。
ぬま大学の本講座の合間に行っている特別企画、その第2弾である「ぬま大学オープンアカデミー」についての様子をお伝えします!ぬま大学オープンアカデミーとは、マイプラン作成の参考にすべく、すでに他地域で行われている先進事例を見に行くフィールドワーク型のプログラムのことです。
今回のオープンアカデミーは、平成30年10月27日(土)~28日(日)の2日間を使って、岩手県釜石市で地域のために活動している4つの団体を訪問してきました。

オープンアカデミーでやったこと

◆1日目(10月27日)
10:30 出発
12:30 ランチ@峠の茶屋
14:00 訪問先① 一般社団法人ユナイテッドグリーン
16:30 訪問先② co-ba kamaishi marudai
18:00 宿舎着・懇親会

◆2日目(10月28日)
7:30 起床・朝食
8:30 宿舎出発
9:00 訪問先③ さんクル(三陸×サイクル)Kamaishi
11:00 訪問先④ 釜石市役所オープンシティ推進室
13:00 ランチ@創作農家こすもす
14:00 振り返りワークショップ
15:30 釜石出発
17:30 気仙沼着・解散

ぬま大学第4期生5名、コーディネーター4名、事務局3名の合計12名が参加しました。

訪問① 一般社団法人ユナイテッドグリーン 山田周生氏

ぬま大学第4期 オープンアカデミー

最初の訪問先は、一般社団法人ユナイテッドグリーン 山田周生さんです。スポーツジャーナリストとして世界を駆け回っていた代表の山田さんは、東日本大震災のボランティアをきっかけに釜石へ移住し、現在、持続可能な環境と地域づくりを目指して活動をされています。ソーラーやバイオマスでの自然エネルギー発電の開発や、地域の方と一緒に栽培している菜の花の油を使った商品の開発・販売をするなど、多岐にわたる活動の現場を視察しました。

訪問② co-ba kamaishi marudai 宮崎 達也氏/神脇 隼人氏

ぬま大学第4期 オープンアカデミー

釜石大観音の真下、仲見世商店街にある店舗をリノベーションし、シェアオフィスco-ba kamaishi marudaiを運営している代表の宮崎さんと、地域おこし協力隊として移住してきた神脇さんからお話を伺いました。現在はシャッター商店街になってしまっている仲見世商店街の様子や、そこからどのように今の事業を始めるようになったのかという経緯を伺いました。お話を聞いた後は、商店街内の空き店舗を案内して頂き、今後オープンする予定の民泊施設の内装を見せていただきました。

訪問先④ さんクル(三陸×リサイクル)Kamaishi 福田 学氏

ぬま大学第4期 オープンアカデミ

地域おこし協力隊として2017年に移住し、釜石の文化や自然を体験してもらうツアー事業「さんクル(三陸×サイクル)Kamaishi」の立ち上げ準備中である福田さんの活動を視察しました。冒頭は、福田さんがこれから事業化する予定のツアールートを実際に案内していただきました。釜石の文化や自然についての解説を聞きながら、まちを自転車に乗って移動しました。後半は福田さんが事業立ち上げに至った経緯や思いをお話しいただきました。

訪問先④ 釜石市役所オープンシティ推進室 石井 重成氏

ぬま大学第4期 オープンアカデミー

最後の訪問先として、釜石市役所の石井さんから、釜石市全体の復興プロセスや現在の注力施策、今後の方向性などについてお話を伺いました。また、石井さんも移住者であり、移住当時のエピソードや現在の役職に至るまでのお話も併せて伺い、ご自身の原動力などを教えていただきました。

振り返りワークショップ

ぬま大学第4期 オープンアカデミー

すべての訪問終了後、参加者全員で学びの共有会を行いました。各訪問先にいってみて、それぞれどんな学び・気付きがあったかなどをまとめ、3~4人の3グループに分かれ、各グループ内で発表しました。

私にとって、1度しか訪れたことがない釜石。一見、栄えているイメージを持っていましたが、実際はとてものどかで自然に溢れているところでした。釜石市内を案内していただいた時に「鮭の遡上」を見ることができて、とても興奮したと共に地元の方にとってはこれが”当たり前”に見えてきた光景なんだなと実感しました。気仙沼にとって”当たり前”じゃないことを自分自身が”当たり前”にしているんじゃないかと、自分自身も考えさせられる視察になりました。

ぬま大学第4期 オープンアカデミ

次回、いよいよ最終報告会です!
どうぞお楽しみに~!